米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米金融政策決定の指針となる枠組みについて、政策当局者らが主要部分の変更を検討していると明らかにした。これには雇用の目標未達に対する見方や、インフレ目標へのアプローチなどが含まれる。 FRBは2020年、金融政策を運営する方針を2つの重要な点で見直した。一つは、インフレ率が2%を持続的に下回った後には、「一定期間」それをやや上回るのを容認するというもの。もう一つは、潜在的なインフレ圧力を阻止すべく失業率が低い局面で先回り的に利上げを実施することはしないというアプローチだ。これは最大雇用の目標「未達」を緩和する取り組みだった。 パウエル氏は15日、米金融政策枠組みに関する会議で講演し、当局者らが「目標未達に関する文言を再考することが適切になるとの考えをこれまでに示唆している。先週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合では、平均インフレ目標について同

アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、7日、利下げを見送り、政策金利を据え置くことを決定したと発表しました。政策金利を据え置くのは3会合連続ですが、パウエル議長は会合後の記…

トランプ米大統領は19日夜(日本時間20日午前)、米金融当局に対し利下げすべきだとの認識を示した。パウエル連邦準制度理事会(FRB)議長率いる金融当局はトランプ氏の関税措置がもたらす経済的コストについて評価を行っている。トランプ氏は自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に、「米国の関税が経済に移行(緩和!)し始めたら、連邦準備制度は金利を引き下げた方がずっといい」と投稿。貿易相手国・地域への相互関税などの発表を予定している4月初めを念頭に、「正しいことをしよう。4月2日は米国の解放記念日だ!」とコメントした。 米金融当局は19日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)会合で、主要政策金利のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを4.25-4.5%に据え置くことを2会合連続で決めた。 関連記事:FOMC、政策金利据え置き-成長減速とインフレ率上昇を予想

米連邦公開市場委員会(FOMC)は18、19両日に開催した定例会合で、主要政策金利を据え置くことを決定した。据え置きは2会合連続。経済成長の減速とインフレ高止まりの可能性がますます懸念され、FOMCはその板挟みとなっている。 FOMC声明:米国債のランオフペースを減速、ウォラー理事が反対 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、トランプ大統領による大幅な政策変更に伴い不確実性が高まっていることを認めたものの、FOMCとして借り入れコストの調整を急いではいないとの見解を改めて示した。当局者らは行動を起こす前に、それら政策が経済に及ぼす影響が一層明確になるのを待つことが可能だと、パウエル氏は述べた。 フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは4.25-4.5%。FOMCはバランスシート縮小ペースの減速を開始する方針も示した。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事はFF金利の

【ワシントン=高見浩輔】米経済が高成長からの曲がり角を迎え、米連邦準備理事会(FRB)が試練に直面している。トランプ米政権の高関税政策は物価上昇率の上昇と景気減速の同時進行という特殊な状況を生み出す。パウエル議長は19日の記者会見で利下げを急がない考えを強調したが、金融政策のかじ取りへの自信は薄らいでいる。FRBは同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の指標であるフェデラルファンド

【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)は19日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決定した。同日公表した経済見通しの中央値は年内の追加利下げ回数が2回のまま維持された。パウエル議長は記者会見でトランプ米政権の動向を念頭に「見通しの不確実性は異常なほど高まっている」と強調した。1月会合に続く2回連続の据え置きは確実視されていた。政策金利の指標であるフェデラルフ

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日、上院銀行委員会で証言し、利下げを急ぐ必要はないと再表明した。2024年11月撮影(2025年 ロイター/Ann Saphir) [ワシントン 11日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日、上院銀行委員会で証言し、利下げを急ぐ必要はないと再表明した。経済は「総じて堅調」で失業率は低く、インフレはFRBの目標である2%を依然上回っていると述べた。 今回の議会証言は1月のトランプ政権発足後初めて。パウエル議長は証言の冒頭、過去2年間で目標に向けて「大きく前進した」としつつも、インフレはなお目標を0.5%超上回っていると指摘。「政策スタンスの調整を急ぐ必要はない。政策の制約を過度に速く、もしくは過度に大幅に緩和すれば、インフレを巡る進展が妨げられる可能性がある」という見解を改めて示した。 もっと見る

米連邦公開市場委員会(FOMC)は昨年12月、政策金利の引き下げにおいて新たなスタンスを採用した。インフレリスクが高止まりする中、向こう数カ月はもっとゆっくりと行動することを決定した。 8日に開示された前回会合の議事要旨は「委員会は政策緩和のペースを緩めるのが適切な地点にある、もしくは近づいているとの認識を参加者が示した」としている。「多くの参加者はさまざまな要素によって、向こう数四半期の金融政策決定においては慎重なアプローチが必要なことが強調されたと示唆した」と続けた。会合は昨年12月17-18日に開催された。 関連記事:FOMC、金利引き下げ-追加利下げにはインフレ進展必要と議長 (4) 会合ではインフレ統計の数値や消費の堅調継続、労働市場と経済活動の先行きに関する下向きリスクの低下が指摘されたという。今回の利下げでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは4.25-4.5%とな

