架線がなくなったアングラース駅。地元の若者たちがホームで談笑していた=南アフリカ・ヨハネスブルクで2020年10月26日、平野光芳撮影 日本で見慣れているはずの鉄道の風景なのに、どこか違和感があった。例えて言うなら、「間違い探し」をしているような感覚と言えばいいだろうか。それもそのはず、ここは世界で最も厳しいと言われるロックダウン(都市封鎖)を経た南アフリカ・ヨハネスブルクの「略奪現場」なのだから。 私がその現場に立ったのは、10月26日のことだった。視界のかなたまで続く電柱とはりには、どこまで行っても電線が架かっていない。足元を見ると雑草が枕木の間から生え、ひざ丈ほどまで伸びている。半年以上も電車が走っていないのだから無理はない。雑草は日本で見かけたことがないケシの一種で、黄色いかれんな花が妙にいとおしく思えた。「ここまでとは」。その荒れた光景に私は目を疑うしかなかった。そして、自分が赴

次の記事を読みました。中学受験は、そろそろ根本的に変わったほうがいい - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて 私も関東・関西で活発な中学受験は、主にインターエデュの情報を参考にした上で、根本的に変わったほうがいいと考えています。あまりにも子どもにも、親にも負担が多すぎる。 子どもは塾のトイレで号泣し、あまりのストレスで頭に禿ができ、そして、親はサピックスオープンの問題が昨年と同じであることに憤り、御三家に受からなかった子どもの親をLINEグループから外すのが日常茶飯事なんて、絶対におかしい。 6年サピックスオープン【2020年度】(ID:6029703) - インターエデュ ただ、上の記事で何度も書かれているような、地獄の中学受験を経ても学力の面で何の役にも立たないかというと私の観測範囲ではそうではないと思っていますし、役に立たないから変えたほうがいいという意見には賛同しません。 記事を

新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークを導入する企業が増え始めた。緊急事態宣言の発表により、その数はこれから増えていくことだろう。しかし、すべての社員が一律、真面目にテレワークに臨むとは考えられない。年収1000万円、大手システム開発会社に勤務するダイスヨシハラ氏が、その呆れた勤務態度を告白する。こんな愚行、許されるはずがない。 真面目にテレワークする社員などいるわけがない 2月末から完全にテレワークとなった私の一日は、二日酔いによる頭痛、吐き気、尿意、足の親指の痺れのフルコースから始まります。自分でもむせるほどのアルコールとタバコのニオイが混じる溜息を吐き、寝返りを打ち、昨晩の楽しかったことを回想します。 昨日の朝も、ひどい二日酔いでした。前日の昼過ぎから自宅でYouTubeを肴さかなに業務用ウイスキーでハイボールを量産し、気を失うまで飲み続けました。日付を跨いだところまでは覚え

新型コロナウイルスの影響で、地方に転職したいという意識が都市部の若者に広がっているとみられることが就職情報サイトの調査でわかりました。感染が収束したあとはUターンやIターンの転職が増えるのではないかとみられています。 このうち「地方への転職を希望する」と答えた人は36%と、ことし2月の調査と比べるとおよそ14ポイント多くなりました。 地方への転職を希望する理由については「テレワークで場所を選ばずに仕事ができることがわかった」とか「都市部で働くことにリスクを感じた」、「地元に帰りたい」といった答えが目立ったということです。 調査を行った会社は今後、感染が収束して地域をまたいだ移動がしやすくなれば、UターンやIターンの転職が増えるのではないかとみています。

「やりがい」整備を 経団連、20年春闘の経営側指針 2019年11月25日20時30分 経団連は、2020年春闘の経営側指針で、働き手の「やりがい(エンゲージメント)」を高める労働環境の整備を会員企業に要請する方針だ。中西宏明会長が25日の記者会見で明らかにした。 冬のボーナス、2年連続過去最高 大手企業、平均96万円―経団連集計 日本企業の課題である生産性向上には、労働時間の短縮だけでなく、仕事へのやりがいを高め、付加価値の高い製品やサービスを生み出していく必要があると訴えていく。来年1月に発表する20年春闘の経営側指針「経営労働政策特別委員会報告」(経労委報告)に盛り込む。 新型コロナ経済対策・生活情報 消費税 携帯電話料金

