四六判 / 286ページ / 上製 / 価格 3,520円 (消費税 320円) ISBN978-4-588-35005-4 C1020 [2011年04月 刊行] 近年における歴史研究のさまざまな方法・アプローチを概観し、個々の研究者の提起する方法を内在的に理解し批判しつつ、歴史学の未来のために、それをいかに活かすべきかを検討する。歴史学における人文学的研究の多大な影響、歴史の主体の地球的広がりがもたらしたポストコロニアル的な観点など、E. H.カー『歴史とは何か』(岩波新書)以降半世紀の変化と発展をふまえて展開する史学方法論の好入門書。 ノーマン・ウィルソン(ウィルソン ノーマン)1994年,U. C. L. A.にてPh. D.(History)取得.2001年にノースカロライナ州のMethodist College准教授,2003年にペンシルヴェニア州のMessiah Colleg

羊土社では,初めて科研費を申請する研究者,慣れていない研究者へ向けて,科研費の概要・応募戦略の立て方・申請書の書き方などを解説した単行本『科研費獲得の方法とコツ』(現在は第5版)を刊行しています. ここでは,常に変更している科研費の制度に関して,本書の内容から更新された情報を,著者の児島将康先生に「速報」として随時紹介していただきます.ぜひ定期的にチェックしてください. また,下の方には,実験医学に掲載された,本書のもとになった連載を公開しています.本連載をもとに,書籍には,具体的な実例やポイント,最新の内容などを大幅に書き加えていただきました. なお,研究費や英語,統計など,研究生活を応援する情報をお届けするポータルサイト『Smart Lab Life』では,本書第5版から一部を抜粋・改変したいくつかのWEBコンテンツを掲載しております.こちらもあわせてご覧下さい.(編集部)
2010年10月5日の“The Chronicle of Higher Education”に、デジタル形式での歴史研究の発表を巡る問題が掲載されています。記事では、アメリカ歴史学協会の“Robert Townsend”氏による、4,000名の歴史研究者を対象とした調査を紹介しており、その調査対象者の多くがデジタル形式での研究成果(例えば、インタラクティブな地図やオンラインデータベース等)の発表に挑戦したいと考えているものの、それをオンラインで発表できる学会誌がごくわずかしか存在しないことを指摘しています。そのため、現在、デジタル形式で歴史研究を行っている研究者は、その成果の多くを伝統的な学会誌以外の領域で、すなわちブログやWikipediaなどで公開しているとのことです。また記事では、デジタル形式で歴史研究を発表できるようにするためのプロジェクト“Sustaining Digital H

皆さま、お元気ですか? ブログを開設して以来、な~んと初めて約1カ月のご無沙汰をしてしまいました。この間、いろいろあった(はずな)のですが、もうすっかり忘れてしまいました。最新情報だけちょこっとお知らせいたしますと、昨日まで10日間ほど東京に滞在していました。JMMをご覧の方々ならお気づきでしょうが、六本木にある国際大学グローバルコミュニケーションセンターさんで、ちちちちちっこいワークショップをやらせていただきまして、5月の北京読書会の時のようにアジってきました。ここでは、同センターの研究員でおられる庄司さん(ツイッターアカウント:@mshouji)にお世話になりました。 実は庄司さんはもともとJMMの読者であられ、昨年夏に北京での調査研究ツアーの前に、北京でのアポ手配を進めた某日本電子機器会社のH氏に、「北京でこの人に会ってみたい」とわたしの原稿を差しだし、有名人でもないわたしの面会手配
思いは言葉に。はてなブログは、あなたの思いや考えを残したり、 さまざまな人が綴った多様な価値観に触れたりできる場所です。

4月15日の記事で紹介した、IPCCに関する日本学術会議主催のシンポジウムに、聴衆のひとりとして参加した。 このシンポジウムの結果、参加者が何かの結論に合意した、ということは言えない。合意を得ることをねらった進行ではなかった。 「IPCC第4次報告書(AR4)の第2部会のアジアの章のヒマラヤの氷河の将来見通しに関する部分がまちがっていたことが確認された」とは言えるかもしれないが、それは1月20日にIPCC自体が声明を出した時点で確認ずみだったと言ってよい(このブログの1月25日と2月10日の記事参照)。なお、もしこのことを「IPCC報告書はまちがっていることが確認された」と表現したら、論理的には正しいかもしれないが実際的に不当だと思う。ふつう、千ページのうち1ページ分がまちがっている本のことをそんなふうには言わない。「まちがっている箇所があったことが確認された」というのならばよいが。 IP
日本の科学のために、僕も書いておこう。 以下のブログを読んで、あまりに腹がったので。 緊急メッセージ、未来の科学ために – 科学政策ニュースクリップ 結論から言うと、「こんな文章を人様に送るな。」 これを書いた人は、どこの誰か知らないけど、「僕はかなりイラっときました。人の時間を無駄にするなと。 個人的には、「当たり前のことを読まされて、時間を無駄にされた。」こと。 全く意味のない文章を人さまに送っていること。僕は、こういう文章をスパムと判断する。 これを書いた人は、研究者なのか、学生なのか知りませんが、まず、社会人の常識から。 ・「結論を先に書く。」 読む人も暇じゃない。読む人のことも考えて。 ・「自分の意見と、具体案を出す。」 反論とか意見とか言われても、どーすればいいかわかりません。具体的にどうするべきなのかを書く。 この文章、結論もないし、提案もないよね? なので、何がした
Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, PN400N @Santa Monica, CAアメリカで研究するようになって最も驚いたことの一つは、日本では考えられないほど生産性の高い研究者が存在することだ。 たとえば僕がローテーションして、最後までそこでdissertation work(博士論文のための研究、活動)をすることにするか迷っていたあるラボ。そこはポスドク、テクニシャンを含めて(註:undergraduate=学部生は殆どアメリカの研究室には居ない)たった5人でやっているにもかかわらず、毎年5-6本ぐらいはペーパーを出し、ほぼ全て一流紙。多いときは年に2本ネイチャーに出し,一本は表紙になったりしていた(#)。 しかも良く日本では見かける深夜も土日も働いて、朝はどちらかというと崩れ気味、みたいな重労働系の生活ではなく、普通に朝来て、「うーん今日は狂ったよ

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