ADHDの人が使いやすいように当事者男性が開発した多機能リュック。ふたが大きく開き、中身が見えやすい=男性提供 一人でも多くの人が書類をなくすことがなくなりますように――。そんな強い思いで考えた、注意欠陥多動性障害(ADHD)の人が使いやすい多機能リュックが発売された。発達障害の一つで、持ち物の整理整頓が苦手となることもあるADHD。自身もADHDで仕事用かばんが整頓できず苦しんだ経験を持つ東京都新宿区の男性(34)が考案した。困難を抱えながらも完成にこぎ着けた、その開発ストーリーをたどった。 男性は北海道出身。幼い頃から生きづらさに悩んできた。友人とのコミュニケーションがうまく取れず、朝起きられない、必要な持ち物を準備できないなどで、小中学校時代の半分以上は不登校状態だったという。高校卒業後は地元の大学にも進学したが、1カ月ほどで自主退学。その後は2年ほど道内で働きながら勉強し、早稲田大

厚労省、ADHD新薬を承認へ=覚せい剤原料含有「厳重管理を」 2019年02月22日17時36分 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会部会は21日、塩野義製薬が申請していた小児期の注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬「ビバンセカプセル」の国内製造販売の承認を了承した。近く正式承認される見通し。発達障害の人が搭乗体験=成田空港で全日空など 同社の申請後、含有される新有効成分の「リスデキサンフェタミンメシル酸塩」が覚せい剤原料(覚せい剤の原料になり得る物質)に指定されており、部会は厳重管理を承認条件とした。 このため、同社は適正流通管理策をまとめ、部会の了承を得た。扱う医療機関や医師、患者、薬局、卸売り販売業者を統一システムに登録して一元管理し、登録者以外への納入を禁止。医師は、ADHDの治療経験などを確認して登録する。医師や弁護士らで組織する社外委員会が、登録の審査や取り消し、実施状況の確認

昔は「発達障害」と言えばアスペルガー症候群をはじめとする自閉症スペクトラム障害でした。 今は「発達障害」と言えばまずADHDを想起する人も多いのではと思います。 DSM-ⅢからDVM-Ⅳを経て、今やDSM-Ⅴの時代となり、発達障害の概念も再編されました。歴史の初期には女性当事者はほとんどが未診断でしたが、今は女性の診断済み当事者も沢山います。 そして今、初期の歴史は埋もれつつあります。日本のADHDの歴史上最大の凶事であるリタリン・バッシングを背景とするリタリン規制(成人ADHDへのリタリン適応カット)が当時のADHD当事者からどれ程多くを奪い去ったか、ほとんどの若い世代の人たちは知らないんですよね。自分たちを支える処方薬が、お上のご意向次第でいともあっさりと取り上げられてしまった過去は、二度と繰り返してはならないものです。 続きを読む

物事に集中できないADHD=「注意欠陥・多動性障害」の子どもの脳に共通して見られる特徴があることを福井大学の研究グループが発見し、将来的に正確な診断に応用できる可能性があるとしています。 福井大学の友田明美教授のグループは、日本やアメリカなどでADHDと診断された男の子120人余りの脳の形態をMRIと呼ばれる装置で調べ、どのような特徴があるか調べました。 その結果、およそ7割のADHDの子どもの脳では、脳の前頭葉と呼ばれる部分にあり感情をつかさどると言われる「眼窩前頭皮質」と呼ばれる部分の厚みが増して表面積が小さくなるなど、脳のおよそ20か所で形態の特徴が見られたということです。 グループは、今回の解析はAI=人工知能を使うことで発見できたとしていて、これまでの症状の観察と画像解析を組み合わせることで、将来的に正確な診断に応用できる可能性があるとしています。 友田教授は「今後さらに精度を上

