ボストン・ダイナミクスのアトラスや、テスラのオプティマスといったヒューマノイド(人型ロボット)は、どんどん人間の動きに近づきつつあり、未来がすぐそこまで来ているように思わせる。 しかし、現実の世界で本当に役に立つロボットになるには、大きな欠点がある。 それはAI(人工知能)の頭脳ではなく構造上の問題にあるとSONYのロボット部門が研究パートナーを募る中で指摘した。 この欠陥こそ、ロボット革命を遅らせている最大の原因だという。 ロボットに足りないのは関節、柔軟性 SONYのロボット部門が研究パートナー募集の中で明らかにしたのは、関節の数の少なさによってロボットの動きが大きく制限されているという事実である。 人間や動物は数多くの関節や柔軟な筋肉、腱を使うことで自然な動きを実現しているが、ロボットは金属の骨格と限られた関節しか持たない。 そのために柔軟性がなく、生物との差が生じ、価値を著しく損な

今や「日本の基幹産業」と言われるまでに成長したアニメーション。『エヴァンゲリオン』シリーズを擁するスタジオカラーはその一角を占める。鶴巻和哉はカラー所属のアニメーション監督で、社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督を務め、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』では監督を務めるなど、その後も庵野秀明総監督の右腕としてシリーズを支えた。2025年7月に、「Anime Expo」(ロサンゼルス)、「Japan Expo」(パリ)に登壇、海外ファンの熱い歓迎を受けた。一方で「あと10年も経ったら『ガンダム』シリーズも生き残れないかもしれない」と話す。鶴巻はロボットアニメの未来をどう描いているのか。(取材・文:藤津亮太/撮影:西田香織/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 1995年のTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督を務め、その後も庵野秀明総監督のもと監督として『ヱヴ

週プレNEWSTOPニュースIT・科学【中華ロボット25年史】ツッコミどころ満載だった「先行者」から四半世紀、中国の技術はここまで進化した。今や世界最強のロボ大国! 先行者 中国の国立国防科技大学が開発した二足歩行ロボット。2000年に発表されると、イジりたくなるフォルムと性能に2ちゃんねるユーザーが食いつき、数々のコラやMAD動画が制作された 高性能の産業用ロボからマラソンを完走するロボ、さらにはセックスロボまで、最新の"中華ロボ"を写真で紹介! その進化の過程を中国事情に精通するジャーナリストの高口康太さんが、2000年登場の「先行者」を起点に解説します! * * * 日本を爆笑させた、中国の人型ロボット「先行者」(2000年)を覚えているだろうか。「長沙・国防科技大学制作、中国初の人型ロボット」という気合いの入ったコピーとコレジャナイ感満載のデザイン。二足歩行をうたうも、ぎこちなさ

パナソニック ホールディングスは2025年2月6日、オペレーター1人が遠隔操作する小型自動搬送ロボット「ハコボ」の複数地域および計10台同時の公道走行の道路使用許可を取得し、実証実験を開始したと発表した。 同社は2022年4月に国内で初めて、ロボット近傍に保安要員を配置せず、1人のオペレーターが小型車4台を同時に遠隔操作する、フルリモートでの運行に成功している。その後、さまざまなパートナーと協力し、複数台のロボットを同時運行しながらサービスを提供してきた。 今回の実証実験では、新たに開発したAI(人工知能)機能で遠隔オペレーターの一部業務を軽減することで、同時運行できるロボットを10台に拡大。神奈川県藤沢市で5台、大阪府門真市で2台、佐賀県佐賀市で3台、3地域計10台の自動搬送ロボットをフルリモート型で運行する。

労働者がみんなAIやロボットに置換可能になって、人間は資本家だけしか必要なくなる だって、AIが補佐じゃなくて、AIが主導でプログラミングとかタスク実行管理してくれるんなら、もう人間じゃん…😟 どうせロボットより人間の方が安いから、ブルーカラーの仕事だけ人間に残るディストピアになるんでしょ? みたいな話もあるけど、いや、最近の中国とかマジで凄いから、そこ、静かにしてくださいよ、マジで ロボットがどんどん安くなってるんですよ、日本のお家芸は産業用ロボットで富士山のふもとの黄色い会社が…、 なんて話がいつか吹き飛ぶと思ってる、いや、黄色い会社も産業用ロボットの次として射出成型機とかに乗り出してた気がするけど、 仮に、仮にですよ、汎用人型ロボットが激安で、人間の動作と遜色ないどころか、電気だけ与えてればいつまでもガンガン動くわけですよ、 もう人間いらないよ、最近は手術だってロボットがやるし、成

カシオが作ったモフモフAIロボット 生き物らしい「可愛さ」をどう設計したか:小寺信良が見た革新製品の舞台裏(34)(1/4 ページ) カシオ計算機が2024年11月、AIペットロボット「Moflin」を発売した。ペットロボット市場はベンチャーの製品が多い印象だが、なぜ大手メーカーであるカシオ計算機が参入したのか、同社が蓄積してきたメカトロニクス技術をMoflinにどう生かしたか、お話を伺った。 ペットロボット、と聞いて思い浮かべる製品は何だろうか。この市場を切り開いたのはソニーの「aibo」(アイボ)で間違いないと思われるが、それ以降も多くのペットロボットが登場している。ただ、大手メーカーによるものではシャープの「RoBoHoN」(ロボホン)の例もあるものの、この分野ではベンチャーの製品がかなり多く目立つ。 しかし2024年11月7日、新しく大手メーカーがこのペットロボット市場に参入した。

