※当然ながら、障害発生時はどのグレードでも0bpsになります 「なら専用線選んでおけばいいじゃん」と思うかもしれませんが、費用が圧倒的に違い、同じ帯域なら1段あがるごとに2~10倍ほどになります。たとえば5倍として、ベストエフォート100Mbpsで月額10万円なら、帯域確保は50万円、帯域保証は250万円、専用線は1000万円という差になってしまうでしょう。予算は有限ですから、むやみに高い品質を選んでしまうと帯域がとれないということになります。同じ予算であれば、1Gbpsベストエフォートがよいのか、200Mbps帯域確保がよいのかは場合によって異なるので、適切な選択をするべきです。 そして、ベストエフォートはベストエフォートでも、1Gbpsで100Mbpsしか出ないキャリアもあれば、1Gbpsで900Mbpsくらいを保証しているキャリアもあります。これは概ね値段に比例しますが、つまりベスト

In the IEEE Signal Processing Magazine issue November 2006 article “Future of Video Coding and Transmission” Prof. Edward Delp started by asking the panelists “Is video coding dead? Some feel that, with the higher coding efficiency of the H.264/MPEG-4 . . . perhaps there is not much more to do. I must admit that I have heard this compression is dead argument at least four times since I started wor

今回は、Linux上でネットワークトラフィックの監視を行えるモニタリングコマンドについて、数あるコマンドから20個を紹介する。 1.iftop 以前にこちらでも書いているiftopは、個別のソケットで受信・送信パケットをひと目で見る事が出来るコマンド。 通信ごとに個別のプロセスを表示させることは出来ないが、どのホストとの接続がどの程度の帯域を使用しているのかはひと目で分かるだろう。 以下のコマンドでインストールが出来る。sudo apt-get install iftop # Debian/Ubuntuの場合sudo yum install iftop # RHEL系の場合 2.bmon 『bmon』は、グラフでトラフィックの負荷を表示してくれるモニタリングコマンドだ。 どのNICのトラフィックを表示させるかを上下キー、モニタリングを行うパケットの種類を左右キーで選択する。 このコマン
ずーっと書こう書こうと思ってたネタなのですが、LTEになってから当たり前になったデータ量規制についてです。 今どこのキャリアも、5GBとか7GBとかの月間データ量制限があり、それを過ぎると通信速度が制限される、みたいなプランばかりになっています。LTE時代になると、なまじスループットが出るので、コア設備などを守る目的でデータ量制限をするのは当然と言えば当然なのですが、私は純粋に技術者として、これがあまりに「下手な仕組み」なのが気になっててしょうがないんです。 通信量を制限してネットワークを守る。その目的を達するにはいろんな方法があるはずなんですが、誰もがこぞって「月間の通信量の制限」を選んでいることが理解できない。日本の通信キャリア社員には馬鹿しかいないんですか、と。 もちろん、「制限があるぞ」という脅し効果で使用量を心理的に抑えこむ効果もあるのでしょうが、そんなもの結局、使う人は使うんで
こんにちは!がねこまさしです。前回は複数人の同時通話まで実現しました。社内で使うには十分なレベルです。 しかし本格的な企業ユースとなると、まだまだ障害があります。会社と家、自社と別の会社さんなど、実際に通信しようとするとNATやFirewallといった壁が立ちはだかります。 NATを越えよう NATの役割は NAT(+IPマスカレード)は企業だけでなく、一般家庭でも使われています。ブロードバンドルーターやWiFiルーターでは、1つのグローバルIPアドレスを、複数のPCやデバイスで共有することができます。このとき、NATには2つの役割があります。 インターネットにつながったグローバルなIPアドレスと、家庭内/社内のローカルなネットワークでのIPアドレスの変換 複数のPC/デバイスが同時に通信できるように、ポートマッピングによるポート変換 WebRTCでNAT越しに通信すること考えてみましょう

