※この記事は9月18日に更新しました。マガジンとしては「8月分の記事」のところ、更新が遅れてしまっており、大変申し訳ございません。 概要現在「ヤンジャンアプリ」で配信中の『愛と誠』について。 毎回、最後にこういうページが表示されるのですが、 これは嘘で、実際には「不適切と思われる用語や表現」を差し替えたものが使用されています。 たとえば、第46話の3ページ目には、こういう変遷があって……。 ヤンジャンアプリの電子版は「発表当時の表現」ではなく、1995年版を受け継いだものみたいです。 ほかの例を挙げると、第90話の会話シーンはこんな感じ。 これも、ヤンジャンアプリでは1995年版と同じ台詞でした。 その他、確認した範囲では、電子版の台詞はどれも1995年版と同じでした。 変更自体の是非はともかく、少なからず表現を変えているのに「基本的に発表当時の表現を使用」としているのは、良くないと思いま

みんかぶプレミアム特集「コミケの経済学」第1回と第3回は漫画『ラブひな』や『魔法先生ネギま!』の作者であり、参議院議員(自民党)の赤松健氏の連続インタビューだ。前半となる本稿では、赤松氏がこれまで守ってきた「日本の表現の自由」について語る。赤松氏は「創作物のエロ(性的表現)が規制されたら、次は暴力表現です。その次は思想」と表現の自由を狭めようとする一部勢力に危機感を募らせる。赤松氏が思う「守るべき日本の文化」とは。 名作『ラブひな』についてもエンディングの秘話を明かす。「景太郎と成瀬川を結婚させる予定はありませんでした」。一体どういうことか。「素子ラスト」の可能性はあったのか。また、『魔法先生ネギま!』制作の発端となったとある出来事とはーー。漫画家代表として10年近くロビー活動をしてきた――赤松議員はなぜ漫画から政治の道へと進んだのか。 もともと10年くらいロビー活動をしていました。一般

Published2022/08/17 18:33 (JST) Updated2022/08/17 22:37 (JST) 文芸春秋は17日、信仰を持つ親の下で生まれ育った「宗教2世」をテーマにした菊池真理子さんの漫画「『神様』のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」を10月6日に刊行すると発表した。同作は集英社のウェブメディア「よみタイ」で連載していたが、今年2月に公開を停止。3月には中断する形で連載そのものを終了していた。 「宗教2世」の問題は安倍晋三元首相の銃撃事件を機にクローズアップされている。このテーマでの出版は話題を呼びそうだ。 菊池さんは今回、文芸春秋を通じて発表したコメントで「宗教団体からの抗議をきっかけに休止」していたと明かした。

17年7月、週刊少年ジャンプ連載『ゆらぎ荘の幽奈さん』の性表現が議論を巻き起こした。この問題自体への自分の結論は出ていない。一方で作品を読んでみたところ、「セクシャルハラスメントを美化しない為のジェンダー的配慮」は感じられたので紹介したい。 【目次】 1.『ゆらぎ荘』の基本設計 2.『ゆらぎ荘』に見られるジェンダー観 3.まとめ 1.『ゆらぎ荘』の基本設計 『ゆらぎ荘の幽奈さん』の性表現展開における基本情報を載せる。 超常現象が頻出する心霊テーマのラブコメ漫画 多くの性的シーンは超常現象やアクシデント、幽霊や妖怪の手によって起こったもの、または自発的露出 人間の男性によるセクシャルハラスメントは少ない アクシデントで生じた露出や性的接触において男性主人公も被害者として描かれる(理由の例:相手の女性を傷つけないよう身体的反応を耐え抜く苦行、驚いた幽霊の女性に超常現象を起こされ怪我をする) ア

『ゆらぎ荘の幽奈さん』炎上騒動を受けて、この作品を読んでいない人から誤解を受けているらしい主人公・冬空コガラシの魅力を語るツイートをまとめました。作品批判や表現規制に関して取り上げたまとめは他にありますので、そういった問題に関する議論はそちらのコメント欄にて行ってください。「そんなことより、コガラシは格好いいよ!」という気持ちでお願いします。

5月25日に発売されたばかりの高須クリニック院長・高須克弥氏と漫画家の西原理恵子さんの共著が、出版元の小学館によって絶版を要請された件でその理由が話題になっています。5月25日に発売されたばかりの高須クリニック院長・高須克弥氏と漫画家の西原理恵子さんの共著が、出版元の小学館によって絶版を要請された件でその理由が話題になっています。(画像はAmazonより) 絶版となったのは「ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲」で内容はこのように紹介されていました。 「熟年恋愛を赤裸々に描いた大人気作品『ダーリンは70歳』のスピンオフ本です!破天荒なマンガの内容は事実なのか?西原さんの脚色ではないのか?高須克弥院長のロングインタビュー本が、巨大な資金をバックに襲来します!なんと西原さんの描き下ろしマンガ『りえちゃんとぼく』も収録!!これも名作『いけちゃんとぼく』のスピンオフ作品です。 」 ところが、5月3

