クルド人のAさん。仮放免の状態で、いつ強制送還されるか不安だという(photo 野村昌二) この記事の写真をすべて見る 日本で暮らしてきたクルド人の男性(トルコ国籍)が、突然トルコに強制送還された。3カ月に1度、東京出入国在留管理局(東京入管、港区)に出向いた日に、家族に連絡することもできないままだった。政府が強める「不法滞在者ゼロプラン」によるものだが、関係者からは「人権侵害だ」との声があがっている。 【写真】「支援団体に届いた脅迫メール」はこちら * * * 突然の強制送還だった。 埼玉県川口市に住むクルド人の男性Aさん(40代)の弟は今年、トルコに強制送還された。 入管施設への収容を一時的に解かれた「仮放免」の状態で、二十数年間ずっと、約3カ月おきに東京入管に出頭していた。この日もいつものように入管に出向いたが、そのままトルコに送還されたという。 Aさんによれば、弟は結婚して

関東を中心に出店している「名代富士そば」の店舗で、旅行者に対して、「ランチタイムの来店をご遠慮ください」と呼びかける貼り紙が掲示されていたと、Xで写真が投稿され、波紋が広がっている。 ここで言う旅行者とは、最近急増している外国人観光客、いわゆるインバウンド客のことを指すのだろうか。富士そばの運営会社側に話を聞いた。 「当店は、この近辺で働く人たち・学ぶ人たちを優先」 掲示されたという貼り紙を見ると、「Notice」と外国人を意識したようなタイトルが、黄色で四角く塗られた背景によって強調されている。 その下には、まず日本語で次のような注意書きがあった。 「旅行者の方は、ランチタイムの来店をご遠慮ください。 当店は、この近辺で働く人たち・学ぶ人たちを優先します。」 続いて、英語と中国語、韓国語で同じ内容の注意書きが並ぶ。外国人向けに強調したいのか、その背景も、薄い黄色で四角く塗られていた。 こ

警察庁が、昨年の外国人の犯罪率は日本人の1.72倍だったという数字を20日の参院内閣委員会で明らかにした。観光などの短期滞在者を除いた検挙(摘発)人数を比較した。参政党の大津力氏への答弁。 大津氏が、短期滞在者を分母に含めると正当な比較ができないとしてたずねた。警察庁の重松弘教刑事局長は、便宜上の数字として、昨年の日本人の検挙数22万6038人を同年12月1日現在の人口で割ると0.188%、短期滞在を除く外国人の入管難民法違反を除く検挙数1万2173人を在留外国人数で割ると0.323%ーと示し、「日本人を1とすると、外国人は1.72」とした。 そのうえで「これらの数字を単純に比較することは困難だが、警察としては、違法行為については法と証拠に基づいて厳正に対処するとともに、在留外国人が犯罪に巻き込まれたり、関与することがないように関係機関と協調して対応したい」と述べた。

不動産投資の一形態として、たびたび脚光を浴びてきた「民泊」。施設数の増加に伴う近隣住民とのトラブル多発などを受けて、ここにきて自治体が規制を強める動きが広がっている。 「民泊」の特区として、全国でも施設が集中する大阪市は、来年5月から新規申請の受付を停止する方針を発表。東京都豊島区では、今月12日からの区議会に条例改正案が提出され、すでに営業している施設も対象に、営業日数を現行の3分の2に制限する方針だ。 こうした規制強化の影響をもろに受ける民泊オーナーにとっては、「撤退」が現実味を帯びている状況だ。規制を強める自治体がさらに増える可能性もあり、民泊ビジネスは曲がり角にさしかかっている。 民泊運営の現場は今、どうなっているのか? 複数のオーナーらを訪ねて、実情を探った。住宅街に入り込みトラブルも 東京、池袋駅近くの住宅街。細い路地にたたずむひときわ白いこの建物、実は民泊だ。外観はただの3

