こんにちは!おーくら( @eternalshining )です。 普段は株式会社カオナビというHRTechの企業で、PdMをやったり組織のマネージャーをしていたりしつつ、プロダクトマネージャーカンファレンス実行委員会にて理事をやってたりもしてます。 この記事は筆者公認ノッカリアドベントカレンダーパート1の9日目です。 昨日は山口さんでした。「スキ」は重要ですよねぇ、私自身もマネージャーになったときに意識し始めました。もはやキャラになってしまって今は全く気にもしてなかったので形式知としての言語化に感謝です。 この数年、「ジュニアPdM」「ミドルPdM」といった言葉を耳にすることが増えました。 便利なラベリングではあるのですが、自分の現場経験を振り返るなかで、どうしても少し違和感が残るようになりました。 というのも、これらの言葉が “PdMの下位〜中位” を示すような扱い方をされ、結果として

仕事をしていると、こんな悩みはないでしょうか? 依頼したら「これって何のためにやるんですか?」と聞き返されてしまう お願いしたいのに、説明がうまくできず自分でも何を言っているのか分からなくなる 誰かに頼みたいことがあっても、どう意図を伝えればいいか悩んでしまう 「伝わっていないこと」が原因で発生する手戻りや確認は、想像以上に大きなロスになります。そして自分自身もまさにこの悩みを長く抱えていました。エンジニア経験のないPdMとしてプロダクトマネジメントを学ぶ中で、これらの課題をシンプルに解消できる方法があると気づきました。 それが「ユーザーストーリー」です。 ユーザーストーリーは、ソフトウェア開発だけの考え方ではありません。 意図や背景がうまく伝わらずに困る日々の仕事すべてに応用できる、とても汎用的なフレームです。 特に次のような方には、実践しやすく効果が出やすいはずです。 デザイナーやエ

株式会社FLINTERSでフロント&バックエンドエンジニアをやっている者です! いい加減、git worktreeを身近においておこうと思い書き留めました。✏️🗒️本記事はFLINTERSBLOG Advent Calendar 2025の13日目の記事となります。 はじめに 開発者の皆さんなら、一度は「コンテキストスイッチ地獄」を経験したことがあるのではないでしょうか。新しい機能開発に没頭しているまさにその時、Slackに飛び込んでくる 「緊急バグ修正お願いします!」 の通知。 ここから始まる従来の手順は、思い出すだけでも気が滅入ります。 まず、中途半端な作業を git stash で退避。次に gitswitch でバグのあるブランチに移動し、修正作業に頭を切り替えます。 修正が終わったら、また元のブランチに戻り、git stash pop を実行。 しかし、複数の stash

1.「がんになったら手にとるガイド」の概要と改訂のポイント がんになったら手にとるガイドは、本体1~7章と別冊付録「わたしの療養手帳」からなります。 1)各章のタイトルと概要 第1章がんと診断されたとき―治療前にまずは知っておきたいこと がんそのもの、がんに関する情報の探し方、がんと診断されたあとの心のケアや周りの人への伝え方、家族が診断されたときに知っておきたいこと等 第2章がんの状態を知る―検査とその目的 さまざまな検査やセカンドオピニオンの活用 第3章治療法を考える―がん治療の基本 がんの治療(手術、放射線治療、薬物療法等)や臨床試験、世代に応じた治療方針の決め方、治療前に考えたい妊娠や出産への影響、保険の仕組み等 第4章治療中の体に起こること―治療の副作用と対処法 治療の副作用やそれへの対処方法、日常生活での工夫等 第5章がん療養中に考える暮らしのこと仕事や学校、同じような経験を
![国立がん研究センターのがんになったら手にとるガイド:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2fe7dc98aefd659a058268607787edb174e0402bc9%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fganjoho.jp%252Fpublic%252Fcommon%252Fimg%252Fcommon%252Fog_image.png&f=jpg&w=240)
はじめに こんにちは、データ・AIシステム本部データシステム部推薦基盤ブロックの関口 柊人です。普段はZOZOTOWNのレコメンドシステムの開発やHOME面の改善などに取り組んでいます。 ECサービスにおいて「何を成功指標とするか」は、サービスの方向性を決める重要な要素です。ZOZOTOWNのHOME面も例外ではなく、従来は売上やCTRといった短期的な指標を中心に改善してきました。しかし複数チームでの運用が拡大し、レコメンドシステムの高度化が進む中で、推薦基盤チームとして「短期指標だけではユーザー体験を十分に捉えられていないのではないか」という課題感が徐々に強まりました。 短期的な売上最適化だけでは見落としてしまう価値があるのではないでしょうか。ユーザーの長期的な満足度やサービスへの愛着といった要素をどう測り、育てていくべきでしょうか。本記事では、こうした課題意識から始まったZOZOTO

