いつ頃からだろうか、スーパーにしろデパートにしろ、年中無休で営業というのが珍しくなくなった。 私が子供の頃は、どんな店でも週に一日くらいの定休日が当然だった。最近は小さな店でも年中無休を掲げている店がずいぶん増えたと思う。便利なことだとは思う。 しかし探してみると、そんな風潮とは逆に、週に一日しかやっていない店というのもある。逆の意味で極端だ。それってどういうことなんだろう。 きっとそうした店には、他にはない個性や特色があるのではないか。そういうわけで、各曜日ごとに週一営業する店めぐりに挑戦してみたい。 (小野法師丸) おしゃれ&油断のサンデー 週に一日しかやっていない店をひとつずつ、一週間かけて回ってみようという今回の企画。一般的なカレンダーでの週のはじまりに習って、日曜日から行ってみよう。
ここ数年の間、スーパーなどで「カロリーゼロ」を謳う商品をよく見かけるようになった。飲み物やゼリーなどが多いだろうか。うっかりすると食べ過ぎて太ってしまいがちなこともあって、個人的にはしばしばお世話になっている。 カロリーゼロのドリンクを飲みながら考えた。もしも普通の食事でもカロリーゼロなら、太ることを気にせず食べられるんじゃないか。 しかし、そんなことは可能なのだろうか。いろいろ調べてみると、できないことはなさそうだ。そういうわけで、「カロリーゼロ定食」作りに挑戦してみた。 (小野法師丸) そういうことならできるかも知れない 定食なのにカロリーゼロ。飲み物くらいならともかく、一回の食事の一揃いとしての「定食」で、カロリーゼロ化することなど可能なのだろうか。 調べてみると、なんとか工夫する方法はありそうだ。しかし、作るからにはちゃんとした「定食」を目指したい。いくつか自分でルールを設定してみ
「普通」という言葉を辞書で調べたら、「特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること」と出てきた。そうだ、普通とはそういうことだと思う。他にも「中くらい」とか「並」といった言葉も大体同じような意味だろう。 今回訪れたのは、日本でも有数のそばどころとして知られる信州・長野。そばがおいしいというのはわかる。しかし、勢い余ってなのか、どうも「普通」という言葉の基準がおかしくなってる店がいくつかあるようだ。 そういうわけで、普通がもう普通じゃなくなっているそば屋さんをめぐってきました。 (小野 法師丸) そばを軸に考える、普通って一体なんだろう 一般的で、これといった特徴のないこと。それが「普通」。言葉の意味としてはそれで異論はない。しかし、よくよく考えるとどうしても曖昧さが付きまとう言葉でもあると思う。
本家アメリカのケンタッキーフライドチキンで、肉で肉を挟んだサンドウィッチが発売になるという話を聞いた。 さすがはアメリカ、とでも言えばいいのだろうか。意味がわからない。サンドウィッチってそういうことじゃないだろう。と思いながらも、ちょっと食べたいと 感じたことも事実。 日本では発売になっていないが、パーツを組み合わせれば自作できそうだ。そう言えばあの国は、他にもエネルギッシュな食べ物にあふれている。 そういうわけで、アメリカのパワー炸裂な食べ物たちを自分で作ってみました。 (小野 法師丸) 肉肉肉で押してくるアメリカンスピリッツ このほどアメリカのケンタッキーフライドチキンで発売になる商品は、「ダブルダウン」というもの。ベーコン2枚とチーズ3枚とをチキンでサンドしたものだ。本当にそんなものが存在するのかという気にもなるが、アメリカのケンタッキーのサイトにちゃんと載っていた。(こちら)
何かの用事でどこかに旅行に行くとき、そこでどんなものを食べようかとあらかじめ調べていくことが多い。地元の名店の味や、ご当地食を食べてみたいからだ。 先日、埼玉北部へ出かける前に見つけたのは、「ピザライス」なる食べ物。知ってるようで知らないメニュー。 「ピザ」も「ライス」も知っている。でもそれがつながった「ピザライス」は初耳だ。なんだか気になる響きのある言葉だとも思う。そういうわけで、実際に食べてきました。 (小野法師丸) 不思議と魅力的な名前の食べ物「ピザライス」 ローカルフードとしても聞いたことがなかった「ピザライス」。このメニューを出す店はいくつかあるようだが、今回やってきたのは、埼玉県深谷市の「Holly」という喫茶店だ。
「東京」という地名を聞いて思い浮かぶイメージにはどんなものがあるだろうか。「都会」や「首都」という言葉を思いつく人は多いと思うが、「野菜の産地」というイメージはほぼないと言っていいだろう。そんな東京だが、実は東京が主産地となっている野菜がある。 答えは小松菜。農林水産省の統計によると、平成20年度の生産高は埼玉に続いて多いのが東京。数年前までは全国一の生産を誇っていたようだ。 そんな意外な一面をもつ小松菜。東京の中でも特に江戸川区は大産地であるとのこと。まずは小松菜の現状を探りに、江戸川区内を巡ってみよう。 (小野法師丸)
