コロナ禍でマスク着用での生活が当たり前になっています。飛沫を防ぐために必要なマスクですが、息苦しさや話しづらさ、頭痛、肌荒れなどのトラブルに悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。実は、マスクの着用ではもう一つ、口呼吸になりやすいという問題が指摘されています。口呼吸が慢性化してしまうと、かぜやインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるなど、様々な健康上のリスクが生じるといわれます。こうした「マスクの下の口呼吸」について、口と舌の体操「あいうべ体操」の考案者で、鼻呼吸の啓発に取り組んでいる「みらいクリニック」院長の今井一彰先生にお話をうかがいました。 (インタビューは2021年12月10日に行い、内容はその時の状況に基づいています。) 1995年山口大学医学部卒業。内科医、日本東洋医学会漢方専門医、NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長、日本加圧医療学会理事。息育、口呼吸問題の第一人者

マスクのある光景 コロナ禍のなかで、『風の谷のナウシカ』のアニメ版/マンガ版を読みなおす動きが起こっているらしい。わたし自身は、とりわけマンガ版『風の谷のナウシカ』に沈潜しながら、ようやく『ナウシカ考』(岩波書店、二〇一九年十一月)を上梓してホッとしていたこともあり、ほとんどコロナ禍と繋げてみようという気にはならなかった。あまりに細部にこだわってきたがゆえに、差異ばかりが眼につくのかもしれない。とはいえ、東日本大震災のあと、フラッシュバックのように、くりかえしマンガ版『風の谷のナウシカ』のいくつかの場面を想起したのとは、対照的であったかと思う。マスクとはなにか、という問いからはじめる。腐海のほとりに暮らす人々には、マスクが欠かせない。腐海の瘴気の毒性からすれば、なんとも粗末にすぎる簡易マスクではあるが、とにかく瘴気が近づけばだれもがあわててマスクを着ける。腐海のなかでマスクをはずすことは
IT /ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。 世界一の大富豪となったイーロン・マスク氏(6日時点で純資産は約3000億ドル=約37兆円)ツイッターでつぶやきを楽しんでいるものの、突如として大株主となりました。その後は取締役への就任を断って敵対的買収を持ちかけたところ、ツイッターが「ポイズンピル」により対抗する事態となっています。 画像引用元:shutterstockマスク氏がツイッター買収の大義名分としているのは、ざっくり言えば「表現の自由」のためです。では、これまでマスク氏がどれだけ「表現の自由」を使ってきたのか? 海外メディアMashab

イーロン・マスク 上 (文春e-book) 作者:ウォルター・アイザックソン文藝春秋Amazonこの『イーロン・マスク』は、その名の通りイーロン・マスク初の公式伝記である。マスクの伝記自体はこれまでにも出て、翻訳もされている(読んだけどおもしろい)が、その中にあって本作の特徴は刊行された直後だから、つい最近のツイッターの買収など”最新の情報・エピソード”まで網羅されているところにある。 そしてもう一つの特徴は、スティーブ・ジョブズをはじめとした無数の偉人たちの伝記を書いてきた、伝記の名手であるウォルター・アイザックソンがその私生活にまで密着して描き出している点にある。僕もアイザックソンの本は昔からファンでほとんどすべてを読んでいると思うが、これまで彼が手掛けてきた伝記の中でも本書の書きぶりには熱が入っていて、しかもこれまで書いてきた天才・偉人たちとの比較という評価軸もうまく機能しており、最

>>さくらインターネットの採用情報を見るマスク氏の「出社して働け。さもないと、クビ」が世界中でトレンドになった 『テスラの社員は、1週間に最低40時間はオフィスで過ごすことが義務付けられている。しかも、そのオフィスは、遠隔地の疑似オフィスではなく、実際の同僚がいる場所でなければならない。出社しない場合は、退職したとみなす』。 要約すると「出社して仕事をしなさい。さもなければクビですよ」という世界一の富豪イーロン・マスク氏の発言が先日、大きな騒動になった。 話が大きくなったのは、影響力絶大のマスク氏、時代のヒーローで時代を切り拓いているスターが、時代錯誤ともいえる「出社して働け」と言い出したからだ。マスク氏が率いる、スペースX、テスラという企業が持つ「時代の寵児」「時代の先端を走る企業」という先進的な企業イメージと、「出社して仕事をしろ。さもなければクビ」という昭和の日本企業感との乖離が大

騒動の「当事者」がTwitterで持論を大展開 ここしばらく「飛行機内マスク拒否男性」がネットを含め、メディアで多数取り沙汰されている。9月7日、釧路空港から関西国際空港に向かう予定だったLCCのピーチ・アビエーションの機内でマスク着用を拒否した男性が、当騒動の主人公だ。 客室乗務員に対して威圧的な態度を取ったとされ、航空法73条の「機内の秩序を乱す安全阻害行為」にあたるとして新潟空港に同機は緊急着陸。男性は機内から降ろされた。結局、同機は2時間15分遅れで関空に到着した。 今後同社は燃料費や新潟でのスタッフの人件費等を請求する可能性もあるという。場合によっては、乗客も「商談が吹っ飛んで損害が出た!」などと言い、裁判を起こすかもしれない。彼のマスク非着用を危惧する周辺の乗客は別の席に移動し、彼が飛行機から降ろされる時は拍手も巻き起こった。 その後、「マスク未着用途中降機乗客」というツイッタ