耳たぶ吸ってたも〜れ @shishmaref 病名がつくかつかないかは置いといて、自分が「短期記憶が弱い」のではないか「衝動性が強い」のではないか、というのは以前から感じていて、その位置に立って、その関係の本を読んで解決策を練ったら、かなり毎日生活しやすくなった。変な自己啓発本よりよっぽど効果が高かった。 2016-11-09 12:21:25 耳たぶ吸ってたも〜れ @shishmaref 「毎回同じ失敗パターンがあるはず。失敗の分岐点まで戻って対策を練ること」で納得。一番目からウロコが落ちたのが「所要時間を最短で計算しない」。「実際のあなたはもっと準備に時間がかかっているはず。出かける前に10分くらいかけて携帯探してませんか」って言われて、アッー! 2016-11-09 12:27:33 耳たぶ吸ってたも〜れ @shishmaref 今まで読んだ本は「携帯の置き場所を決めましょう」だった

現在、日本で承認されているADHD治療薬は、ストラテラとコンサータである。いずれも近年、成人にも処方可能になったがストラテラの方が少し早く承認されている。 過去ログではADHDの種々の症状に対し、ブプロピオン、カタプレス、デパケンR、エビリファイ、その他抗うつ剤も有効なことがあると記載している。 このうちブプロピオンは抗うつ剤および禁煙補助薬として海外で承認されているが、ADHDの第2選択薬としても知られている。ブプロピオンの作用機序は明確ではないが、ノルアドレナリンやドパミン再取り込み阻害と記載された書籍もあり、作用機序的にはコンサータに似ている。 しかし、実際に服用した際の服用感はかなり違うと言う人が多い。以下は、ある患者さんの感想である。雰囲気は伝わると思う。時系列的にはブプロピオンを最初に使い、コンサータの処方当時はラミクタール、3環系抗うつ剤、エビリファイなどで治療していた。した

アメリカと比較すると、フランスではADHDになる子供の割合が非常に少ないことがわかっているようです。そして、そこにはいくつかの大きな違いがあるのだとか。 小児精神科のセラピストとして長年にわたり従事するMarilyn Wedge博士は、科学に関する話題を取り扱う「Psychology Today」の記事でその違いについて書いています。そこには医療の考え方や教育の哲学などなど、興味深い要素がたくさんありました。アメリカでは、学校へと通う子供たちのうち9%がADHDに悩み、精神科で治療を受けています。一方フランスでは、その割合は0.5%以下。なぜ、こんなにも大幅に低い数字となっているのでしょうか。 生物学的な問題か、 それとも、心の問題か。 驚くかもしれませんが、2つの国に「ADHDは生理学的な神経の病気ですか?」という質問をすると、それぞれ違う答えがかえって来ます。アメリカの小児精神科医

なかなか衝撃的……なはずなんだけど、あまり違和感のない論文。大人のADHDの大半は子どもの頃ADHDではなかった、と。続報待ち、だがたぶんそうなんじゃないかな。Dunedin のコホート研究から。AJP。 / “Is Adult …” http://t.co/v6Js6KZ4vC— afcp (@afcp_01) 2015, 5月 24 このツイートに対する反響が思ったより大きかったので、ちょっと記事にまとめてみます。 そもそもこの研究は単独でなされたものではなく、大規模な追跡研究の一部として行われています。近年ではその科学的な堅牢性から横断面での研究や回顧的な研究よりも、特定の集団をずっとフォローしていく追跡研究(前向きコホート研究)が重視されるようになっており、各国で大規模な追跡研究が行われています。有名な子どもの大規模コホートとしては、ALSPAC (英国)や グレートスモーキーマウ