いつもの定期的な入管への出頭日、父親はすぐに帰ってくるはずだった。翌日は、父親の誕生日。子どもたちはお祝いの花束を用意していた。しかし、父親はついに帰ってこなかった。日が変わり、誕生日も深夜になってから、やっとつながった電話で父親は言った。「トルコに強制送還された」 長年住み慣れた日本から、親が、子どもが、突然追放される。そんな非人道的なことが起きている。出入国在留管理庁(入管庁)が5月に「不法滞在者ゼロプラン」を発表して以降、増えた動きだ。 「収容された8カ月間で、体重は10キロ減った。収容所には戻りたくない」。母国での迫害を逃れた難民申請者も、ゼロプランのため再収容や強制送還を恐れて息を潜めて生きている。ゼロプランの現状を追った。(共同通信=赤坂知美、森内みのり) ▽子どもや重病者も対象 8月には、11年前から埼玉県で暮らしていた中学生と高校生のきょうだい3人と両親がトルコへ強制送還さ

「お会計終わってない!お会計終わってない!!」 強い口調で外国人観光客のグループに注意する、日本人女性店員の動画が拡散された。場所はディスカウントストア、ドン・キホーテ。 外国人観光客の会計前飲食が横行 映像では1人の外国人客が支払いを済ませずに店を出ようとする様子が映っており、店員が制止するも、客は日本語が通じないフリをして仲間たちと笑い飛ばす。そのまま言い争いが続き、動画は30秒ほどで途切れているが、結局支払いをせずに立ち去ったとされる。 この映像にネット上では《安心して買い物ができない》との声が噴出。はたまた《入国管理を厳しくすべき》といった強い意見も出た。 訪日外国人観光客が過去最高を更新する一方、街中や店舗でのマナーをめぐるトラブルは増加している。 実際に、ドン・キホーテでの迷惑行為は他にも報告されている。例えば外国人女性客が商品棚から焼き芋を取り出し、会計前に食べてしまった様子

埼玉県川口市内で女子中学生に性的行為をして有罪となり執行猶予中に、別の少女に再び性的暴行をしたとして不同意性交の罪に問われたトルコ国籍のクルド人で無職、ハスギュル・アッバス被告(22)の判決公判が30日、さいたま地裁で開かれ、室橋雅仁裁判長は「反省の態度が全くみられない」などとして懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。確定した場合、別の事件での懲役1年の執行猶予も取り消される。 ハスギュル被告は、白い丸首半袖シャツに黒い長ズボン姿。トルコ語の通訳を介し判決を告げられると、身じろぎせず聞いていた。だが、判決理由の朗読が始まると、突然がっくりうなだれるなど、落ち着きがみられなくなった。 傍聴席ではクルド人の親族とみられる外国人4人が傍聴。閉廷後、そのうち民族服姿でスカーフをかぶった初老の女性が外国語で叫び始めた。 職員から制止されても叫び続ける騒ぎの中、ハスギュル被告も呼応するように、刑務官
「娘が太ももをなめられた」母親が110番通報 駅ホームで女子高校生にわいせつ行為 ネパール国籍の男を不同意わいせつで現行犯逮捕 「日本語わかりません」容疑否認 29日夜、筑後市のJR筑後船小屋駅のホームで、女子高校生の身体を触るなどわいせつな行為をしたとして、ネパール国籍の自称・調理師の男が不同意わいせつの現行犯で逮捕されました。 警察によりますと、29日午後7時50分ごろ、筑後市のJR筑後船小屋駅のホームで帰宅中の女子高校生がベンチに座って列車の到着を待っていたところ、男が隣りに座り、突然、太ももをなめてきました。 女子高校生は男から離れ、母親に電話で被害を伝え、母親が「娘が駅のホームで太ももをなめられた」と110番通報したということです。 女子高校生が到着した列車に乗り込んだところ、男は再び隣りに座ろうとするなどしてきたため、女子高校生は別の車両に逃げ、再び母親に連絡し、母親が警察に状