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 作者: moto出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2019/08/09メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るKindle版もあります。転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 (SPA!BOOKS) 作者: moto出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2019/07/31メディア:Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 「転職アドバイスが的確すぎる!」「motoさんの発言を参考にしたら年収が上がった!」など、各種SNSで圧倒的支持――!年収240万円の地方ホームセンター勤務から、4度の転職と副業を駆使して年収5000万円を稼ぐようになった「次世代型サラリーマン」の初の著書。 ■今、ネットで最も注目されるサラリーマンのキャリア論 著者のmoto氏は、長野県出身の32歳。新卒で地方ホームセンターに

* * * 猪瀬直樹さんの往年の名著に『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)があります。私も引っ越しのたびに本棚を整理するものの毎回生き残り、半年に一度ぐらいは目を通すぐらいに現代でも通用する非常に興味深い記述の多い内容に涙するわけであります。 ここまで鮮やかな筆致で戦前の空気感や日本の俊英たちの軌跡を描いておきながら、猪瀬直樹さんご自身はカバンに5,000万円が入らず謎の借用書片手に東京都知事の職を追われてしまい『平成25年冬の敗戦』状態になっておったのが物悲しいです。本書と並び、戦前の日本組織について一般に語られるレベルで大きな影響を与えた『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』(戸部良一ほか・著、中公文庫)もまた、日本って何でこんなつらくて勝てない組織なの? という話が並んでいるので興味津々であります。 日本人が経営の組織はだいたい同じ問題を抱えている で、先日、日本の大手SIerであり

著名な人類学者で、ベストセラー『負債論貨幣と暴力の5000年』(以文社)など、日本のビジネスパーソンにもファンが多いデヴィッド・グレーバー。彼が2013年に『BullshitJobs(どうでもいい仕事)』というエッセーを雑誌に掲載した後、英国の世論調査で37%が「自分の仕事は世の中に意義のある貢献をしていない」と回答。オランダでも40%が自らの仕事の妥当な存在理由がないと答え、世界に衝撃を与えた。 なぜこれほど多くの人々が「どうでもいい仕事」を行い、資本主義社会はそれに対価を払い続けているのか。グレーバーがエッセーを基に2018年に上梓した著書『ブルシット・ジョブズ―どうでもいい仕事の理論』からエッセーと仕事の例を中心に一部を紹介する(日本語版は、岩波書店より19年末刊行予定)。 1930年、経済学者のジョン・メイナード・ケインズは20世紀末までにはテクノロジーの進歩によって欧米諸国で週1

Appleは2016年にケーブルがなくコンパクトなワイヤレスヘッドフォン「AirPods」を発表した。AirPodsに対しては賛否両論はあったものの、最終的には多くの人に受け入れられており、ワイヤレス充電対応の新型AirPodsの販売も予定されている。しかし、2016年版のAirPodsを購入した人の多くが、現在不満を言うようになってきているという。 原因はリチウムイオンバッテリーの劣化にある。Apple Insiderが2016年と2018年版のAirPodを比較してテストしたところ、古いものは2時間16分後に動作しなくなった。これはスペックとして記されている動作時間の半分以下だ。 企業側は絶対に不可能とはいえないものの、多くの場合、消費者が自分で交換できない構造にしている。その結果、消費者の買い換えサイクルが早まり、高価なAirPodやワイヤレスマウス、Bluetoothスピーカーがゴ
中央線が止まっていて、朝の通勤時間が地獄でした。 大都会東京、暮らしの生命線そのものである中央線が止まって、振替輸送で何とかしのごうとする、しかし大正義・中央線の代替など丸ノ内線や新宿線が引き受けられるほどの余裕はなく、敢えなく力尽き陥落。 駅では通勤客が溢れ返り、改札前にはホームにすら降りられない面々が葬送の長蛇の列を作る。構内では受験に間に合わない若者たちから放たれる殺意が充満し、日本の通勤事情など知らぬインバウンドな海外の皆様はでかいスーツケースや泣く子どもを載せたベビーカーを手に立ち往生しています。 血流の止まった青ざめる都会の姿 いやまあ、しょうがないんですよね。ケーブル火災だそうで。ちょうど朝、新宿に用事があって出かけてみたら、私も見事に巻き込まれたんですけど、車で行けばよかったという反省も同じ会議で同席するはずだった取引先ご担当が「渋滞に引っかかって来られないそうです」との連