明治製菓のチョコ菓子、「きのこの山」。1975年から販売されているというから、もうかなりのロングセラーだ。 お菓子の新商品が発売されても半年後くらいには見かけなくなっていることも多い昨今、とても長い間愛されている商品だと思う。筆者は1973年生まれなのでほぼ同い年。確かに子供の頃にもよく食べた。 山形のチョコレートにクラッカーが刺さっているという形状の「きのこの山」。その構成ゆえ、食べ方にちょっとした変化をつけて食べた覚えがある。妻に話したら「そういえば私もやったやった!」とのこと。まずはその話から始めます。 (小野法師丸) 大人版になってよみがえるあの頃の食べ方食べてると楽しい気持ちになってくるお菓子、「きのこの山」。「チョコ+スナック」という構成のお菓子は他にもよく見かけるが、やはりきのこの形になっているのが楽しさにつながっているのだろうと思う。 もちろん味というベーシックな部分の
「キャベツ太郎」というお菓子がある。私が子供の頃からあり、最近ではコンビニなどでもよく見かける、代表的な駄菓子の一つだと思う。 ただ気になるのは、「キャベツ太郎」という名前だ。キャベツという名前がつくからには、やはりキャベツに関係あるのだろうか。キャベツ太郎を知っている人なら、一度は抱く疑問ではないだろうか。 この問題については、誰もが不透明なままでいると思う。今回は自分なりにその答えを出してみたい。 (小野法師丸) キャベツ太郎の謎にアグレッシブに向き合う 定番の駄菓子、キャベツ太郎。なんとも言えないネーミングが妙に印象的だが、よくよく考えるとどうも腑に落ちない点が見えてくる。 まず、パッケージに印刷されているキャラクターが気になる。いでたちからすると、カエルの警官といったところだろうか。カエルの方も警官の方も、どうにもキャベツにつながらないではないか。食品として見たときも、原材料欄に
ここ数年だろうか、日本各地で土地ならではの食材を生かした町おこしというのをよく耳にするようになった。 今回たまたま知ったのは、神奈川県の三浦半島の南端、三崎で「まぐろラーメン」なるものを押してきているという情報だ。まぐろラーメン…。どんなもんだろう、それは。 確かに三崎港はマグロの水揚げで有名だと思う。ただ、自分の中では組み合わされることのなかった食べ方だ。 「まぐろラーメン」という響きのインパクトがある割には、まだあまり知られていないような気がする。実体を確かめるため、行ってきました。 (小野法師丸) ●テンション高いよ三崎港 そういうわけでやってきた、三浦半島の南端・三崎港。写真では静かな漁港のように見えるが、観光客も多く、とても活気のある町だった。
都会の街を歩いていると、自然と目に入ってくるキラキラとしたレストラン。きっと流行りの店なのだろう、若者であふれていて、確かに都会的な魅力はあると思う。 しかし、そんな店とは対極の意味で惹かれる店というのもある。なんだか人んちっぽいな、という店だ。 レストランというよりは、人んち。妙にくつろぎムード。 そうした店は、飲食店の中でも特にうどんを提供する店にどうも多いようだ。そんな人んち感を求めて、うどん屋をめぐってきました。 (小野法師丸) ●うどんを供することと「人んち感」との謎の連携 思い出してみれば、確かにいわゆるレストランとうどん屋とを比べてみると、その店に入ったときの感覚は違うと思う。かしこまらずに落ち着けるのは、やはりうどん屋の方だろう。 提供する食べ物の違いということもあるだろうが、外観からすでに漂わせている雰囲気は異なる。
栃木県で有名な麺類、と聞いて思い出すのはなんだろうか。よく知られているものの代表としてあげられるのは、佐野市の「佐野ラーメン」ではないだろうか。 青竹で踏んで打った麺が特徴的なラーメンだ。市内にもたくさんのラーメン屋さんがある。 しかし、詳しく調べてみると、佐野ラーメン以外にも栃木県にはちょっと変わった麺類がいろいろとあるようなのだ。既存の麺に独特のアレンジがなされているらしい。 それは気になる。その独自性を確かめに、行ってきてみました。 (小野法師丸) ●「麺類+なんらかの野菜」という法則 まずやってきたのは県南部の足利市。こちらでは、一般的にはあまり入れないと思われる野菜を入れた焼きそばが、街のあちこちで食べられるらしい。
中華料理の代表格と言えば、やはりラーメン。と書いたところで、やっぱりラーメンというのは、もはや中華料理というより日本独特の食文化かも、と思ったりもする。 いずれにしてもラーメンと言えば、中国や日本、そういう国をイメージすると思う。 それはそうなのだが、どうもそのラーメン界隈に最近ヨーロッパが進出してきているようなのだ。出会いはたまたま通りかかった千葉のラーメン屋。聞いたことのないラーメンの看板に目を疑った。 他にも調べてみると、そんなヨーロッパ風のラーメンはいろいろあるらしい。そういうわけで、実態を確かめてきました。 (小野法師丸) ●そんな話は聞いてない ヨーロッパ系ラーメンの存在。今までイメージしたことなかったそんなラーメンに出会ったのは、千葉県の海沿いの道を車で走っていたときのことだった。
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く