ルータの静的ルーティング追加したら「dhcp機能Offにしないと動かないお!」言われたので、仕方なくサーバマシンでdhcpを立てる事になった。 以下導入メモがてら、解説をします。 makeしようぜ! # make /usr/ports/net/isc-dhcp40-server するとconfig画面が。 今回はHost環境でdhcpを走らせるので、DHCP_PARANOIADHCP_JAIL だけenableに。 上のオプションは、dhcpユーザを作って、もしdhcpdが乗っ取られた場合でも、影響範囲をdhcpだけにするためのオプション。 下は。。。何だろう。誰か教えてー。 rc.confに追加。 とりあえず、make時に出てくる「これをrc.confに書けやハゲ!」的な内容から、必要なものを書く。 今回は、以下の通り。dhcpd_enable="YES" #dhcpd enab
情シス担当者なんていない 現在、nanapiは社員数30名弱くらいの会社規模です。アルバイトさんを含めると70名くらいになりますが、そのうちエンジニアは私を含めて8名。このくらいの会社の規模だと、まだ情シス的な仕事を専門的にやるような人はいません。 当然、ネットワークの専門家もまだ弊社にはいないので必然的にエンジニアの誰かがこのあたりを担当することになります。ベンチャーにおいてだいたいの場合、こういった技術的な行き場の分からない仕事ってのはCTOがやるもんです。 しかし、情シス的な仕事って本当に難儀な仕事。動いてて当たり前、高速で当たり前、ちょっとでもネットワークが遅くなるものならその時点ですでに障害です。 外注するという選択肢もありますが、何かしら社内でネットワークのトラブルがあれば少なくともその瞬間はたぶん僕が対応するなり調査するなりすることになります。どうせそうなるのであれば、自分で

IntroGoogle が SPDY の開発を始めたのは 2009 年で、 2012 年に HTTP2.0 のドラフトとして採用されたあたりからちょっと話題になりました。 翌 2 月には新たなプロトコル QUIC の存在がChromium のソースからリークしたのですが、しばらくは音沙汰なく。 6 月に入ってやっとGoogle から公式アナウンスとドキュメント類が出ました。 去年から今年にかけて立て続けに出てくる新しいプロトコルの話。 なぜ今 Web のプロトコルが見直されるのか? 何が問題で、なぜGoogle はそれらを作り変えるのか? SPDY や QUIC はGoogle の独自プロトコルだけど、それは本当にただの独自プロトコルで終わらせていいのか? 20% ルールで作ってみた Playプロジェクトでしかないのか? こうした新しい動きには、かならず「それまで」と「今」を踏
In my article detailing the commandline utilities available for configuring and troubleshootingnetwork properties onWindows andLinux, I mentioned someLinux tools that, while still included and functional in manyLinux distributions, are actually considered deprecated and therefore should bephased out in favor of more modern replacements. Specifically, the deprecatedLinuxnetworking commands
[root@centos ~]# yum -y installiptables-services ← iptables-servicesインストール [root@centos ~]# viiptables.sh ← ファイアウォール設定スクリプト作成 (2)IPアドレスリスト更新チェックIPアドレスリストは頻繁に更新されるので、毎日自動でIPアドレスリストの更新有無をチェックし、更新がある場合はファイアウォール設定スクリプトを再起動するようにする。 [root@centos ~]# vi /etc/cron.daily/iplist_check.sh ← IPアドレスリストチェックスクリプト作成 #!/bin/bash PATH=/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin # 新旧IPLIST差分チェック件
これまでこの連載では、1つ1つのプロトコルごとに、その仕組みや動作を説明してきました。今回は少し視点を変えて、実際の通信を行うときの様子を考えてみます。どのプロトコルとどのプロトコルを組み合わせ、その間でどんなやりとりをしているのか。こういった部分が明らかになると、これまでモヤッとしていた全体像が、よりはっきりと見えてくるはずです。題して「パケット君の冒険旅行」。さあ始めましょう。 ・説明は身近で分かりやすいものにしてください 私たちが普段最もよく使っているものの1つが、Internet Explorerなどのウェブブラウザでしょう。ウェブブラウザならそれ自身の動作の説明も必要ないと思いますので、説明は「ウェブブラウザでウェブページを見る」場合を取り上げることにします。 ・ウェブを見るのにも複雑な動作をしているのですか 一言で「ウェブを見る」といいますが、そのためには、図1に示すように、(
2011年、8年をかけた「Winny」裁判が終わった。渦中にいたのは「2ちゃんねる」では「47氏」と呼ばれていた金子勇氏だ。裁判後のインタビュー(関連記事)では、編集部の「これからどうしていきたいか?」という質問に「決めてないです」と答えていた金子氏であるが、着実に次のステップに進み始めている。 6月12日、Skeed社とデータホテルが業務提携して「CLOUD CONNECT」というデータセンター間を高速接続するサービスを展開すると発表(関連記事)したが、金子氏は現在、このSkeed社の社外取締役となっており、新たなプロダクトの開発に専念している。今回のインタビューでは、この金子氏とともに代表取締役社長である明石昌也氏も同席を願い、Winny事件をきっかけにできあがったというSkeed社や、事件の思い出、そして彼らが現在広めようとしている高速データ転送技術について尋ねてみたい。 Winny

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