いま日本で「外国人問題」がトピックとして挙がってるのって、外国人観光客や外国人労働者が増えたことに起因するわけじゃん。 で、それなら「なぜ日本に来る外国人が増えたか」っていうところに話が行ってもいいと思うんだけど なんかいまいち話題に上がってないなあと思う まあ結論から言うとタイトルの通りアベノミクスが原因なんだよね これは陰謀論でもなんでもなく、ググればいくらでも「功績」が出てくる 観光立国を掲げて過去最高の観光客を誘致したのも、外国人労働者の受け入れ拡大を進めてビザ緩和しまくってたのも ほかならぬ安倍政権で推し進められてたこと。 ハッキリ言って派遣周りの問題における竹中平蔵と同レベルには戦犯だと言っていい。 しかしこの原因について触れようとするものは少ない その理由は、大まかに分けて3つある。 1.今「日本人ファースト」的なことを言うやつは、おおむね安倍さんを持ち上げてるやつが多い。

ドイツのアレクサンダー・ドブリント内相(2025年6月13日撮影)。(c)FOCKE STRANGMANN/AFP 【7月19日 AFP】ドイツ政府は18日、国内で犯罪を犯して有罪判決を受けたアフガニスタン人の男81人を、イスラム主義組織タリバン暫定政権が統治するアフガンに強制送還したと発表した。ドイツからタリバン政権下のアフガンへの強制送還は2度目。 アレクサンダー・ドブリント内相は、男たちを乗せた飛行機がちょうど離陸したところだと述べ、全員が有罪判決を受け、出国を命じられていたと説明。 「アフガンへの強制送還は、今後も安全に実施されなければならない。重大犯罪者にわが国に居住する権利はない」と付け加えた。ドイツは2021年にタリバンが政権に復帰した後、強制送還を停止し、在アフガン大使館を閉鎖。タリバン暫定政権とは第三国を通じて間接的にしか接触していない。 だが、極右政党「ドイツのための

事故のあった交差点。被告の少年は、30キロ規制の市道を写真の手前から、時速約95キロで交差点へ進入。男性らのバイクは右側から進入してきた=埼玉県川口市 埼玉県川口市で昨年9月、無免許で車を運転し10代の男性2人を死傷させながら逃走したとして、無免許過失運転致死傷と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた同市在住でトルコ国籍のクルド人の少年(19)の判決公判が17日、さいたま地裁で開かれ、江見健一裁判長は「無謀な運転で結果は重大」などとして懲役5年(求刑懲役7年)を言い渡した。 重傷男性、10カ月後も意識戻らず判決によると、少年は当時18歳だった昨年9月23日午後11時35分ごろ、川口市前川の市道交差点で無免許で乗用車を走行中、原付バイクを2人乗りしていた男性らをはね、そのまま逃走した。 男性2人はいずれも市内に住む日本人の建設作業員=当時(17)=と当時16歳の高校生で、バイクを運転していた建

Published 2025/07/16 09:00 (JST) Updated 2025/07/16 09:55 (JST) 東京都議選の街頭宣伝で旭日旗を振る支持者と、「差別をやめろ」と声をからしプラカードを掲げて抗議する人たち=6月15日午後、東京都杉並区のJR高円寺駅前 なぜそこまで嫌われ、攻撃されるのか。なぜ止められないのか。どれくらいの日本人が悪感情を持っているのか―。埼玉県南部の川口市、蕨市に多く暮らすクルド人たちは、おびえきっている。歯止めのきかない憎悪は、ネットだけでなく日常生活に、選挙にもあふれ出した。 6月15日午前、JR蕨駅近くのビルの一室に、在日クルド人や、支援する市民たちが集まってきた。毎週日曜に市民団体「在日クルド人と共に」が開いている日本語教室だ。和気あいあいとした集まりだが、団体の代表、温井立央さんの顔は晴れない。 「正直、きりがない。気にしないように振る

