12月13日のA級順位戦(渡辺明九段−千田翔太八段)の対局で、渡辺九段が夕食休憩後に千田八段に不戦敗を申し出た。膝の負傷の影響で対局の続行が不可能になったという。きわめて珍しい事態だった。それに至った経緯について、渡辺が自身のSNSで配信した文言などを基にして説明する。また、新将棋会館での椅子対局、足の不具合で引退したある大物棋士などについて田丸昇九段が解説する。(※棋士の肩書はいずれも当時) 大きな原因の1つは「正座」だった 渡辺明九段(40)と千田翔太八段(30)が対戦した、A級順位戦6回戦の対局が12月13日に将棋会館の特別対局室で行われた。通常は畳に置かれた座布団に座っての対局であるが――当日は、中央のテーブル上に平たい盤が置かれ、両対局者に椅子が用意された。観戦記者、記録係らも椅子に着席した。これは、膝の具合が良くない渡辺九段が事前に申請して許可されたものだ。実は12月6日の竜王

floodgateという将棋AIの対局サイトでTuyouraOuというソフトが2週間レーティングで1位となった。 これは、私が放流しているソフトで、337万局面の大規模定跡を搭載している。dlshogiがWCSC35の時点で330万局面収録されているらしいので、(局面数においては)それを上回った形である。 どれくらいの精度の定跡が収録されているかについては、YouTuberのそらさんの動画がわかりやすい。 【前代未聞】世界1位のAIが「674兆局面調べて作られた定跡」を搭載している件 https://www.youtube.com/watch?v=IZ5-5yXwME0 実のところ、どの程度の精度の定跡になっているのか、私自身はあまり把握していない。各局面は、水匠10で1t(1スレッド) 2億ノードで掘っている。それをペタショック化(定跡ツリーをminimax化)して、使っている。 WCS
ツイート 0.概要 2021年5月30日(日)にNHKがEテレで放送した番組「将棋フォーカス(以下、当該番組)」において、将棋講座ドットコム(以下、当サイト)の記事が無断転載されました。 それから約3か月間、示談交渉での問題解決を試みましたが、 建設的な話し合いにはほとんどならなかったため、やむを得ず訴訟を提起しました。 そして、約1年半に渡る裁判の結果、知的財産高等裁判所にてNHKによる当サイト管理人の著作権及び著作者人格権侵害が認められて、判決が確定しました。 1.無断転載の範囲 当該番組のコーナー「初心者必見!対局マナー」において、 「座る場所」「駒の準備・片付け」「駒の並べ方」「持ち駒の置き方」「待った」に関する5つの内容のほとんどが、 当サイトの将棋のマナーに関する記事からの無断転載によって制作されたものでした。 その中には当サイト独自の表現が複数含まれており、客観的に見てもほ
新旧王者の夢の対決となった第72期ALSOK杯王将戦は12日、5冠王の藤井聡太王将(20)が2連覇を決めて幕を下ろした。タイトル戦は負け無しの12連勝だ。しかし盤石の勝利とまでは言えなかった。挑戦者決定リーグを6戦全勝で勝ち抜いた羽生善治九段(52)は老練な勝負術で藤井王将を随所で苦しめ、シリーズは白熱した。 佐賀県上峰町の大幸園で指された第6局。角換わり早繰り銀の戦いは、最後、藤井王将が切れ味鋭く攻め込み、羽生九段の玉を即詰みに仕留めた。対局室に報道陣が詰めかける。「8時間という長い持ち時間で6局指すことができ、羽生先生の強さであったり、自分の課題をより感じたところはありました」。記者の質問に藤井王将が小声で応じる。羽生九段も「いろいろな変化とか読み筋がたくさん出てくるので、大変なところでもありまし…

皆さま、こんにちは。「将棋マダム」と申します。ここ数年は専業主婦のかたわら、ABEMAの将棋チャンネルを視聴したり、将棋イベントに行ったりといった将棋観戦を楽しんでいます。 近年ではニコニコ生放送やABEMAなどのインターネット配信の充実もあり、私のように実際に将棋を指すわけではなく、プロ棋士の対局を観戦して楽しむ将棋ファンが増えています。こういったファンは「観る将」と呼ばれています。 そして、将棋界には棋士の先生方が目指している大きなタイトルが8つあります。今注目を集めている藤井聡太竜王(執筆時点の2021年11月時点での肩書き。他に王位・叡王・棋聖のタイトルを持つ)は、そのうちの4つを獲得しているので四冠と呼ばれています。 この中で、もっとも歴史が新しいタイトルは「叡王(えいおう)」です。2015年にニコニコ生放送で予選も含めた全対局を配信することを前提に誕生しました(正確には誕生が2

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