これは「あらたま・いくおのAdvent Calendar 2025」5日目のエントリです。 昨日はyuya moriさんの『「マネジメントやるのもその育成も無理ゲー」を整理する』でした。 ぼくがこのアドベントカレンダーに登録しようと思ったのは、「あらたま・いくおのマネジメントRadio」がとても好きだからです。 ぼくは言語優位・視覚優位なタイプで、耳からの情報処理があまり得意ではなく、Audibleやポッドキャストを聴く習慣はほとんどありません。ですが、お二人のポッドキャストは、仕事柄共感することも多く、自分にとって身近な話題が多いのですんなり聴くことができ、いつも楽しませてもらっています。 お二人のお話を聴いていると、「いつも楽しそうだな〜」と微笑ましい気持ちになります。マネジメントにまつわる話題なので、時にはシビアな話もあるわけですが、そういうときにもあまり深刻さは感じません。きっと日
【フォーム入力経験者】離脱理由や入力をためらう項目 BtoBマーケティングにおいて、「フォームを最後まで入力してもらえるかどうか」は、リード獲得成果を左右する重要な分岐点です。いくら広告やコンテンツで興味を引いても、フォーム入力の段階で離脱されてしまえば、商談につながるチャンスを逃すことになります。 では、実際のところ、どのくらいの人がフォーム入力の途中で離脱しているのでしょうか。そして、ユーザーはどのような項目で「入力をためらう」のでしょうか。 ここでは、実際にBtoBサービスへの問い合わせや資料請求を経験した人(130名)を対象に行ったアンケート結果をもとに、フォーム離脱の実態と“ためらいポイント”の傾向を明らかにします。さらに、各データをもとに「離脱を防ぐための改善の方向性」についても考察していきます。 7割以上が「途中でフォーム入力を放棄」している フォーム入力経験のある人(N=1

はじめにアジャイルという言葉は広く普及していますが、その本質を正確に理解している人は多くありません。表面的には「変化に強い開発手法」「小さく作って早く回す」という説明が一般的ですが、実際のアジャイルははるかに本質的で、人間の認知能力と組織構造に強く依存した哲学的な方式です。本レポートでは、アジャイルの本質を掘り下げ、なぜ特定の条件を満たすチームでのみ成立するのかを論理的に整理します。そのうえで、アジャイルが成功するために必要な“人の条件”と組織の前提について考察します。アジャイルとは「真実 × 目的 × 推論」が揃う方式であるアジャイルが他の開発方式と決定的に異なるのは、根幹に「真実を操作しない」という前提が置かれている点です。嘘や政治的配慮を最小化し、現実をありのまま扱います。これにより、チーム内の各メンバーが事実を基点として矛盾なく行動できます。しかし、事実の共有だけでは組織は前

Anker Japan @Anker_JP 弊社モバイルバッテリーおよびスピーカー計4製品につきまして、電池セルの製造過程において不備があったことが判明いたしました。事故等の発生防止を第一に考え、製品の自主回収を実施いたします。 【対象製品 / 対象販売期間】 以下の対象製品と対象販売期間のうち、下記のオンライン受付フォームよりシリアルナンバーを入力のうえ、対象と判別された製品が対象となります。対象となった場合は、フォームの案内にしたがって回収のご協力をお願いいたします。 ①Anker PowerCore 10000(製品型番:A1263) - 22年12月25日から25年10月21日まで ②Soundcore 3(製品型番:A3117) - 22年12月16日から25年10月21日まで ③Soundcore Motion X600(製品型番:A3130) - 23年4月24日から25年1

生成AIの進歩により、AI活用スキルは、もはや個人レベルの話ではなく、企業が全社を挙げて取り組むべき重要課題になりつつある。従来、多くの企業が社内研修や推奨によって、社員のAI活用を促進してきたが、制度を設けることでスキルの底上げを図る企業が登場し始めた。代表的なのが、DeNAとLINEヤフーだ。組織のAI活用スキル向上の秘策、およびこれからのビジネスパーソンに求められるAIスキルを事例から解き明かす。 生成AIの活用度合いが企業の重要課題になりつつある今、AI活用を社内制度として導入する企業が登場し始めた。先進企業の事例から、組織におけるAI活用のポイント、およびビジネスパーソンに求められるAI活用スキルを明らかにする(画像/NguyenBa/stock.adobe.com) 「ディー・エヌ・エー(DeNA)はAI(人工知能)にオールインする」 2025年2月の南場智子代表取締役会長の号

