人類が火星への移住を目指すなら「水」は絶対に欠かせない資源です。 実は火星は30〜40億年前までは温暖で水の豊富な惑星だったことが分かっていますが、今ではすっかり乾燥した不毛な土地となっています。 この火星を満たしたかつての水がどこへ消えたのかについては、宇宙空間へ流出してしまったという説から、どこかにまだ保存されているという説まで様々です。 しかし今回、欧州宇宙機関(ESA)やスミソニアン協会(Smithsonian Institution)の研究で、火星の地下に巨大な氷の塊が眠っていることが新たに判明しました。 なんとその量は地球の紅海の水量に匹敵し、もしそれを全部溶かせば、火星表面に深さ1.5〜2.7メートルの浅い海ができるほどだという。 この氷塊を利用できれば、火星移住計画における水資源も確保できるかもしれません。 A Massive Amount of Water Ice Has

欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機「Mars Express」が火星の赤道で、溶ければ火星を浅い海で覆えるほどの大量の氷を発見したことがGeophysical Research Lettersに報告されている。 Mars Expressは2003年6月に打ち上げられた探査機で、火星の大気や地下構造を調査している。火星では、これまでも赤道付近で氷の存在が確認されていたが、より大量の氷の存在が示唆されている。 今回発見された火星の氷は、厚さ数百メートルの固まった灰と乾燥した塵の地殻に覆われ、地下3.7kmまで続いている。氷は純粋なブロックではなく、塵に大きく侵食されているという。深さ1.5~2.7mで火星を覆うのに十分な量の水に相当する。 低緯度や赤道直下の氷の存在は、過去の火星の気候が大きく異なっていたことを示唆している。赤道近くに存在するため、将来の有人ミッションでの利用が期待されるが、非

NASAの探査機オデッセイが撮影したマリネリス峡谷/Handout/Getty Images North America/Getty Images (CNN) 火星にあるグランドキャニオンより大きな渓谷を周回機で調べた結果、地表付近に「大量の水」が存在することが分かった――。欧州宇宙機関(ESA)がそんな調査結果を明らかにした。 ESAとロスコスモスの共同ミッションで2016年に打ち上げられた周回機「エクソマーズ微量ガス周回探査機」が、火星のマリネリス峡谷で水を検出した。この渓谷は米国のグランドキャニオンに比べ全長10倍、深さ5倍、幅20倍の大きさを誇る。 水はこの渓谷の下に位置しており、探査機に搭載された高分解能エピサーマル中性子検出器「FREND」によって検出された。同機器は火星の地表下約1メートルにある水素の分布を調査できる。 火星の水の大半は極地方に存在し、氷として固まったままの状

The best gamingkeyboards of 2025Here are the best gamingkeyboards you can buy, as chosen by Engadget editors.Microsoft andOpenAI announce the 'nextphase' of their partnershipMicrosoft andOpenAI have issued ajoint statement to say that they have signed a non-binding memorandum of understanding for the "nextphase" of their partnership.
米航空宇宙局(NASA)は28日、火星に液体の水が流れている新たな証拠を発見したと発表した。火星の極地などには現在も大量の氷があることが知られているが、水が液体で存在するかどうかは詳しく分かっていなかった。液体の水は生命に欠かせない条件の一つと考えられており、今後の探査にも影響しそうだ。 NASAによると、火星を周回している探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」の観測結果から、火星表面の4カ所で水と過塩素酸塩の化合物を確認した。雪道の凍結防止剤として塩類をまくように、濃い塩水は氷点が下がり、凍りにくくなる。発見地点の温度は零下23度より高くなるとみられ、塩水が液体で存在できるという。 発見地点では、急斜面の一部に川が流れた跡のような「筋」が見つかっていた。春から夏の頃にだけ黒っぽい筋が現れ、冬になると消えてしまうことから、液体の水が流れている可能性が高いとみられていた。 火星は、現在

ロシア・モスクワ(Moscow)の有人火星探査の模擬実験を終え、実験施設から出てきた6人のクルー(2011年11月4日提供)。(c)AFP/MOSCOW'S INSTITUTE FOR MEDICAL AND BIOLOGICAL PROBLEMS/OLEG VOLOSHIN 【11月7日 AFP】露モスクワ(Moscow)で4日、520日間にわたる火星探査模擬実験が無事終了したが、実験に参加したロシア、中国、イタリア、フランスの男性クルー6人の「火星への旅」は順風満帆というわけにはいかなかった――。 この実験「マーズ500(Mars-500)」は、ロシアが約25年後をめどに計画している火星有人探査に向けて世界各地で行われている実験の1つ。狭い空間に集団が長期間が押し込められたときに、ストレスや隔離された状況からどのような長期的な影響が出るかを調べるのが主な目的だった。 実験を計画・主導し

■編集元:ニュース速報板より「【速報】火星に駅ビル コレは完全に知的生命体の建造物」 1 ◆zzzbb2c.e6 (東京都) :2011/11/03(木) 12:49:23.93 ID:wneqipXX0 ?PLT(12000) ポイント特典 火星に駅ビル?知的生命体の建造物らしきものがあると話題に 火星にはピラミッドのようなものから、人間の顔のようなものまで幅広い建造物の存在が疑われてきましたが、今回はなんと『駅ビル』があるというのです。駅ビルといえば電車とデパートの複合施設なのですが火星にもデパートはあるのでしょうか。デパ地下もあるかもしれませんね。そんな夢のある話が今回は話題になっている。 問題となっている写真は、GoogleMAPで火星を見たところ、明らかに人工的なラインが見つかったというのです。これは地球上で言うと線路のようなもので、さらにその沿線上にはビルのようなものも
中には火星人の住まいが!? 夏休みのスペシャルプロジェクトで米国アリゾナ州立大学の研究施設「Mars Space Flight Facility」を訪れていた中学生たちが、火星の周回探査機「Mars Odyssey」の撮影画像を眺めていて、いきなり不思議な洞窟を発見しちゃいましたよ。 中学生チームの指摘を受けて、専門家らが調査したところ、どうやら本当に火星のパボニス山付近に、これまで発見されていなかった洞窟の存在を確認! その大きさは直径620フィート(約190m)ほどのサイズで、最低でも380フィート(約115m)の深さがあるというビッグなものみたいです。 ぜひ次に火星に着陸して探査を進める時には、この中の様子なんかも詳しく調べてほしいものですね。凄まじい大発見が待ってるかもしれません。 [CBS News via CNET, Image:NASA] Brian Barrett(原文/

海に覆われた35億年前の火星の想像図(2010年6月13日提供)。(c)AFP/UNIVERSITY OF COLORADO 【6月14日 AFP】約35億年前、火星の表面の3分の1以上が巨大な海に覆われており、そこで生命が誕生した可能性があるとする研究が、13日の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。 米コロラド大学ボルダー校(University of Colorodo in Boulder)のガエターノ・ディアシル(Gaetano Di Achille)氏とブライアン・ハイネック(Brian Hynek)氏の研究チームは、米航空宇宙局(NASA)のレーザー高度測定器MOLA(Mars Orbiter Laser Altimeter)が1990年代後半に収集した大量の画像や、より最近の欧米の衛星観測システムによる画像を分析した。データは最

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