車いす利用者がスムーズに航空機に搭乗できるよう、国土交通省は10月から、航空各社に支援設備の完備を義務づける方針を決めた。昨年、車いすの男性がいったん搭乗を断られたり、腕の力でタラップの階段を上らされたりする事態が発生。東京五輪・パラリンピックを控え、バリアフリー対策が急務と判断した。 昨年6月、大阪府の木島英登(ひでとう)さん(45)が車いすで関西空港から奄美行きのバニラ・エア便に乗ろうとした際、奄美空港には階段式のタラップがあることを理由に「歩けない人は乗れない」と搭乗カウンターで言われた。「同行者に手助けしてもらう」と伝え、同行者に担いでもらってタラップを降りた。だが帰りの便では同社委託の空港職員に規則違反だと止められ、車いすを降り、腕を使って自力で17段のタラップを3~4分かけて上がることを余儀なくされた。 こうした一連の対応を疑問視する声が上がり、国交省は対策を検討。バリアフリー

■ バニラエアだけではない、物言う人を叩く傾向昨日、「バニラエア問題、声をあげた人へのバッシングはもうやめて。生きづらさを助長していませんか?」という記事を書きました。 バニラエアに搭乗しようとした障害者の方への配慮を欠く対応について、異議を唱えた障害者の方がバッシングに晒された、という問題です。この問題では会社が謝罪し、政府も対策を打つことになったというのに、バッシングが鳴りやまない、とても残念に思います。 しかし、考えてみると、不正なことを正そうとし、権利を主張する人たちへのバッシングが、最近日本の至る所に広がっているように思います。 その特徴として、私が書いたことがこちら こうしたバッシングの根底にあるものはなんだろう?と考えることがあります。 日本では、小さい時から校則などのルールが厳しく、小さい子が教えられることは「きまりをまもる」「迷惑をかけない」ということです。校則には不合理

格安航空会社(LCC)のバニラ・エアを利用した車椅子の男性が今月5日、奄美空港(鹿児島県奄美市)で搭乗する際、「階段昇降をできない人は搭乗できない」と説明され、階段式のタラップを腕の力だけで、はうようにして上らされていたことが分かった。同社は男性に謝罪し、奄美空港で車椅子利用者が搭乗できる設備を整える。大阪府豊中市の木島英登さん(44)で、高校時代にラグビーの練習中に背骨が折れて下半身不随となった。国内外のバリアフリー事例をホームページなどで紹介する「バリアフリー研究所」の代表。今月3〜5日、知人と奄美大島を旅行した。 木島さんによると、3日に関西国際空港での搭乗時、「奄美空港ではタラップを上り下りできない人は乗れない」と説明された。「同行者の手伝いで乗降する」と話して搭乗し、奄美空港では知人が木島さんを車椅子ごと担いで降りたという。 5日に奄美から関空行き航空機に搭乗する際、応対した空

今月、格安航空会社のバニラ・エアを利用した車いすの男性が鹿児島県の奄美空港でタラップの階段を自力で上った問題を受けて、国土交通省は、航空各社に対して障害者差別解消法に基づき障害者に対して差別的な対応をしないよう改めて指示することを明らかにしました。 この問題を受けて、国土交通省は、航空各社に対して去年、施行された障害者差別解消法に基づき、障害者に対して差別的な対応をしないよう改めて指示することを明らかにしました。そのうえで、どこまでの手助けが必要か、搭乗前に乗客に聞きとるなど適切な対応方法を紹介し、各社に周知を図りたいとしています。 石井国土交通大臣は、30日の閣議のあとの記者会見で「障害者に寄り添った対応が非常に大切だ。バリアフリー施策はソフト面の対応をしっかりやっていくことが重要だ」と述べました。 また、アメリカ政府がアメリカ行きのすべての旅客機を対象に乗客や荷物の検査などの強化を航空

春風(HARUKAZE) @Rock_Harukaze なんか違和感のある記事だなぁ。 関西方面から奄美まではレガシーのJALも飛んでるし、LCCに行き届いたバリアフリー対応を望むのは酷な気もする。 そもそも搭乗者が事前に電話1本相談すれば無難な解決策もあったのではないか。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170628-… 2017-06-28 08:26:25 sis_sis @sis_sis 良くないことであることは間違いない。だがバニラはメジャーキャリアではなく、LCCだからなあ。メジャーと同じような使い方は出来ない。特にバニラは。→車いす客にタラップはい上がらせる バニラ・エアが謝罪:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASK6H… 2017-06-28 08:26:41 sis_sis @sis_sis 障害者であっても健常者と同様に

木島英登(バリアーフリーコンサルタント) 車椅子で世界を駆ける大阪生まれ 40歳 高校3年生の時に、ラグビー部の練習中に脊髄損傷で、下半身不随となり、車いすでの生活になりました 大学を卒業して、大手の広告代理店に入試やし、31歳で独立、マーケティングの仕事の経験を生かし、バリアーフリー関連ビジネスのコンサルティング業務を行っています仕事も兼ねて世界の観光地、やホテル、スポーツ施設、交通機関などのバリアーフリーの現状を見て歩き、其情報を著書やホームページなどで発信しています これまでに訪ねた国は、なんと124カ国、世界で何を見て、どんな経験をしたのか、本当のバリアーフリーとは何か、伺いました 水泳と自転車をたまにやっている 小学校の時はサッカー、自転車に乗って親戚に行っていた ラグビーは高校生の時から、始める 3年生の時に練習中に下敷きになるような形で、上に10人ぐらい
~ はじめに ~ 車イスでも旅行がしたい!交通機関はどうしよう、車イスで使えるトイレはあるのか、安くで泊まれるホテルはあるのか、心配ばかりでしたが、慣れと度胸で、どこにでも行けるものだと痛感しています。 旅には行けない、非日常は難しいと、最初から諦めないでください。行ける場所でなく、行きたい場所に。夢を叶えましょう。 とはいえ限られた予算で、しかも一人で行くとなると大変なことが多いのも事実です。私の経験と情報が、車イスの人を含め、どんな人でも旅行を楽しむことができる一助となれば幸いです。 ~ 車イス ~ 高校三年生の春、ラグビー部の練習中(ラック形成中)に下敷きとなり、第11胸椎(背骨)を脱臼圧迫骨折。脊髄を損傷。以来、車イスの生活に。 歩くことはできません。足は全く動きません。しかし、両手で手すりを持って、一瞬の痙性(ケイセイ)立ちが可能です。下半身の感覚は少し戻りましたが、熱い冷たいは

2013年12月例会にてご講演いただいたバリアフリーコンサルタントの木島英登氏が 今週末の4月19日19:00~19:30NHK Eテレのテレビ番組「バリパラ」に出演されます。 この日のテーマは、「外国人が見たニッポンのバリアフリー」。 外国人スペシャル!日本に住む外国人の増加とともに、来日される外国人障害者の数も増えています。 外国人は日本の福祉をどう見ているのか、外国人の目線から本音トークを展開します!. 木島氏はコメンテーターとして出演されます。 お時間あればご覧ください。 2020東京オリパラ開催に向け、バリアフリーは必須の課題です。海外をよく知っている旅人だからこそ、海外からのゲストを迎える際に、いろんな提言もでき、旅人のために新しい土壌も作れるかと思います。 「バリパラ」とは、バリアフリーバラエティの意味。 障害者が本当に必要な情報を楽しくお届けするコンセプトの番組だそうで

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