外国人で治安悪化のイメージ、データ上は『誤り』 なぜ争点に急浮上した外国人政策? 専門家は「参政党の躍進データに他党が警戒」と分析【参議院選挙】 参議院選挙で、にわかに注目を集めているのが「外国人政策」です。 対応の厳格化などを打ち出す政党があり、政府も外国人政策の司令塔となる事務局組織を設置する方針を表明するなどの動きを見せています。 なぜ? 急に争点化した外国人政策 いま、在留外国人は376万人を超え、単純計算では人口の33人に1人が外国人ということになります。なぜ今このテーマが争点となっているのでしょうか。受け入れのメリットとデメリットをしっかり整理して、日本の進むべき道をともに考えたいと思います。 JNNが7月5日・6日行った世論調査では、政党支持率で、自民20.8%、立憲6.3%に続いて参政6.2%が、国民民主5.9%を上回り3位に浮上しています。(以降、維新、公明、れいわ、共産

わが国に約20年にわたり不法滞在し、難民認定申請を6回繰り返した末、トルコへ強制送還された埼玉県川口市のクルド人男性(34)は8日、成田空港発の民間機で日本を離れた。入管関係者によると、男性は「旅券を取り直し、近隣国を経由して日本に戻ってくる」と話していたという。 男性は川口市内で解体工事会社を実質経営。高級外国車のフェラーリやクルーザーを運転するなどしてSNS上でも知られ、在留クルド人社会でもリーダー的な存在だった。 昨年4月には、解体資材置き場にクルド人100人以上が集まり、大音量で音楽を流すなどの迷惑行為で警察が出動。注意した市議に対し「いまは日本人の理解が足りないけど、10年後はわれわれを理解する日がくる」と言い放った。 インターネットの「ABEMA(アベマ)TV」にも複数回出演。発言が物議を醸したこともあった。男性は「今回収容されたのは、アベマに出演しすぎたせいかもしれない」など

埼玉県川口市の県警武南署で先月、県議らの車をトルコの少数民族クルド人らが取り囲んで怒声を浴びせるなどした騒ぎで、クルド人らを刑事告訴した県議と市議らが1日、東京都内で記者会見し、「被害に遭っても黙殺され泣き寝入りしてきた住民の思いも込めて告訴した」などと語った。 記者会見には、告訴した高木功介県議、奥富精一川口市議と、当日に別行程で同じ視察に参加したという諸井真英県議が出席。高木氏がフリー記者や新聞社の記者ら約40人を前に、告訴に至る経緯を説明した。 質疑応答では、一部の記者が「クルド人を盗撮していないのか」「クルド人への差別や偏見が拡大している」「責任をどう感じているか」といった質問を繰り返し、会見は1時間40分に及んだ。 問題をこじらせているのは記者会見には、記者のほかに川口市民も参加。「クルド人の問題をこじらせているのは、あなたたちジャーナリストの皆さんです」と訴えると、記者たちは黙

外国人グループなどによる万引事件が相次ぐ状況を受け、衣料品チェーン「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングは今月、特定した万引犯に対し、全ての損害を民事手続きで賠償請求する方針を明らかにした。万引は全国のドラッグストアなどでも多発し、年間被害額は推定で3千億円超。被害企業が賠償請求するケースはまだ少ないが、今回の動きを受け、業界団体は「賠償請求する企業は増えていく」との見方を示す。 「指定された商品を盗めば報酬がもらえた」「生活費のためだった」大阪市内のユニクロ店舗で衣料品を万引したなどとして、大阪府警が昨年逮捕したベトナム国籍の30~40代の女3人は、こう供述したという。 3人はベトナム国内の人物からの指示で日本とベトナムを行き来し、1回の渡航で報酬として17万~21万円を得ていた。万引行為は大阪や兵庫、東京など4都府県のユニクロで37件確認され、被害総額は計約1230万円。「

13日午後、千葉県旭市で警察官が職務質問をしているところに男が車で突っ込んできたため、発砲する事件がありました。 捜査関係者によりますと、13日午後4時過ぎ、千葉県旭市で不審な車両に乗っていた外国籍とみられる男に警察官が職務質問をした際、かみついてきたため、警察官は男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕しました。 その際に、知人とみられる別の男が車で突っ込んできたため、警察官が複数回発砲したということです。これまでにケガ人は確認されていません。 車で突っ込んできた男は現在、逃走中とみられ、警察が行方を追っています。

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