迅速な対策と手腕で世界の注目を集めたタン I-Hwa Cheng-The New York Times-Redux/Aflo <コロナ対策で高く評価される台湾。マスク供給システムは、わずか3日で開発・実施された。なぜそんなことが可能なのか。台湾ITを牽引するオードリー・タン(唐鳳)とは何者か。本誌「台湾の力量」特集より> 国内でマスクが不足するのは不可避だ──2月3日、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた台湾で政府がマスクを買い上げ、実名制(本人確認)で販売することが決定された。実施までわずか3日。この状況下で見事な手腕を発揮し、世界の注目を集めたのがデジタル担当相の唐鳳(タン・フォン、オードリー・タン)だ。 実施の2月6日までに、タンとシビックハッカー(協力者の市民エンジニア)らは全6000カ所以上の販売拠点でのマスクの在庫が3分ごとに自動更新されるマップを開発。公平に行き渡らせようと
多くの国で新型コロナの流行は昨年中にほぼ落ち着き、マスクをはじめとする規制の緩和が続いた。ところが日本だけは大きな7波と8波に襲われて規制が続き、今年に入ってやっと流行のピークを過ぎて、3月からマスク着用は個人の判断に委ねられた。また新型コロナの感染症法上の位置づけが5月から季節性インフルエンザと同じ5類に移行し、すべての規制が解除された。 そこで関心が集まっているのが、マスク着用をどうするのかだ。日本は法律で強制しなかったにもかかわらず、マスク着用率は極めて高い。その理由は、学校給食で生徒にマスクをつけさせたことがマスクに対する違和感をなくしたためという説がある。 そのような土台の上に、流行発生以来マスク着用が急激に増えたのは、政府と専門家による〝誘導〟の結果だ。ワクチンが開発されるまでの感染防止対策は緊急事態宣言しかなかった。そこで国民に外出自粛、三密回避、マスク着用などの個人対策をお

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pdfデータはこちら <着用が効果的な場面> 〇高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、下記の場面ではマスクの着用を推奨します。 ・医療機関を受診する時 ・高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時 ・通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバス(*)に乗車する時 (当面の取扱) (*)概ね全員の着席が可能であるもの(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等)を除く。 そのほか、 ○新型コロナウイルス感染症の流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。 <症状がある場合など> 症状がある方、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった方、同居する家族に陽性となった方がいる方は、周囲の方に感染を広げないために、外出を控えてください。通院などでやむを得えず外出する時に
マスクを着けたり外したり…岸田首相の“マスクルール” 【池上】岸田首相が6月26日から28日にかけて、ドイツのエルマウで行われたG7サミットとNATO首脳会合に出席しました。気になったのは、会合の内容もさることながら、岸田首相が当地ではほとんどの場面でマスクを外していたにもかかわらず、日本に帰ってきてからはばっちりマスクをしていたことです。 岸田首相は4月下旬から5月上旬にかけてのゴールデンウィークの時期にも海外を歴訪していますが、その時にも多くの場面でマスクを外していました。そこで帰国後、記者から「海外ではマスクを外していたにもかかわらず、帰国してからはマスクを着用しているというのはどういうことか」と質問されたんです。 【増田】岸田首相の答えが注目されましたよね。 【池上】「出張先、相手国のルールに沿って対応させていただいた」と述べていました。その直後の5月12日の参院厚生労働委員会で「

真面目に医学的に答えるならば、マスクの効果は、 N95マスク>不織布マスク>布マスク>ウレタンマスク の順ですが、とてもN95をつけて生活は出来ません。 利便性・経済性は ウレタンマスク>布マスク>不織布マスク>N95マスク本来はウレタンマスクは望ましくないけれど、していないよりマシです。 医学的にはいったん装着したマスクは捨てるまで触らない方が良いけれど、していないよりはマシです。 首相が記者会見の直前にマスクを外してポケットしまっているのは、とてもとても、大変、非常に違和感があるけれど、していないよりはマシです。 (井上陽水の「傘がない」風に) 都会では感染する若者が増えている。 今朝見たネットにも書いてあった。 だけども問題は「鼻ほじり」。 ウイルスまみれの手で「鼻ほじり」。 感染する。 結局のところ、コロナウイルスが体に入り込むのは「粘膜」からなのですね。 厚い角質を持った手か

こんにちは。ブログ担当のゆってぃです。 筆者はGOSSOのTwitterやInstagram等も担当しているのですが、 最近「マスクをしていると鼻毛の伸びが早い気がする」という声をSNSで見かけました。 そういえば…過去にテレビでそのようなことを言っているのを見たことがある気が…。 私自身は『鼻毛が最近すぐ伸びてるなあ』という自覚はなかったのですが、 そう言われれば確かに「GOSSOしたいなあ」というサイクルが早くなった気も。 気になったので、調べてみました(꜆꜄•ω•)꜆꜄꜆ . 筆者が見たテレビはおそらく2020年12月16日放送の『ホンマでっか!?TV』。 生物学評論家の池田清彦氏が「マスクをしていると鼻毛が伸びやすい」と発言していたようです。 (2021年11月17日現在 ゆってぃ調べ)マスクをしているんだから、外の汚い空気はダイレクトに吸わなくてよくなったし なんで伸びやすくな

