Volodymyr Zelenskiy, Ukraine's president. Photographer: Hollie Adams/Bloombergウクライナのゼレンスキー大統領はロシア経済を世界から遮断すべきだと訴えるとともに、ロシアの軍事侵攻でもたらされた荒廃から復興するためのウクライナ支援を世界の投資家に呼びかけた。 ゼレンスキー氏は23日、スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)で演説し、「まさに暴力が世界を支配するのかどうかが決まる瞬間だ」と発言。力が勝つのであれば、「ダボスで会議をする必要はもうない」と論じた。 侵略者となり得る国に先制的に制裁を科すことで、各国は前例を作るべきだとゼレンスキー氏は主張。原油やガス購入の全面禁止やロシアの全銀行に対する制限措置、「あらゆる企業の完全撤退」を含め、ロシアとの取引すべての停止を求めた。

バイデン政権とダボス会議などが提唱する構想「グレート・リセット」は、一見するとよいプランに思える。しかし、環境破壊や格差拡大を進めてきた元凶たちが自らつくりあげたグローバル経済をリセットし、また新たなグローバルな体制へと置き換える構想だ。ロシアのプーチンはこれを強く批判している。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』高島康司) 【関連】バイデンの背後にいる勢力とは?主導権はリバタリアンからCFRへ、米国はトランプ以上の分断に向かうのか=高島康司 ※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2021年2月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。バイデンのアジェンダは「グレート・リセット」かバイデン政権と「ダボス会議」などが提唱する構想、「グレート・リセット」との関係について解説した

毎年1月にスイスで開催される世界経済フォーラム(ダボス会議)は今回、初のリモートとなった。しかし盛り上がりに欠けたようで、8月にシンガポールで開催する案が浮上している。日本ではなくシンガポールをアジアの中心と位置付けていることには、注意せざるを得ない。(浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』浜田和幸) 【関連】ビル・ゲイツが「農地買収」で備える危機とは?コロナの次に要警戒=浜田和幸 プロフィール:浜田和幸(はまだ かずゆき) 国際政治経済学者。前参議院議員。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。 シンガポール

中国の習近平国家主席は25日、世界が「イデオロギー的な偏見」を捨て、「時代遅れの冷戦思考」をやめるよう呼び掛けた。それと同時に、西側の批判にかかわらず、中国独自の路線を今後も進める方針を示唆した。 習主席は世界経済フォーラム(WEF)がオンライン開催した「ダボス・アジェンダ」会議で演説し、「優位性にコミットし続けるのではなく」、国際法と国際的なルールにコミットし続けることが極めて重要だと述べ、「対立はわれわれを袋小路に陥れる」と指摘。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの回復を助けるべく再び互いを尊重し合うよう訴えた。バイデン米政権発足後、習主席が演説するのは初めて。 習主席は「小さなサークルをつくって新たな冷戦を開始することや、他者を拒絶し脅迫すること、意図的に分離や供給の混乱、または制裁を強いること、孤立または疎外を生み出すことは、世界を分断させ、さらには対立にさえ追い

ダボス会議が発表したコロナ以降の世界計画「ザ・グレート・リセット」の具体的な内容について解説したい。世界はどう変わるのか。この構想には日本も絡んでいる。(『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』高島康司) 【関連】最悪の2020年、次に起きる大事件とは?米抗議デモを的中させた専門家の警告=高島康司 ※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2020年10月29日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。 明らかになった「ザ・グレート・リセット」の中身 世界の超富裕層と国際資本が集まる「ダボス会議(世界経済フォーラム)」は、2021年のテーマとして「ザ・グレート・リセット」というテーマを掲げた。 これは、新型コロナウイルスのパンデミックを契機にして、環境破壊や社会的な格差の矛盾が限界に達した現在

1月10日、コラム:トランプ米大統領、ダボス会議に一矢報いるか。トランプ米大統領が、世界最高峰のパーティーに押しかけようとしている。写真は12日、メリーランド州の軍基地で大統領専用機に乗り込むトランプ氏(2018年 ロイター/Kevin Lamarque) [ムンバイ 10日 ロイター BREAKINGVIEWS] -トランプ米大統領が、世界最高峰のパーティーに押しかけようとしている。ホワイトハウスは9日、スイスのダボスで23─26日に開催される世界経済フォーラム(ダボス会議)に大統領が参加すると表明した。トランプ大統領の掲げる「アメリカ第一主義」を、これほど歓迎しない聴衆は想像し難い。だが、トランプ氏が和解を求めてくるか、権力を見せつけにかかるかにかかわらず、大統領の参加自体が、トランプ氏を見くびっていたエリートに対するしっぺ返しとなるだろう。トランプ氏は、ダボスに集まる3000人
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