東京五輪が閉幕した。コロナ禍で開催が1年延期されたこともあって大会経費は大幅に膨らみ、総額で3兆円規模と言われている。しかし、3兆円を投じる価値が生まれれば無駄な投資にはならない。だがもしそうでなければ、大きな損失を出したことになる。 東京五輪でかかった経費は全部でどのくらい? まず、東京五輪にかかった経費の金額を整理しよう。 オリンピックの招致に東京都が動いていたころは、大会開催にかかる費用は約7,300億円と言われていた。しかし、東京での開催が決まり、本格的に道路整備などのプロジェクトが決まってくると、開催にかかる費用は7,300億円では収まらなくなってきた。 そして、新型コロナウイルスの感染拡大によって、東京五輪は1年間の延期を余儀無くされた。1年間の延期によって、仮設設備の一時撤去・再設置の費用や大会会場の延長使用料などが新たに発生し、追加の事務作業のための人件費もかかることとなっ

東京オリンピックで注目された「ユニタード」をご存じですか? 体操女子のドイツチームが身につけた、足首までを覆うボディースーツで、「女性アスリートが不安になることなく美しさを示すため」というのが選択の理由です。身体能力の高さや美しい身のこなしを競う競技で、従来のレオタードに向けられた性的な視線を自らの意思で拒否する新たな動きでした。 実はレオタードだけでなく、体育でも使われてきたブルマーなど女性のスポーツウェアは、機能性と性的な視線の狭間で揺れ動いてきました。スポーツウェアのジェンダーギャップをどう解消したらいいのでしょうか。 (首都圏局/記者 石川由季 ディレクター 柳田理央子) 性的な視線への抵抗 体操女子ドイツ代表のボディースーツ 今大会、体操女子ドイツ代表の選手たちは手首、足首までの全身を覆うボディースーツ「ユニタード」を着用して演技を行いました。実は、国際体操連盟が定める服装規定で

国際オリンピック委員会(IOC)は6月16日、五輪マークを世界中で自社製品の宣伝に使える最高位ポンサーの一社を1997年から担ってきた米ファストフード大手のマクドナルドと契約を3年残し、打ち切ったと発表した。同社は1976年から五輪スポンサーを務め、前回の2016年リオデジャネイロ大会ではアスリートに無料で食事を提供するなど、IOCに何億ドルもの現金を注ぎ込んできた。 この異例の処置に、マクドナルドの株価は悪い影響を受けるかと思われたが、発表後も通常の推移を保っており、かえって上げているくらいだ。投資家が心配していないことがうかがえる。 だが、当初予定されていた2020年の東京五輪のスポンサーを降りることに、「なぜ、今」という声が上がった。その理由は、発表の数日後に明らかになった。 ファストフードを捨て、テクノロジーを取ったIOC 発表当初に推論として挙げられた、マクドナルドの五輪スポンサ

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森前会長の発言を受けて活動を辞退すると連絡した東京都のボランティアについて、都は再び戻ってきてほしいとしていて、今後、活動に参加するかどうか意向を調査することにしています。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森前会長の女性蔑視と取れる発言を受けて、都が募集した「都市ボランティア」のうち少なくとも187人が活動を辞退すると都に連絡しています。 こうしたボランティアについて、都は再び戻って活動に参加してほしいとしています。 都は大会の1年延期を受けて、当初の予定どおり、ことし活動に参加できるかすべてのボランティアに意向を調査することにしていて、この中で、今回辞退したボランティアにも参加するかどうか聞くことにしています。 都は「大会を支え、盛り上げるボランティアは開催都市の顔として大会の成功になくてはならない存在だ。多くのボランティアの皆様に

新型コロナウイルスの影響で2021年に延期された東京オリンピック(五輪)について、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は20日、英BBCのインタビューに応じ、21年開催が無理になっ…

日本で連日、猛烈な暑さが続く中、海外のメディアからは、2年後の東京オリンピックの開催時期を不安視する報道が相次いでいます。 この中で、開幕まで2年となった東京オリンピックについても触れ、「猛烈な暑さで選手と観客の体調への不安が高まっている。夏の開催についての疑問が再燃した」と報じています。 そのうえで、前回、1964年の東京オリンピックは厳しい暑さを避けるために10月に開催されたことや、2022年にカタールで開催されるサッカーワールドカップは冬の時期にずらしたことを紹介し、東京オリンピックの開催時期も再検討すべきではないかとの見方を示しています。 またイギリスの有力紙「ガーディアン」の電子版は、「日本で熱波。2020年のオリンピックに懸念」という見出しをつけて、選手や観客が熱中症などの危険な状態になる可能性があると指摘し、開催時期を不安視しています。

「ショートトラック王国」と呼ばれた韓国がグジャグジャだ。冬季五輪で韓国が獲得した金メダル総数は23個。そのうち19個がショートトラックなのだ。 国別で見るとバンクーバー大会までの6大会で、金19個の韓国(ショートトラックメダル総数37個)は断然のトップ。次いでカナダ7個(同25個)、中国7個(同24個)となるのだが、今大会は10日の男子1500メートルはメダルなしに終わり、13日の女子500メートルも朴勝羲の銅メダルだけ。 元代表選手が各国から招聘されて選手育成に携わり、韓国選手の弱体化が進んだという声がある。 その一方で、セクハラや「韓国式訓育」といった殴る蹴るの暴力が表面に出て選手の指導者への不信感が募っている。 「ソチ開幕まで1カ月に迫った1月9日に、大韓スケート連盟がショートトラックの代表コーチをセクハラを理由に追放したという報道がありました。女性選手を自宅に呼んで、胸を触

日本時間の8日午前1時に開会式が行われたソチ五輪。冬季大会では史上最多の87か国や地域の選手が集った入場行進などが行われたが、世界中で各国の選手団以上に度肝を抜いた存在がいた。 それはソチ五輪のマスコットのクマである。海外のネット界隈では「Nightmare Bear」(悪夢のクマ)として開会式のこのキマりきったようなクマの表情がピックアップされた画像が大人気になっている。 ●“ようこそ、悪夢の世界へ” ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=585008 ●“うーん、キマリまくってるよ~” ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=585009 と好き放題なキャプションが付けられている。 また、早くも海外の職人たちが腕を振るい始め、コラが登場している。 ⇒【画像】はコチラ http

7年後の東京オリンピックに関して、公式スポンサー以外がオリンピックを連想させる言葉をビジネスで使うことが禁止される根拠がどこにあるのかをいろいろと考えてきました(関連エントリー1、関連エントリー2)。 ふと、ロンドンオリンピックではどうなっていたかが気になり調べてみたら衝撃の事実がわかりました。ロンドンオリンピックでは、London Olympic Games and Paralympic Games Act 2006という特別法を立法しており、そこでは五輪マークの無断使用禁止やダフ屋行為の禁止に加えて、London Olymipics Assiciation Right(いわば「ロンドンオリンピックを連想させる言葉使用権」)という権利を定めて、オリンピックを連想させる言葉自体の商用使用を制限するようになっていたのです。 たとえば、オリンピック会場の近くで、公式スポンサー以外が、game、

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