現在は夏前に移った介護施設でスタッフのサポートを受けつつリハビリを継続。「まだまだ書きたいものがある」として、大学ノートに文字を書き続けるなど創作意欲は失われていないという。 安達氏は一連の状況から「当面は新作の発表やサイン会開催は難しい」としながらも、「復帰を諦めておりませんので、寛容なお心でお待ちいただければ」と読者へ理解を求めた。 ■田中芳樹(たなか・よしき)プロフィール小説家。1952年10月22日生まれ。東京都出身。学習院大学文学部史学科卒。 1980年、『緑の草原に…』でデビュー。中国古代史や西洋史への深い造詣、壮大な世界観構築力を武器に、SF・ファンタジー・歴史小説など幅広いジャンルで作品を発表してきた。 代表作である 『銀河英雄伝説』 は、政治・軍事・思想を縦横に描いた大河スペースオペラとして高い人気を誇り、アニメ化・舞台化など多方面へ展開。ほかにも、中華風ファンタジー小

自民党の新執行部としてあいさつするため参政党の執行部を訪ね、神谷宗幣代表(左)と握手をする高市早苗総裁=国会内で2025年10月8日午後3時18分、平田明浩撮影 ずらりと議員席に並ぶ後ろ姿の男性議員たちの中を、トレードマークの青いジャケットを着た高市早苗内閣総理大臣がひとり反対方向に歩いていくという写真を見ました。BBCが撮影したものだそうです。なかなかに見応えのある構図でした。 高市首相の誕生に「気持ちが落ち込む」 初めて女性の内閣総理大臣が誕生したことによって、日本のジェンダーギャップ指数は上がると言われています。“初の女性リーダー”という事実だけは、まあ良かったんだよね。と、自分を納得させようと努力しております。 なんてことを言ったり書いたりすると、 <女性の活躍を阻んでいるのは結局女性じゃないか> <フェミニストはつべこべ言わずに女性のリーダー誕生を素直に喜べ> <高市さんは女性だ
![私が、私たちが高市早苗首相を受け入れられない理由=作家・甘糟りり子 | わたしの選択 あなたの選択 [ハナソネ]](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2fb2ba0837af7b94f4baa4907e84288efe581e8a93%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fcdn.mainichi.jp%252Fvol1%252F2025%252F10%252F23%252F20251023wom00m404022000p%252F0c10.jpg%253F1&f=jpg&w=240)
超重要追記 反響受けネット公開だって 前編 gendai.media 後編 gendai.media もう、本当にくらくらするようなニュースだった。 荒俣宏氏が蔵書を処分週刊現代2025年10月27日号。字を高齢者向けに大きくしたら内容も高齢者向けになって読むところがねえ、とさんざん悪口言ってきて、実際そうだと思うんだが、まれにそんな高齢者向け記事でも重要なものはある。 それがこれだ 週刊 現代 (2025年10月27日号) 講談社Amazon ※余談 この号の「カンボジア特殊詐欺集団にインタビュー」も話題。この号は神回? なんかこの週の週刊現代、カンボジア特殊詐欺、荒俣宏の蔵書処分、高齢者向けスマホの使い方と話題の記事の多い「神回」なんだな。 “週刊現代のカンボジア特殊詐欺グループ日本人リーダーの独占取材が赤裸々で興味深い『東北はカネが無く、関西は顧客の態度が悪くて…” https://

「才能ない編集者の末路を毎日考えてるけど」って増田を書いてから9年経った。 「自分の担当作は売れない、という事は痛すぎるほど分かっているのにそれでも新人作家を遠くに飛ばそうと全力を尽くすしかない」 って9年前に書いたけど、いまや作家や編集者の才能の多寡を問わず、「売れない」になってきていて、いっそ晴れ晴れした気持ちにすらなっている。 もちろん「売れやすい」ジャンルはある。 週刊少年ジャンプをはじめとする一部の覇権マンガ、 異世界転生や悪役令嬢といった、手堅い読者を弄するジャンルもの、 「ちいかわ」を筆頭とするキャラクターもの、 これらは続刊が出るのはもちろん、「本」を越境してコンテンツ(最近はIPっていうの?)が展開していくので、未来がある。 それ以外のIPにならないジャンルは、かなり苦しい。 ジリ貧とまではいかないまでも、出版事業が「文化的に価値があり憧憬のまなざしを集める」というイメー

