あの男がついに公の場に姿を現す。その名は山上徹也(45)。10月28日午後2時、奈良地方裁判所大法廷に出廷する。3年前、参議院選挙で応援演説中の安倍晋三元首相を銃撃し殺害した事件の刑事裁判が、ようやく始まろうとしている。 我々の目に焼き付いている山上徹也は、大和西大寺駅北口バスロータリーで屈強なSPたちに組み伏せられた姿だ。 参院選終盤の2022年7月8日午前11時31分、安倍元首相は、集まった聴衆に向けて自民党候補の応援演説を行っていた。周辺を警戒するSPの視線が外れたわずか数秒の空白の時間に、背後からひとりの男が近付く。手にした手製のパイプ銃から放たれた弾丸は安倍氏に命中し、致命傷となった(享年67)。 銃撃された安倍元総理 Ⓒ時事通信社 逮捕直後の弁解録取や、その後の取り調べで山上は、「統一教会に恨みがありました」「統一教会と深い関わりのある安倍元首相を撃ちました」と供述。山上の母親

読売新聞の社会部記者として、長年スクープを報じてきた清武英利氏。その後、巨人軍の球団代表になるも、2011年に「読売のドン」こと渡邉恒雄氏の独裁を訴え、係争に。現在はノンフィクション作家として活動を続ける。 そんな清武氏が、約50年にわたる波乱万丈の記者人生を振り返る『記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記』(文藝春秋)より一部を抜粋して紹介する。権謀術数渦巻く巨大メディアで、あのとき何が起きていたのか。(全4回の1回目/続きを読む) ◆◆◆ 抜き抜かれの次元を越えた「あの報道」 社会部で取材班を率いていたころ、私たちはスクープを打つ一方で、何度も他紙や雑誌に抜かれた。抜かれると、悔しさの後で静かな反省が生まれる。 私は自分や部下を叱る一方で、同じような局面に立ち戻ったら、今度は自分たちがスクープを取れる用意はあるのか、と考えるように努めた。「できる」と思えればさほど問題はない。頑

ライブドアニュース @livedoornews 【判明】自民党が両院議員総会の開催を決定 news.livedoor.com/article/detail… 両院議員総会をめぐっては、石破首相ら党執行部の退陣を求める若手・中堅議員らを中心に開催を求める署名集めが行われ、必要な「所属議員の3分の1」を超える署名が集まったとされている。 pic.x.com/4w4EPU7J9r 2025-07-29 10:05:00 リンク ライブドアニュース 【速報】自民党が両院議員総会の開催方針固める“石破おろし”の機運熟するか…首相「真摯にご説明をすることに尽きる」 - ライブドアニュース自民党は29日午前、役員会を開き、両院議員総会を開催する方針を固めた。役員会後、取材に応じた石破首相は、「ご説明は丁寧に、真摯(しんし)にしていくことに変わりはない。それ以外に考えていない。丁寧にご説明

外務省顧問 前駐米大使 杉山晋輔 安倍晋三元総理は、第26回参議院議員選挙の投開票が7月10日に行われる直前の7月8日午前11時31分頃、選挙の応援に訪れた奈良県大和西大寺駅北口近くで演説中に、背後から銃弾を撃ち込まれた。筆者は友人から、直ちに流れた速報の一報を知らされすぐテレビのニュースでこれを知り、とにかく一命だけでもとりとめてほしいと祈り続けた。しかしそれもむなしく、同日午後5時3分死亡が確認された。民主主義の根幹をなす選挙の最中の、決して許すことのできない暗殺である。筆者はあまりのショックで、しばらく何も考えることができなかった。 思い起こせば筆者が安倍総理にはじめてお目にかかったのは、ずっと若いころ。いうまでもなく総理の御尊父は安倍晋太郎外務大臣。そのまたご尊父は、戦前東条軍閥内閣に反対を通しても選挙に当選された安倍寛衆議院議員。母方の御尊父が日米安保改定の偉業をなされた岸信介総
「特殊政治的な区別とは、友と敵という区別である。…敵とは、他者・異質者にほかならず、その本質は、とくに強い意味で、存在的に、他者・異質者であるということだけで足りる」政治的なものの概念 (光文社古典新訳文庫 K-Cシ 2-1) 作者:カール・シュミット光文社Amazon 安倍晋三氏は、2022年7月8日に銃撃され、死亡した。 石坂啓氏(とその夫) 「事件最初にテレビで見た時に、でかしたって言ったんですね。私と夫はね「山上さま」と呼んでいます」 安倍元総理を暗殺した山上徹也被告のことを 「でかした!山上さま!」 と言った石坂啓を知っていますか? pic.twitter.com/NOZEAx0Gzr— 照月 (@teruduki1113) March 30, 2024 前川喜平氏 「安倍さんが亡くなったことについては気の毒だと思ったけど悲しいと思ったことはなかったです」 【定期便】 武蔵野政