今日のあさイチは多くの人に発達障害について知ってもらう凄くいい機会だったと思います。 ご覧頂いた方々の反応も暖かく僕が伝えたかった事をちゃんと伝える事が出来て凄く嬉しかったです。 ただ僕は僕であり、今までとこれからが何も違う事はなく僕にとっては一本の道が繋がっていてそこを歩いているだけです。 番組でもお話しましたが、小学校や保育園での他の子供達の怒鳴るような歌声に耐えきれなかったり 習慣を乱されると”気持ち悪くなる”とかは今でもすごく感じます。 でも、小さい頃から経験してきた物はある程度の訓練を受けていけば少しは”柔軟性”を身につける事は可能です。 皆と合わせるのが当然かもしれないと言うのは学校や集団の中に属していたらそれは避けられない事かもしれません。 だけど、その中に理解してくれる人、調整役となってくれる人、そんな人がいたらそれだけで過ごしやすい環境が少しずつ出来ていくのではないのかと

◆ 解説 というわけでADHDのメリットの話。 まとめますと、 ・ADHDにはデメリットがある分、逆にメリットもある。 ・そのため、それを活かした職業につくことが大切。 という話になります。 また途中で「マンガ家は全員」と言っていますが、これは「演出上の言いきり」に過ぎません。 「全員が余すところなくADHD」というわけではありませんので、ご了承ください。 ただADHDには素晴らしいメリットがあり、それが「マンガなど芸術作品の制作において武器になる」という話です。 ちなみに自分自身はマンガの原作をしているわけですが、「もしかしてその傾向があるのでは」ということを強く感じる部分もあります。 色々な場面で、ポーッとしてしまったり、空想にふけってしまうことはあります。また飽きっぽい面もあるかと思います。 でも逆に、だからこそ色々な本を読んだり、色々なものに興味を示して「今度はこれをやってみよう」

朝日新聞社のニュースサイト、朝日新聞の医療サイト『朝日新聞アピタル』(医療・健康・介護)についてのページです。最新記事の見出しは「膵がんパネル検査、適切な時期は?「標準治療開始直後」求める声」「「遺伝子スイッチ」操り、がんや筋肉の難病治療 エピゲノム編集とは」「田辺三菱製薬を米ファンドに売却 三菱ケミ「親孝行な子供だった」」「「もし血がついていたらどんな気持ち?」 生理を学ぶ、男女一緒に」です。

ADHD(注意欠陥多動障害)とアスペルガー症候群の診断のついた娘に 投薬を初めて4年になります。 現在小学3年生。幼稚園の頃から飲んでいます。ADHDの薬は現在リスパダールとコンサータ。 投薬に踏み切るまでは悩みに悩んだし 主治医の先生に何度も相談に乗っていただきました。 投薬に踏み切るまでとその後の経過はこのブログでも何度も書いてきて 検索で多くの方に来ていただいています。 それだけ悩まれる方が多いと言うことなのでしょう。 出来れば、コンサータやリスパダールなどの精神薬に関しては 成長と共に減薬をしていずれはやめる方向でと考えてはいたのですが 今の娘を見ている限り、薬の助けなくして 日常生活を送るのは困難なのではないかと感じています。 日常生活を送る為には、というより生きていくためには 今自分が興味を持ったことだけ、やりたいことだけをするのは不可能です。 毎日、やりたくなくてもやらなく

注意欠陥や多動性、衝動性を特徴とする発達障害、ADHD(注意欠如・多動性障害)に関しての話題は何度か紹介してきたが、近年、増加傾向にあるとも言われている。 というか遺伝的要素が高い(遺伝率は80%)ので昔から一定数存在していたが、最近では病名がついて、そう診断されるケースが増えていることが要因かとも思われる。 さて、突飛で落ち着きがないが、瞬発的機動力で、好奇心の赴くままに行動する「新奇探索傾向」があるADHDだが、農耕が開始された新石器時代以前の狩猟採集社会では、むしろ有利な特性であった可能性が指摘されている。アメリカでは10人に1人がADHDと診断される 米ニューヨークのワイル・コーネル医科大学の精神薬理学部長を務めるリチャード・フリードマン教授によると、アメリカでは約11%の人が4歳から17歳までのある時点でADHDと診断されているそうだ。10人に1人以上という計算になる。 教授は

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