【コラム】FRBは「コミュ力」アップを、方法は3つある-ダドリー コラムニスト:William C Dudley "Bill" 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、市場とのコミュニケーションが2025年に予定する金融政策の枠組み見直しに含まれることを示唆している。これは理にかなっている。なぜならFRBのコミュニケーションは、将来の金利動向に関する市場の期待を形成し、金融情勢に影響を与える、金融政策の主要な伝達経路だからだ。 パウエル議長率いるFRBのコミュニケーションは、経済学者や市場参加者からおおむね好意的な評価を受けている。ブルッキングス研究所が2024年に実施した調査では、FRBの評価は中央値で「Bプラス」と、20年の調査よりはやや低かったものの、16年の「Bマイナス」を上回った。しかし最近では批判の声が高まっている。先月の連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げを実施し

【ジャクソンホール(米ワイオミング州)=高見浩輔】米国の金融政策が転換点を迎えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は23日の講演で「政策を調整すべき時が来た」と次回9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げをほぼ明言した。世界最大の経済大国の4年半ぶりの利下げは、世界の市場やマネーの動きにも大きな影響を与える。【関連記事】主要中央銀行の首脳や経済学者が集う経済シンポジウム「ジャク

FRBの金利を長期にわたり維持する姿勢、利下げ期待する企業を直撃 Mark Niquette、Michael Sasso 米国の企業や消費者は年初の時点で、ようやく今年は金利が低下すると考え、設備や住宅を購入する大型計画を立てていた。しかし今は全ての計画が棚上げされ、米経済の大部分は当面、減速が続きそうだ。 ミシガン州では切削工具メーカーが最大100万ドル(約1億5700万円)相当の今年の新規設備投資を先送りした。アトランタの木工機械メーカーによれば、一部の顧客は装置寿命を延ばそうとしている。 今年初めに米国でインフレの進展が停滞すると、金融政策当局者は23年ぶり高水準にある金利を長期にわたり維持する方針を決定した。これを受け、企業は設備投資や在庫、雇用への投資の見直しを迫られた。連邦公開市場委員会(FOMC)は12日、金融政策を巡る声明を発表するが、市場では金利据え置きが見込まれている。

米政府は銀行以外の金融機関を連邦準備制度理事会(FRB)による監督下に置くための道筋を示した。ヘッジファンドや投資会社には、規制面での大きな脅威となる。 数カ月にわたる議論を経てイエレン米財務長官は3日、企業を「システム上重要」な金融機関に指定する新たな枠組みを金融安定監視評議会(FSOC)で採決することを明らかにした。「大き過ぎてつぶせない」機関であることを意味する「システム上重要」の指定は、著しいコンプライアンス(法令順守)コストと規制面での課題をもたらし、10年余り前の導入以来、主にウォール街の大手銀行に適用されてきた。 FSOCの議長でもあるイエレン氏は、指定される可能性がある企業を特定しなかった。FRBや証券取引委員会(SEC)といった主要規制当局のトップで構成するFSOCは3日、ワシントンで会合を開いた。 イエレン氏はこの会合で「分析フレームワークとガイダンスの採択を決議するこ

米連邦公開市場委員会(FOMC)は、米長期債利回りの急上昇で追加利上げの必要性が低下しているとのシグナルを発した。ただ米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレ抑制に向け追加利上げの選択肢を残した。 パウエル議長は12月の次回FOMC会合で利上げを決定することはあり得ると示唆した一方、引き締め局面が終了した可能性も認めた。インフレ率を当局目標の2%に戻す上で金融政策が十分に景気抑制的かどうか、まだ判断に確信を持てないとも議長は述べた。 政策当局者の過半数がなお年内の追加利上げを見込んでいるのかとの質問に対し、議長は「われわれが答えを求めているのは『さらに引き上げるべきか』という問いだと言えよう」と答えた。

FRBは19日と20日、金融政策を決める会合を開き利上げを見送り、政策金利を据え置くことを決定しました。FRBが利上げを見送るのはことし6月以来、2会合ぶりです。政策金利は現在の5.25%から5.5%の幅を維持します。 パウエル議長は会合後の記者会見で「インフレは去年半ばからいくぶん緩やかになっている。賃金の伸びにも鈍化の兆しが見られる」と述べインフレの要因となっている人手不足も改善しているという見方を示しました。 今回は同時に会合の参加者による政策金利の見通しを公表しました。ことしの年末時点の金利水準の中央値は前回・ことし6月時点と同じ5.6%でした。 政策金利の引き上げを1回あたり0.25%とすると、年内にあと1回の利上げが想定される内容となっています。また来年の年末時点の金利水準の中央値は前回より0.5ポイント引き上げられ、5.1%となりました。6月に公表された内容と比べて、高い金利

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