安倍晋三元首相の銃撃事件から8日で3年となる。憲政史上最長の政権を築いた安倍氏の功績や精神を継承しようと、大阪市住之江区の大阪護国神社で6日午後、慰霊祭と顕彰碑の除幕式が行われた。安倍氏の妻、昭恵さんも出席した。碑の建立を進めたのは、「日本の行く末」を憂い、志なかばにして非業の死を遂げた安倍氏を悼み、その志を継承する思いを持った人々だった。 昭恵さんは慰霊祭などが終了した後、「関係者の多くの皆さまのご尽力で(主人の顕彰碑を)建立できました。ありがとうございました。主人も喜んでいることと思います。主人は毎朝、神棚と先祖に手を合わせ、夜戻ってくると国家の平和を祈っているような人でした。魂になっても、国家のために働いているでしょう」とあいさつした。

安倍晋三元首相の銅像建立、クラウドファンディングで1800万円の寄附金募るも達成率は9.22% 「とにかく安倍さんの魂を鎮めたい」“安倍神像神社”宮司の思い その神社は長野県下伊那郡阿南町の山林の中にある。安倍神像(あべしんぞう)神社──。奈良県吉野にある世界遺産・吉水神社の名誉宮司である佐藤素心氏が私費を投じて2023年に建立し、主祭神は安倍晋三大人命(あべしんぞう うしのみこと)。 神社といっても、生木を組み合わせたような鳥居の奥に茅葺きと思われる屋根だけの祠があり、安倍氏の写真の前に小さな賽銭箱が置かれているものだ。 この境内に安倍氏の銅像を建てる計画がある。1メートルの台座の上に立つ175センチの銅合金の全身像だ。 ところが、資金が集まっていない。 安倍神像神社の佐藤宮司がクラウドファンディングで1800万円を目標に資金を募っているが、2回目の募集で集まった寄附は136万1000円

Published 2025/05/09 18:11 (JST) Updated 2025/05/09 18:23 (JST) 学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、開示された関連文書に一部欠番があるとして、自殺した元職員の遺族側が説明を求めたことに対し、財務省は9日、弁護団に回答した。同省は過去の調査報告書で、2017年当時に理財局の指示で政治家関係者との応接録を廃棄したと公表しており、その過程で文書が欠落したとみられるとした。 弁護団によると今年4月、近畿財務局と森友側との交渉記録など13年6月~16年6月の約2千ページが第1弾として開示された。過去の公表文書などでは14年4月28日、森友学園の籠池泰典元理事長が財務局職員に安倍晋三元首相の妻昭恵氏との写真を示し「『いい土地ですから、前に進めてください』とのお言葉をいただいた」と述べていた。しかし今年4月の開示ではこの

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんは、財務省が検察に任意で提出した関連文書の開示を求め、今月4日、国有地の売却をめぐる学園側との交渉記録など、2200ページ余りの文書が開示されました。 開示された文書には、右上の部分に1番から380番までの通し番号がほぼ時系列で振られていましたが、NHKが調べたところ、このうち75個の番号が欠落していました。 そして、番号が3つ以上連続して欠落している部分が複数あり、こうした番号の文書が作成されたとみられる時期を、前後の文書などをもとに分析したところ、政治と接点があった時期と重なっていることが新たにわかりました。 2014年4月28日には、森友学園の籠池泰典前理事長が安倍元総理大臣の妻・昭恵氏とともに撮影した写真を近畿財務局の職員に提示していたことが明らかになっていますが、