映画製作者はしばしばネタバレを防ぐことに執念を燃やす。マーベルやDCは製作中の作品の秘密を守るためにあらゆる努力をしているが、それでもリークしてしまうことはある。しかし、「ホラーの帝王」スティーヴン・キングは、ネタバレについて文句を言う人々にあまり関心がないようだ。 あわせて読みたいAIによって生成された“女優”の登場にハリウッド俳優が猛反発 制作者は「芸術作品」だと主張 『シャイニング』、『IT』、『ミザリー』をはじめ、数多くの傑作小説を手がけてきたキングは、英国の小説家ダフネ・デュ・モーリアについての記事をThe Guardianに寄稿した。デュ・モーリアは、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『レベッカ』と『鳥』の原作者として知られる。 記事のなかでキングは、ネタバレというものに対して、そしてネタバレに不満を言う人々に対して自身の気持ちを明かしている。 ※注意:以下には、スティーヴン

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』や連続テレビ小説『虎に翼』などで知られる脚本家・吉田恵里香さんのトークイベントが、8月16日開催のアニメイベント「ANIME FANTASISTA JAPAN 2025」内で行われた。 ジャンルを問わず人気作に携わり、今やどの業界にとっても欠かせない作家の一人と言っても過言ではない活躍を見せる吉田恵里香さん。 同時に、作家としての成功に伴う生活の安定を感じることはないようで、「むしろ常に心配というか、スケジュールが空いてると不安になります」と語り、熱き創作意欲を燃やしている。 シーンのトップランナーである彼女が抱えるドラマやアニメにおける問題意識や、異色の“魔法少女モノ”として話題を呼んだ『前橋ウィッチーズ』といった作品群の制作秘話、そして貫き続ける哲学など、ボリューム満点で行われたイベントの模様をレポートする。 取材・文:オグマフミヤ 編集:恩田雄多恋愛ド

英語版『The Night of Baba Yaga』 日本時間7月4日(金)早朝、英国推理作家協会(CWA:The Crime Writers’ Association)は、2025年のダガー賞〈翻訳部門〉(Dagger for Crime Fiction in Translation)の受賞作として、王谷晶『ババヤガの夜』英訳版(The Night of Baba Yaga)を発表した。 翻訳はサム・ベット、出版社はFaber & Faber(2024年9月刊)。本賞は、世界で最も権威あるミステリー文学賞のひとつであり、今回の王谷の受賞は日本人として史上初、アジアの作家としても史上2人目の快挙となる。本作は、2020年「文藝」秋季号の特集「覚醒するシスターフッド」にて全文発表され、同年10月に単行本化、2023年5月に文庫化された。日本国内の部数は、単行本/文庫/電子書籍累計で3万8

いい作品を電子書籍で読んだけど特定のところを見直すのが面倒だから紙(中古)で買い直そうかな、という内容のエントリーを見た。 それに対してついたブコメが、 「気に入った作品なら作家を応援するために定価で買えよ」 という趣旨のもの。 定価で買いなおすのは結構だが他人に強制するの、キモすぎる。 だいたい1人が買って作家の懐に入る額なんて知れてるわ。 追記 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ キモい、というのは少し言葉足らずだった。キモい理由をもう少し詳細に解説しよう。 1.増田の背景や感情をガン無視して自らの正義を押し付けている増田は電子書籍だと不便だから、という理由で紙の本を買おうかなと述べている。 つまり増田が紙の本を手に入れたい理由は 「作品をより楽しみたい」のが主眼だ。 それに対してブコメ

桜庭一樹『読まれる覚悟』(ちくまプリマー新書)小説家・桜庭一樹が、小説を発表する上での心構えを綴った新書『読まれる覚悟』(ちくまプリマー新書)を刊行した。小説は、人に読まれてはじめて完成する表現であるため、多くの人に読んでもらいたいと願うのは小説家の性だろう。一方で、小説が多くの人に読まれれば読まれるほど、誤読や批判が起こるのも避けられない。本書は、そんなときに書き手の心を守り、読む/読まれるという営みをいっそう豊かにしていくための「読まれ方入門」だ。SNSの登場以降、多くの人々の意見が可視化される中、創作物をめぐる言説もまた目立つ状況となり、作家と批評家の間で論争が起こることもあれば、熱心なファンたちによって筋の通った批評までもが炎上することもある。桜庭自身も発表してきた作品を巡って、さまざまな問題と向き合ってきたという。その経験を踏まえて執筆された本書で、桜庭はどのような考えに達