「自分が損をしてでも、相手より上に立ちたい」「自分が損をしているのだから、お前も損をすべきだ」……そんな心理から引き起こされる行動を「スパイト(意地悪)行動」と呼ぶ。実は、コロナ禍を経たここ2年で、このワードへの注目が集まっている面もあるという。仕事や日常生活、あらゆるシーンで顔を出すとされる、スパイト行動とは、どんなものなのか。社会にどんな影響を及ぼしているのか。社会心理学者と経済学者に話を聞いた。(取材・文:山野井春絵/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) スパイト行動も背景にある、マスク着用率の高さ「スパイト行動」という言葉を耳にしたことはあるだろうか。 わかりやすく言えば、「私が損をしているのだから、あなたも損をすべきだ」という心理から生まれる行動だ。 例を挙げると、 “私とAさんは、とある店に同じタイミングでアルバイトとして配属された。私は仕事ののみ込みも早く、怠け癖の


東京都医師会は、10日午後に行われた定例会見で、ポストコロナに向けて、段階的に感染対策を解除していくことを提案した。その中で、これから夏に向けて、気温・湿度が高くなり、熱中症のリスクもあると指摘し、ソーシャルディスタンスを保てる屋外では、マスクをはずすよう求めた。 特に、マスクを外す状況として、保育所・幼稚園の外遊び、学校の体育・部活動、公園、山・川・海、散歩やジョギングなどが挙げられた。 コロナ対策か熱中症対策か この記事の画像(2枚) また会見では、都内で、高齢者の3回目のワクチン接種率が、8割を超えていることにも触れ、「高齢者を守るためにマスクを着用していたが、今は、高齢者が自らを守れるようになっている」との見解を示した。 東京都医師会の尾崎会長は、会見の冒頭、飛沫感染、エアロゾル感染が主な感染経路になっていることに言及し、「屋外で、換気の良い場所では、感染力はあまりない」として、「

最初に緊急事態宣言が出てから、この4月でちょうど2年。マスクが手放せない生活も、3年目に突入しています。感染の第6波はピークを過ぎ、これから暑くなる季節、「いつになったら、マスクをしなくてよくなるの」という思いを持っている方も多いと思います。「マスクを外せる時は来るの?」。今回はそんな疑問について考えてみました。 (科学文化部・水野雄太 社会部・高橋歩唯)マスクってどう? 街の人たちは、マスクについてどう感じているのでしょうか。 東京・渋谷で50人に話を聞き、本音を探ってみました。 結果は、「つける」が32人、「つけない(つけたくない)」が16人、「決められない」が2人。 (「つける」と答えた人) 「周りの人が感染したらかわいそうだから」 「人づきあいとか、つけたほうがなんとなく楽にもなってきている」 (「つけない(つけたくない)」と答えた人) 「つけないほうがやっぱり快適」 「本音はつ


「そもそも私に言わせれば、新型コロナウイルス感染症自体がとんでもない茶番劇。世界を操る闇の組織による陰謀なんですよ」 まったく予期しない言葉が、広島県呉市の谷本誠一市議(65)の口から飛び出した。 “ノーマスク”を貫きトラブルに 6日午前9時50分、釧路空港から羽田空港に向かうエア・ドゥの旅客機内で、谷本市議と知人男性がマスク着用を拒んで離陸前に降ろされていたことが発覚した。彼らは、客室乗務員による再三のマスク着用要請を拒否。同機には44人の乗客がおり、このゴタゴタのせいで出発は1時間14分の遅れとなった。 エア・ドゥはこの件について、 「他の乗客に不快感や迷惑を及ぼし、安全や健康に危害を及ぼす恐れがあったから」 と説明している。 そんな中、谷本市議は週刊女性PRIMEの取材に対してこう語った。 「国土交通省も言っているように、飛行機でマスクを強制することはできません。マスク着用はあくまで

マスクの着用が新型コロナウイルスの感染予防に効果があるかを検証するため、アメリカの大学などのグループがバングラデシュで大規模な調査を行ったところ、マスクの着用率が高い地域では新型コロナに感染する人の割合が低かったとする研究結果を発表しました。 この研究はアメリカ イェール大学などのグループが行い、科学雑誌の「サイエンス」で発表しました。 グループは、おととし11月から去年4月にかけて、バングラデシュの農村部のおよそ600の自治体を対象にマスクを配って着用の啓発を行った自治体と行わなかった自治体で新型コロナウイルスの感染に違いがあるかを調べました。 その結果、マスク着用の啓発を行わなかった自治体ではマスクの着用率は13.3%だったのに対し、啓発を行った自治体では着用率が42.3%と高くなり、新型コロナの感染が疑われる症状が出た人の割合は11.6%低くなっていたということです。 また、抗体の検

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