2025-09-11 デザイナーのためのAIツールハンズオン Cursor編の登壇資料です。

はじめまして。チームみらい 永田町エンジニアチームの伊藤と申します!エンジニアチームではエディと呼ばれています。 どーやって作ったの?先日チームみらいでは、政治資金の流れを透明性を持って公開するプラットフォーム「みらい まる見え政治資金」をリリース、ソースコードも OSS として公開し、サービス開始から約2日で20万PVと、大きな反響をいただきました。 アプリケーションの設計や技術的な詳細については、上記の記事にまとめているので、ぜひ読んでみてください! ところで、こちらのアプリ、実は95%以上のコードをLLM(コーディングエージェント)が実装しているんです。 自分でコーディングの手を動かさない開発手法を確立できたことで、15,000行程度の中規模アプリケーションを、開発開始から約45日でリリースすることが可能になったと思っています。(なお私は別件でフルタイムの本業があり、パートタイムとし

Oikonです。普段はAIツール、特にClaude Codeで遊んでいます。 Claude Codeが2.0.0にメジャーアップデートされました!2025年5月23日の1.0.0以来のメジャーアップデートです。この間にClaude Codeは1.0.126までアップデートを重ねています。 今回はXでまとめたポストからClaude Code 2.0.0を使ってみて、個人的に数日使ってみて分かったアップデートもあったので、それも含めつつまとめてきます。 アップデートの概要 Claude Code 2.0.0の変更点です:VSCode拡張のネイティブ化 アプリUI/UXの全体的な刷新 /rewind コマンド: 会話の巻き戻し /usage コマンド: プラン制限の確認 Tabキーでthinkingをトグル(セッションで永続化) Ctrl-Rで履歴検索 config commandの追加(Un

本ガイドラインは、世の中のシステム開発プロジェクトのために無償で提供する。 ただし、掲載内容および利用に際して発生した問題、それに伴う損害については、フューチャー株式会社(以下、フューチャー)は一切の責務を負わないものとする。 また、掲載している情報は予告なく変更する場合があるため、あらかじめご了承いただきたい。 免責事項: 有志で作成したドキュメントである フューチャーには多様なプロジェクトが存在し、それぞれの状況に合わせて工夫された開発プロセスや高度な開発支援環境が存在する。本ガイドラインはフューチャーの全ての部署/プロジェクトで適用されているわけではなく、有志が観点を持ち寄って新たに整理したものである相容れない部分があればその領域を書き換えて利用することを想定しているプロジェクト固有の背景や要件への配慮は、ガイドライン利用者が最終的に判断すること本ガイドラインに必ず従うことは求めて
こんにちは。エンジニアリンググループ プロダクト支援チームでプロダクトマネージャーをしている中村です。 既存プロダクトを担当しているPdMにとって、どうやって次の非連続な成長(=Step Change)を起こせるかというのは、重要な課題だと思います。 私はこれまでPdMとして、既存プロダクトのグロースに携わることが多く、KPIを伸ばすためにデータ分析をし、仮説検証をしながらプロダクトを連続的に成長させる(KPIを120%〜130%伸ばす)経験を積んできました。さらにPdMとしてより事業成長に貢献するためには、次の非連続な成長(KPIを2倍にするなど)を生み出したいと考えていました。 そんな時に、ある担当プロダクトにおいて、主要KPIを2倍に伸ばすというミッションに取り組む機会を得ました。CPO山崎と一緒に主要KPIを2倍に伸ばすためのチャレンジに取り組む中で、超一流のPdMがどのようにデー

何かタスクを任されたとき、実際に "いつ終わるか" はわからなくてもいいが、 "いつ終わらせようと考えてるか" は常に答えられるようにすべきという話を雑に書いておきたい。 任されたタスクについて「いつ終わりそうですか?」と聞かれても、その時点ではわからないことはよくある。 この時、「うーん、まだ何とも言えないですね」みたいに答えるのは悪くはないけれど、セットで「いつ終わらせるつもりで進めていくか」を伝えられるほうがいい。 たとえば、「まずは今日いっぱい調査してみてから報告しますね。その結果次第ではありますが、いったん来週いっぱいくらいで終わらせるつもりで考えていきます」みたいな感じ。 「そんなことしたらいつの間にか必達の期日にされて、ちょっとスケジュールを見直しただけで"遅れた"扱いされるから嫌だ」という人もいると思う。めちゃくちゃわかる。わかるんだけど、それでも「いつ終わらせようと考えて
Claude Codeを使い始めて4ヶ月になりますが、使い方も日々アップデートされていく感覚があります。この記事は、2025年8月末時点でClaude Codeをどのように使っていたか、具体的な手順を中心に備忘録としてまとめたものです。まずは考え方を共有してから、具体の話をする構成となっています。 使い方の型を決める Claude Codeを使用していると期待通りの挙動を引き出せず、延々と試行錯誤してしまうことがあります。しかし、実装タスクで集中するべきはツールの使い方ではなくタスク本来の内容であるため、なるべく使い方の型を決めてその通りに動かしています。 私の場合、型をつくるために以下のサイクルを回しました。 普段の開発フローを整理して、改善できそうな箇所を見つける Clade Codeを使うことでどのように改善できそうか調査をしたり、試作をつくって検証する 実際の開発フローに組み込んで

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