フランス人画家、ポール・フィリッポトーによる19世紀末の油絵。考古学者たちが、アメン神に仕える女性の神官のミイラの布をとく場面を観察する様子が描かれている。多くのエジプトマニアがいたビクトリア女王時代の英国では、ミイラの布をほどくパーティーは人気の娯楽だった。(Painting by Paul Dominique Philippoteaux via Wikimedia Commons) 15世紀のヨーロッパでは、体調に異変を感じたとしたら、それが頭痛であれ、胃痛であれ、はたまたがんであれ、エジプトのミイラを処方されたかもしれない。 数世紀にわたり、ヨーロッパではミイラが珍重された。しかしそれはミイラの歴史的価値からではなく、薬として効能があると信じられていたからだ。かつてミイラが盛んに食べられた、驚くべき理由を解説しよう。 「ミイラ食い」のきっかけは? ミイラを摂取する習慣は11世紀に始ま
Green, MD🍵@ER @md_green 尾身先生の著書『WHOをゆく』には随所にパワーワードが散りばめられている。 クメールルージュとの停戦交渉に比べれば、日本の政治家と話すのは簡単ですよね… pic.twitter.com/GnADR8lgcFGreen, MD🍵@ER @md_green 第6章 『リーダーシップ論: SARS対策を中心に』 第8章 『日本におけるパンデミックインフルエンザ対策』 この2章ではまさに現在のような呼吸器感染症パンデミックが起こった想定の話をされています。15年前にです。まるでチェスの名人の思考過程を見るようです。 一読をオススメします。twitter.com/md_green/statu…

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八丈小島のマレー糸状虫症(はちじょうこじまのマレーしじょうちゅうしょう)とは、伊豆諸島南部の八丈小島(東京都八丈町)にかつて存在したリンパ系フィラリア症を原因とする風土病である。この風土病は古くより八丈小島および隣接する八丈島では「バク」と呼ばれ[† 1]、島民たちの間で恐れられていた[1]。本疾患の原因は、フィラリアの一種であるマレー糸状虫 Brugia malayi ICD-10(B74.1)[2]によるものであり、八丈小島は日本で唯一のマレー糸状虫症の流行地であった[3][4][5][6]。 フィラリアは、イヌの心臓に寄生する犬糸状虫 Dirofilaria immitisから、イヌの病気としても知られている。しかし、かつての日本国内ではヒトが発症するフィラリア症(以下、本記事で記述するフィラリア症はヒトに発症するものの意として扱う)のひとつバンクロフト糸状虫 Wuchereria
『性病の世界史』 梅毒にむしばまれたヨーロッパ 治療法は確立されたけど おわりに:現代でもおわらない性感染症 参考資料 『性病の世界史』 性病,より正確には「性行為によって感染する感染症=性感染症」には2種類ある. 1つは細菌性の梅毒,淋菌,クラミジア,もう1つはウイルス性の性器ヘルペス,尖圭コンジローマ,HIVなど[1]. ちなみにクラミジアに関しては衝撃的なデータがある. 某県で実施された尿検査の結果,クラミジア陽性は性経験有り4年制大学・専修職業学校生(n=735)で8.3%,同じく性経験有り高校生では女子(n=1270)13.1%・男子(n=827)6.7%.しかも「女子では,5人以上のパートナー数では3人に一人が感染していた(32.7%)」[1]. こんな話を聞けばいやでも性感染症について知っておきたくなるというもの. そう思った方には性感染症の基礎知識とヨーロッパにおける梅毒流

【1/10追記その2】 全く今回の記事は、私の調査不足によるところであり、猛省しております。記事を読みご不快になられた方もおられると思いますので、この場で改めてお詫び申し上げます。 皆様からの情報と、改めて調べたことを付け足して、この記事の追記をいったん終わりたいかと思います。 結論としては、「薬箱の破壊」に関する逸話は、真偽はともかく、100年以上前から既に存在していた、ということです。 元ツイートの方が資料として挙げられました、Ladybird社のナイチンゲールの伝記は、確かに当時日本で流布した伝記もののひとつです。日本での販売元のいずみ書房はふとっぱらなことに、その日本語訳をオンライン上で公開しておりますので、該当箇所を見つけることができました。長いですが引用します。 数百人の負傷兵で病院がいっぱいになると、包帯やすべての医療品が大量に必要になりました。それらの品はいつも不足していま

