Mozillaは7月13日(現地時間)、Firefoxのアップデートにより、初期設定ですべてのバージョンのFlash Playerをブロックしたと発表した。 同社でFirefoxのサポート責任者を務めるマーク・シュミット氏は自身のTwitterアカウントで、「大ニュース!! 現在、Firefoxでは初期設定でFlashの全バージョンがブロックされています」とツイートし、ブロック告知ページへのリンクを追加した。 これは、ここ最近相次いだFlashの脆弱性発覚と、Adobeによる対応の遅さを受けたもの。7日に伊Hacking Teamが発表した顧客データ流出で発覚した脆弱性に対処するパッチを米Adobe Systemsが提供したのは発覚から1日後だった。 しかも、このアップデートでは完全に対処できず、Adobeは12日にさらなるアップデートを予告し、14日に新たなアップデートをリリースした。

「Adobe SystemsはFlashの終了日を宣言し、Webブラウザ企業にその日にFlashを無効化するよう依頼すべきだ」──。米FacebookのCSO(最高セキュリティ責任者)に就任したばかりのアレックス・スタモス氏は7月11日(現地時間)、自身のTwitterアカウントでこうツイートした。 これは、ここ最近相次いだFlashの脆弱性発覚を受けたもの。7日に伊Hacking Teamが発表した顧客データ流出で発覚した脆弱性に対処するパッチが提供されたのは発覚から1日後だった。 この後さらに2件の深刻な脆弱性が報告され、Adobeは12日の週に臨時セキュリティアップデートを実施すると発表した。 スタモス氏は別のツイートで「開発者の多くがFlashは永遠に提供され続けると思っているから、わざわざFlashからHTML5に移行するために時間を使おうとしないのだ。(終了の)期日を決める必要

Flash Playerの未解決の脆弱性を突く攻撃がまた発生。修正版が公開されるまではFlash Playerを無効にした方がいいかもしれないとTrend Microはアドバイスしている。 米Adobe SystemsのFlash Playerにまた新たな未解決の脆弱性が見つかり、Adobeが2月2日にセキュリティ情報を出して注意を呼び掛けた。この問題を突く攻撃の発生も伝えられている。Flash Playerには1月下旬にも同様のゼロデイの脆弱性が相次いで見つかり、Adobeが臨時パッチを公開して対処したばかりだった。 Adobeによると、今回の脆弱性は1月下旬にリリースされた最新版「Flash Player 16.0.0.296」までのバージョンに存在する。悪用された場合、攻撃者にシステムを制御される恐れがある。緊急度は最も高い「クリティカル」に分類している。 この脆弱性を突く攻撃は、現

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