生コンクリートの製造販売会社でつくる協同組合から現金を脅し取るなどしたとして、恐喝罪などに問われた全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)の前執行委員長(83)と、現委員長(52)の判決公判が26日、京都地裁であり、川上宏裁判長は両被告に無罪(求刑懲役10年)を言い渡した。 両被告は、2013~14年に京都生コンクリート協同組合(京都市南区)に対し、関生支部の7人が在籍していた生コン輸送会社の解散に際して退職金を払う必要があると因縁を付けて解決金を要求し、協同組合加盟社の敷地内に関生支部の組合員を滞在させて生コンの出荷を阻止して、1億5千万円を脅し取ったとする恐喝罪で起訴された。 川上裁判長は判決理由で、前委員長の方から1億5千万円を要求した事実は認められず、反対に、協同組合側から解決金を提示したと考えても不自然ではないと判断。関生支部側の一連の行動は、労働問題に関する協定

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんをめぐり、関連文書を存否も明らかにせず不開示とした決定を取り消した大阪高等裁判所の判決に対し、加藤財務大臣は、石破総理大臣から指示を受け上告しない方針を示しました。加藤財務大臣は記者団に対し、文書の開示・不開示について今後、検討する考えを示しました。 森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんが国に関連文書の開示を求めた裁判で、2審の大阪高等裁判所は、先月、1審とは逆に、国が文書の存否も明らかにせず不開示とした決定は違法だとして、取り消す判決を言い渡しました。 加藤財務大臣は6日午後、石破総理大臣から指示を受け上告しない方針を明らかにしましたが、この関連文書について、夕方、財務省内で記者団に対し、「検察に提出した文書は財務省に戻ってきている。相当量だと聞いている」と述べました

急拡大の背景には、アプリ開発という技術発展のほかに、戦後最長となった安倍政権が取り組んだ働き方改革による規制緩和の後押しがある。 ただ、その規制緩和も、専門職の人の労働時間規制を外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」などの議論に押されて、十分な審議時間が確保できず、一時は見送られた経緯があった。(市川千晴)

世界で汚職防止に取り組む米国のNPO法人「トレース・インターナショナル」がこのほど発表した2024年版「贈収賄危険度」ランキングによると、汚職の少なさで日本は世界10位だった。賄賂の可能性などが世界で最も低く、政府の清廉度でアジアの首位を維持した。 調査対象は194カ国・地域。各国・地域を「ビジネスと政府の関係」「汚職抑止力と執行」「政府の透明性」「市民の監視力」の4分野で採点し、総合得点で順位を付けた。 世界首位は3年連続でノルウェーだった。2位にスイス、3位にスウェーデンが入り、それぞれ前年よりも順位を一つずつ上げた。トップ10の大半は北欧を中心とした欧州勢が占めた。 日本はメディアを含む「市民の監視力」の評価が前年よりも下がり、前年の順位から一つ落ちた。一方「政府の透明性」では評価が上昇。賄賂の可能性を含む「ビジネスと政府の関係」は前年に続き、汚職の起こりにくさにつながる得点が世界1

10日の政府の経済財政諮問会議で、民間議員が提言した「就職氷河期世代」の集中支援。バブル崩壊後の景気悪化で新卒時に希望の職に就けないままフリーターや無職となった若者たちは既に30代半ばから40代半ばに達し、自宅にひきこもるケースも少なくない。政府は3年間の集中プログラムを通じて就職氷河期世代を正規就労に結びつけ、高齢期の生活保護入りを阻止したい考えだ。(桑原雄尚) 民間議員の提言は、3月の前回会議で安倍晋三首相が「就職氷河期世代への対応が極めて重要」と述べ、本格的な支援策の早急な検討を指示したことを受けたもの。厚生労働省も10日の会議で、支援強化に向けた「就職氷河期世代就職実現総合プラン(仮称)」の策定を打ち出した。 内閣府によると、就職氷河期世代を「平成5年から16年ごろに卒業期を迎えた世代」とすると、人口規模は30年時点で約1700万人で、このうち支援対象となるのはフリーターやパートと

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