【※追記】 「境界のないセカイ」はKADOKAWAさまの月刊少年エースに連載移籍が決まり、単行本もKADOKAWAさまから発行されることになりました。 応援下さいました皆様、ありがとうございました! 「境界のないセカイ」は本日公開の第15話をもってマンガボックスさんでの連載を終了することになりました。 これまで本作を楽しみにして下さっていた皆様、力及ばず申し訳ありません。 この先話が長くなるのでまず要点を先に書きますと。 ①「境界のないセカイ」の講談社からの単行本発売はなし ②「境界のないセカイ」のマンガボックスでの連載は15話で打ち切り ③「境界のないセカイ」企画の再建先を募集中 ④「境界のないセカイ」以外でもお仕事募集中 ……ということです。 連載中止の理由ですが、講談社さんからの表現上の問題から単行本発売中止決定し、これによりマンガボックスさんが本作で収益をあげられる見込みがなくなっ

雪原 @ykhre いま諸事情によりワンピースを1巻から読んでるんだけど、くいなにゾロが最初まったく勝てなくて、でもくいな本人は「大きくなったら女の子は男の子に勝てなくなっちゃうんだよ…」と涙した翌日に事故死してしまうんですよ これさあ、尾田っち天然で悪意ありすぎだと思うんだけど気のせいかな文字数 2014-11-13 23:02:12 雪原 @ykhre 国民的人気マンガの主人公様なのでルフィについてあまり書いてはいけないような気がするんだけど、かれは人の話まったく聞かないしゾロには「死ぬか海賊になるか選べ」とか無邪気に迫るし、瞳孔は常に開いてるし(余計)どうしても個人的には恐ろしい人だと思ってしまいます 大物と化物は紙一重だよ… 2014-11-13 23:39:05 雪原 @ykhre ルフィ「オレは強い!」ナミ「助けて…(涙」くいな「女の子は男の子に勝てないの」ゾロ「天国のくいなの

本当に読んでから批判してる!?「はだしのゲン」問題を批判する新聞社はこの残虐シーンを紙面に載せられますか漫画「はだしのゲン」が問題になっている。松江市教育委員会が「はだしのゲン」を市内の小・中学校の図書室で子どもが自由に読むことができなくするよう学校側に求めていたことについて、朝日新聞など全国紙が社説で批判しているのだ。 その批判の論拠として、「はだしのゲン」が各国で翻訳されていること、過度な規制が表現の自由の侵害にもなることをあげている。 筆者も時間がたっぷりある夏休みの中、「はだしのゲン」を読んでみた。漫画は書庫のスペースを食うのであまり歓迎ではないのが、今は電子ブックがあるのでその心配も無用だ。 それにしても、新聞の社説で批判している論説委員の方々は、ほんとうに「はだしのゲン」を読んだのだろうか、読んでいるうちに心配になってきた。 少年誌連載だった第1部はすばらしかったが そもそも

荻上チキ @torakare教育委員会に、特定の「市民」から、「はだしのゲンの撤去」を求める申し入れが繰り返されていた。その模様は、ブログやニコ動などで公開されていて、以前から一部で話題になっていた。今回の議論の発端がこの市民である点は、電話取材で確認。(続) 2013-08-17 01:08:54

古賀氏郷(仮) @KogaUjisato漫画を見下す風潮に憤る藤本氏の意見は、ごもっともなのだが、だが一方で漫画家や研究者達、出版が漫画の地位向上に今までどれだけ努力してきたか?という事を考えると、ちょっと首を傾げてしまう。(続 RT @honeyhoney13 国内の他分野の研究者のマンガ研究への侮りは度し難い。 2011-01-24 01:11:47 古賀氏郷(仮) @KogaUjisato 続)「マンガはなぜ規制されるのか?」等でもそうだが、今まで規制問題が起きても、特に研究者達の存在感がほとんど無い。また出版は自主規制に奔走し、漫画家達は世間へ抗弁するか自粛するか、どっちにせよその場を凌ぐだけで精一杯。誰もが嵐が過ぎ去ると、あっという間に忘れてしまう。(続 2011-01-24 01:12:04 古賀氏郷(仮) @KogaUjisato 続)戦後、何度も何度も「漫画は低俗だ」とい

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