直木賞作家、今村翔吾さんの問題意識とアクションを皮切りに、取材を進めている「書店復興」シリーズ。今回はイタリアと日本の2拠点で暮らし、世界各地を肌で知るヤマザキマリさんに、歴史と文化の国、イタリアの本と書店事情を聞きました。 今、日本の書店数が、20年前に比べて半減していて、書店のない自治体もすごく増えています。直木賞作家の今村翔吾さんは、その問題意識から書店経営や新規業態の開発を手掛けるようになり、本連載「書店再興」のシリーズ冒頭で、そのアクションについて伺いました。(「直木賞作家・今村翔吾氏が神保町に上げる『本屋さん』再興の狼煙」) 作家だけでなく、経済産業省でも「書店振興プロジェクトチーム」を組成して、どうやったら書店を守っていけるかを国の課題にしています。経産省では米国、英国、フランス、ドイツ、韓国で、書店を守る事例の調査を行っていますが(2023年10月調査報告)、イタリアの話は

最初それは邪道を自覚した遊びのはずであったが!? 蛭児神建 所載『ロリコンKISS』(1986年4月/東京三世社) まず最初に、漫画同人誌界が有った。漫画家予備軍の素人衆がとにかく自分が描いた作品を他人に見てもらいたいと、自費出版した本を持ち寄って売り合う、そんなママゴト遊びの様な即売会が有ったわけだ。少々鼻につく自己満足的な部分も強かったが、それはそれとしても情熱に燃えた心の底から描く事を愛する若者の集まりであった。 そんな中から「ロリコン同人誌」と呼ばれる物が出始めたのは、70年代末から80年代初頭にかけての事だった。アニメや少女漫画の影響下で育った世代であるアマチュア作家達が、そうした絵によるエロ漫画を描き始めたのである。 最初それは、一種の座興…邪道を自覚しながらの遊びであった筈である。心の底には常に、いつの日か立派なプロとなって描くべき正当な漫画が有った。だからこそ、売る側にも買

コミックグロウル公式 @comic_growl ◤#ラテコミ🧡◢ 「小説家になろう」からのコミカライズが発売中 『婿探しをしていた夜会で、宰相子息が婚約破棄され私との結婚を命じられていた』前編漫画:黒渕かしこ ネーム構成:薄灯森 原作:ミズメ [comic-growl.com/episode/255068…] 出張掲載中です☕️ pic.x.com/R6Hbpm6VfC 2024-08-30 12:04:28 ミズメ🧸作家/漫画原作 @Miz_ume小説・漫画原作¦異世界ファンタジー・キャラ文・児童書 ¦ 🚩最新▷▶8/5義妹コミカライズ、8/2処刑令嬢¦ 7/4魔女アンソロ、冤罪聖女単話¦ 6/4推し恋!②¦悪役令嬢のおかあさま、最強令嬢(クマバッジ)、義妹に婚約者を奪われたetc¦コミカライズ連載▶︎▷追放令嬢⦅隔週日曜⦆、義妹8/5配信開始¦ https://t.co/

なんかtwitter(X)でまたこの手の議論が再燃してたので、思うところを書いてみる。 個人的には「表紙の原稿料くらい払ってあげなよ」と思うけど、払わないのもまた理屈としてはわかる。 まず一般的に、漫画編集部がどんな時にお金を払い、どんな時に払わないのか、以下にざっと整理する。 (※勿論例外もあるが、古くからある出版社の多くはこのようなシステムになっていると思う) ①漫画雑誌の表紙には原稿料が支払われる →漫画雑誌の表紙絵などを依頼される場合、当然、原稿料が支払われる。勿論連載原稿にも原稿料が支払われる。 ②アンソロジーコミックなどの表紙には原稿料が支払われる。 →アンソロジーコミックなど、自著以外の単行本の表紙イラストを依頼されて描いた際にも、ちゃんと原稿料が支払われる。 ③自著の単行本の表紙、本文の描きおろし、修正作業などには原稿料は支払われない。 →??? 今、③が問題になっている。

