小野寺防衛大臣は総理大臣官邸でのNSC=国家安全保障会議の閣僚会合に出席したあと、午後2時すぎ、防衛省に入りました。小野寺大臣は記者団に対し「放射能調査を行うために航空自衛隊のT4練習機を三沢基地、小松基地、築城基地から順次飛ばし始めており、情報収集に努めたい」と述べ、大気中のちりを収集する装置を取り付けた自衛隊機を飛ばして、上空を漂う放射性物質がないか確認する考えを示しました。 また小野寺大臣は「今回、マグニチュード6.1という気象庁の公表もあるが、そうだとすれば前回のマグニチュード5.3を上回る大きな能力を持つと考えられるのではないか」と述べました。