(CNN) 患者は間近に迫った手術に向けて、麻酔薬として氷水に浸される。 十分にまひすると、豪クイーンズランド大学の学生、ラクラン・フィッツジェラルドさんは「手術」を開始する。患者の背中に小さな回路基板を慎重に取り付け、一部が生き物、一部が機械のバイオハイブリッドロボットを作り出す。 この患者というのは実際のところ、甲虫だ。バックパックのような装置が触角に電気信号を送ることで、フィッツジェラルドさんは、虫の俊敏性を生かしながら、その動きを制御できるようになる。数学と工学を学ぶフィッツジェラルドさんは「我々が進んでほしい道から離れたときだけ介入して、実際に進んでいた方向ではなく、違う方向に進むよう指示を出す」と語った。 フィッツジェラルドさんは、サイボーグ昆虫を使った捜索救助隊の一団を生み出したいと考えている。フィッツジェラルドさんによれば、地震や爆撃のような都市災害が発生して人間が災害現

IGAM2は、IGAM1の実績を踏まえたフルモデルチェンジ版となる。推進方法として採用したブラシ機構により、航行能力や地形対応力など走破性が向上した。ブラシには柔軟性と弾力を持つ素材を使用し、苗への影響を抑えつつ、耐久性を高めている。 電源を入れるだけで自動航行を開始し、事前のルート設定は不要になった。水田の形状をあぜにぶつかることで学習し、網目状にくまなく航行する。重量は約6kgで、IGAM1より64%軽量化しており、持ち運びも容易になった。 ⇒その他の「ロボット開発ニュース」の記事はこちら 関連記事 スズキの新たな電動モビリティは「ロボット業界の足」を目指す スズキは、「国際物流総合展2024」において、AGVやAMRなどさまざまなロボットの足回りに適用できる「電動モビリティベースユニット」を披露した。 道なき道を走るパートナー、不整地走行のエキスパート集団「CuboRex」 不整地を

この記事は、2024年11月25日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 2024年11月18日に米国Microsoft(マイクロソフト)がアジア太平洋地域におけるAI(人工知能)研究と、イノベーション創出のため「Microsoft Research Asia-Tokyo」の設立を発表しました。一方、2024年11月13日にはNVIDIAが東京都内でユーザーイベント「NVIDIAAI Summit Japan」を開催し、NVIDIAの創業者兼CEOのジェンスン・フアン(Jensen Huang)氏が、基調講演でAIにおける日本企業との関係強化を訴えました。これらのように、最近AI関連のトップベンダーが日本企業との協力関係構築を進めようとする動きが目立っています。なぜでしょうか。 関連記事 NVIDIAのファンCEOが断言「ロボットAI
日本の「すしロボット」が、なぜ海外で売れる? 高級すし店の大将が「無限の可能性」を感じたワケ:長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/4 ページ) 今や全国に4000店以上あるとされる回転すし。最近は回転しない、直送レーンを使う店が増えているが、それらを含めて、国内では8000億円近い市場規模を誇る。 近年は、大手チェーンの海外展開が進んできて、「世界の回転すし」へとパワーアップしつつある。 このような回転すしの目覚ましい発展を支えるテクノロジーの一つに、自動でシャリを握る「すしロボット」がある。シャリ握りマシンとも呼べるすしロボットの発明なくして、回転すしの業態は成立し得なかった。回転すしの登場によって、庶民にとって特別な日にしか食べることができなかった、高嶺の花であったすしが一気に身近な存在になった。 すしロボットのパイオニアにして、国内約8割という圧倒的なシェアを誇るのが、鈴茂器工(東京都

米電気自動車(EV)メーカー、テスラが先週10日にロサンゼルス近郊で開催したイベント「ウィー、ロボット(We, Robot)」で、テスラの従業員が人型ロボット「オプティマス」の試作品の一部機能を遠隔操作していたと、事情に詳しい関係者が匿名で述べた。 関係者によると、同イベントでの参加者とオプティマスとのやり取りの多くを従業員が別の場所から監視していたという。一方、オプティマスの試作品は人工知能(AI)を使用して外部から操作されることなく歩行することはできたとした。 テスラの担当者は今のところコメント要請に応じていない。 一部の参加者はイベント後、ソーシャルメディア上でロボットがアシストを受けていたと明かした。イベントで撮影されたとみられる、オンライン上に投稿された少なくとも1本の動画では、バーテンダーを務めているオプティマスが「人間にアシストされている」ことを認めている。しかし、ウェブキャ

井上 祥 / Sho INOUE M.D,Ph.D @shoinoue_MD横浜市立大学特任准教授、医師・医学博士、株式会社GENOVA取締役執行役員、大阪大学招へい准教授、京都大学客員研究員、東京科学大学非常勤講師、医学教育、医療情報、医療政策、チェス元日本代表、麻布学園チェス部、バスケットボール、川崎ブレイブサンダース、横浜DeNAベイスターズ https://t.co/5FwwNVFaI4 井上 祥 / Sho INOUE M.D,Ph.D @shoinoue_MDトヨタ記念病院、さすがにトヨタの病院だけあって、ロボットが何十台も院内を駆け巡っている…というなかなかのカルチャーショックでした。 エレベーターに勝手にロボットが乗り降りしてるのは特に衝撃的で声が出てしまったんですが、院内の皆さんは慣れているのか、何も感じていない様子でした。笑 pic.x.com/lj4ljiccQx

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