芥川賞受賞作家の宇佐見りん氏(25)が25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自身が手がけた小説を原作とした実写映画について、意見を述べた。 宇佐見氏は、男性アイドルを推す女子高生が主人公の小説「推し、燃ゆ」で、第164回芥川賞を受賞した。今回挙げたのは、2019年に発売した小説「かか」だ。 宇佐見氏は「内容について時期的に明かせないのですが今度出る実写映画について、『作者にもご理解いただいた』=『作者が容認した』ではなく、『こういうことを母が大切な主人公は絶対にしない、この一文は守ってほしいと何度言ってもつきかえされ、もぎ取ったり奪われたりした結果に苦しみながら頷いた』であって」と投稿。 さらに「SNSで色々いうと最終的に自作の評価を落とすと、わかっているのですが、何度考えても、映画だけ見た人に自分の作品として認識されてしまうことは苦しいと感じポストしてます 私もなかなか確認がスムー

最初に聞きたい、九井先生とゲームの出会い──今回は、『ダンジョン飯』の源流となっている「ゲームからの影響」を中心にお聞きしていければと思います。まず、九井先生の原体験となっているゲームは、どういったタイトルなのでしょうか? 九井諒子氏(以下、九井氏): オーソドックスに、『ドラクエ』や『FF』といったRPGを遊んでいました。 おそらく初めて触ったゲーム機はファミコンだったと思うのですが、たしか親が懸賞で当ててきたものだったんです。だから、ファミコンはいつの間にか家にありました。その次のスーファミとPS1は親に買ってもらったのかな……。 そこからPS2あたりの時期はちょっとゲームから離れていたのですが、PS4くらいの時期になって、ようやく自分の稼いだお金でゲームを買えるようになりました。 ──PS2あたりの時期は、どうしてゲームから離れられていたのでしょう? 九井氏: 単純に受験をしなくちゃ

ナタリー コミック 特集・インタビュー 「Re:Monster」金斬児狐×「無職転生」理不尽な孫の手 “異世界転生”草創期を知る作家2人の初対談 TVアニメ「Re:Monster」 PR 2024年6月5日 4月からTVアニメが放送中の「Re:Monster」は、人間からゴブリンに転生してしまう……というシチュエーションから始まる異世界ファンタジーアクション。主人公のゴブ朗が転生前より手にしていた特殊能力を駆使し、仲間のゴブリンたちとともに成長していく姿が描かれている。また流行りの異世界転生ものか……と思われる方もいるかもしれないが、実はその掲載時期は投稿サイト・小説家になろうで異世界ものが流行り始めた、その草創期にまで遡る。なんと「Re:Monster」の原作小説が掲載され始めたのは、今から13年前。まだ小説家になろうで異世界ファンタジーが最盛ジャンルとなっていない、2011年のことだっ

三島由紀夫は日本を代表する文豪・憂国の士といわれるが、過大評価され過ぎだと思い、所感を書いておく。 駄作が多すぎる三島由紀夫はかなり多作な作家で、小説・戯曲だけでおそらく200作を超える。 新潮社の三島由紀夫全集はバカデカサイズの全42巻からなり、通読した人間は三島の専門家くらいだろう…専門家すら怪しいが。 なぜならあまりにしょーもない作品が多すぎるから。 三島由紀夫といえば金閣寺。少し落ちるものとしては仮面の告白、潮騒、美徳のよろめき、鏡子の家、憂国、豊饒の海がある。 しかし他の95%の作品は・・・? 私は三島由紀夫が好きで、小説だけでなく戯曲を含めて結構読んでいる方だと自認しているが、若者がつまらぬ観念を語るだけの作品、あまりに紋切り型の恋愛作品が多すぎて、読むのが時間の無駄・苦痛だ。 打率の低さは擁護しきれないほどである。 三島由紀夫vs東大全共闘2021年に『三島由紀夫vs東大全共

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