北海道に家族でスキーに出かけている友人Aから下記のようなメッセージが届き、グローバルで人を採用している友人Bからも下記のようなメッセージが・・。この現実、皆さんはどう思われますか?友人Aからのメッセージ今週、娘の学校がおやすみなので 北海道のキロロリゾートという、バブル時代にYAMAHAが開発したスキー場に来てます。少し前に、StarwoodGroupになってから、毎年来るようになったのだけど、とにかく中国人しかいないリゾートなの。昨年は、タイの会社がこのスキー場を買収して、追加の大規模開発を始めていて、今年は、そこらじゅうタイ語(と言っても中国人系だけど)でびっくり。それも、タイの人は、まだ、スキーは慣れていないのか、スキー用ゴンドラに普通の服の人が大量に乗ってるという、不思議な光景。。。ホテルは改造されて、スイートルームが大幅増設され、かつ、フトロントからレストランのスタッフまで、み

「仕事がダントツで速く、余った時間にゲームしてる社員がいるけどクビにすべき?」 1 名前:名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ]:2019/01/09(水) 20:45:31.83 ID:LRrbvouq0海外サイトで、以下の質問が投げかけられていました。「うちの会社に、チームの誰よりも仕事が速い男がいるのだが、ゲームばかりして過ごし、同僚を手伝おうとしない。彼をクビにすべきだろうか?」 その回答が評判を呼んでいたのでご紹介します。 「それはつまり、あなたは唯一仕事ができて、正直な従業員を解雇しようか悩んでいることになりますね。 おそらく他の従業員に助けは不要です。最も可能性が高いのは、他の従業員たちはその仕事の速い従業員よりも経験値が高く、仕事を短時間で終えたことを上司に知らせたら、余分な仕事を与えられるか、解雇される罰につながることを知っているだけなのです。そのため彼らは

Yohei Maruyama /PH 🇵🇭サウスピーク @maru_yohei英語ができないと昇進できない1. 昇進基準に英語力(TOEICとか)があって昇進ができずに困っている人が明らかに増えています。今後もその傾向が強まると思うので、思うことを書いてみます。昇進基準に英語が含まれるのは企業がグローバル化しているという単純な理由です。 2019-01-05 12:36:01 Yohei Maruyama /PH 🇵🇭サウスピーク @maru_yohei英語ができないと昇進できない2. 2000年代と2019年現在を比べると国内で影響力のある企業がグローバル化しています。例えば、通販だとAmazonが圧倒的だし、家電だとAppleとか2000年代よりも今の方が日常的に外資系企業を使う頻度が増えているはずです。 2019-01-05 12:36:12 Yohei Maruyama

日本の最高学府・東京大学に通う現役大学生。周りの同級生が名の知れた国内外の企業やキャリア官僚を目指す中、NPO法人の一員として生活保護世帯などの子どもたちへの学習支援に心を砕く。「教育格差を終わらせる」。現場で1人の子どもの成長をつぶさに見届けるまなざしの先には、この国の子どもたちの育ちの環境を変えるという果てしない夢が広がる。 高校卒業後の浪人時代。創立まもない那覇市内の予備校で学んだ。生徒約60人に先生4人の小所帯。ユニークな先生たちは「受験にとらわれない勉強をしよう」と、社会に目を向け、課題をどう切り取るかという視点を教えてくれた。母子家庭で育った生い立ちもあり、自然と沖縄が抱える貧困問題に関心が芽生えた。...

■要旨 個人消費は力強さに欠ける状況が続く。この要因の1つには、実質賃金の伸び悩みがある。しかし、賃金は改善傾向を示す一方で、依然として消費は低迷している状況を見ると、必ずしも「賃金が上がれば消費も増える」わけではなさそうだ。 消費が活性化しにくい理由には、まず、(1)消費者全体で経済的不安が広がっていることがある。若い世代ほど厳しい雇用環境にあり、少子高齢化による社会保障不安もある。高齢者でも年金受給額の引き下げなど制度変更による生活防衛意識の強まりもあるだろう。 また、(2)高齢化の進行で高齢世帯の存在感が増している影響もある。高齢世帯は消費額が少ない上、賃金増の影響も受けにくい。 さらに、(3)消費社会の成熟化の恩恵を受けて、支出を抑えても質の高い消費生活を送ることができること、また、それに伴う(4)価値観の変容もある。シェアリングサービスの登場でモノを買わなくてもすむ環境が広がり、

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