カレー・ザ・トナカイザー𝕏㌠ @SHINOBU_YANAGI ナイチンゲールの逸話で「薬ください」→「(将校用だから)ないよ」→(斧で箱を叩き割る)「なんだ、あるじゃない」ってのがあると聞いてイメージを改めた 2017-01-02 11:37:09 クリフ @bottikurihu ナイチンゲール「薬が足りないのでこの箱の中にある備蓄を出してください」 医療長官「委員会の許可が無いと開けれないよ。次の委員会三週間後だけどね(ざまぁ)」 ナイチンゲール「(無言で斧を振るって箱を叩き割る)」 医療長官「(絶句)」 ナイチンゲール「開きましたので持って行きます」 2017-01-02 15:41:18

本項で解説する地方病(ちほうびょう)は、日本住血吸虫症(にほんじゅうけつきゅうちゅうしょう)[† 1]の山梨県における呼称であり、長い間その原因が明らかにならず、住民らに多大な被害を与えた感染症である。ここではその克服・撲滅に至る歴史について説明する。 「日本住血吸虫症」とは、「住血吸虫科に分類される寄生虫である日本住血吸虫(にほんじゅうけつきゅうちゅう)の寄生によって発症する寄生虫病」であり、「ヒトを含む哺乳類全般の血管内部に寄生感染する人獣共通感染症」でもある[3]。日本住血吸虫はミヤイリガイ(宮入貝、別名:カタヤマガイ)という淡水産巻貝を中間宿主とし、河水に入った哺乳類の皮膚より吸虫の幼虫(セルカリア)が寄生、寄生された宿主は皮膚炎を初発症状として高熱や消化器症状といった急性症状を呈した後に、成虫へと成長した吸虫が肝門脈内部に巣食い慢性化、成虫は宿主の血管内部で生殖産卵を行い、多数寄
Comment by ASexualWalrus 祖父の屋根裏で見つけた医療箱 上に文字が書かれてる パカッと 上に挟んでた紙 一層目 点滴静脈注射っぽいもの 懐中電灯 二層目 最後の層 imgur.com/gallery/1RtHn reddit.com/r/pics/comments/1vgnt9/medical_chest_i_found_in_my_grandfathers_attic/ ※1日で50万回以上閲覧されていました。 Comment by Hindulovecowboy 1 ポイント 誰かこれを翻訳してくれる日本人はいませんかー Comment by odoroustobacco 416 ポイント スレ主の健康状態がこれで全て回復したか。 Comment by ASexualWalrus[S] 459 ポイント ↑あと8時間継続するスタミナ(+20)の補正も受けた。 C

今回の訪日中に、ソニーの(音楽・ゲームなどの)エンターテイメント・ビジネスの生みの親でもある丸山茂雄氏とお会いする機会があった。私もつい最近まで知らなかったのだが、丸山氏の父親は「丸山ワクチン」の生みの親である故丸山千里博士。「私自身も丸山ワクチンで癌と戦っている」という丸山氏の言葉に刺激され、丸山ワクチンに関して調査してみたのでここにまとめてみる。 「丸山ワクチンの効果」に関しては、専門家の意見でも意見が分かれている、というのが現状である。そのため、事実と意見が混在した形でネット上に存在しており、単にググっただけでは玉石混淆の情報に悩まされるだけ。そこで、一歩踏み込んで、新聞・専門書・学術ペーパーなどを読んで事実確認をしながら、まずは確実に事実と言える部分を洗い出してみた。 事実1:丸山ワクチンは、丸山千里博士がもともとは皮膚結核の治療薬として開発したもの(1944年誕生) 事実2:丸山
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