患者を診察しないまま依存性の高い向精神薬「リタリン」の処方せんを交付したとして、医師法違反に問われた精神科「東京クリニック」(東京都新宿区、廃院)元院長の伊澤純被告(40)に対し、東京簡裁は28日、求刑通り罰金50万円の判決を言い渡した。武内晃裁判官は「被告は計画的、恒常的に対面診察をしなかった」と述べた。 伊澤元院長は無罪を主張したが、判決はクリニック事務員や患者の証言などから診察はなかったと判断。「元院長が今回の件で診察をしていたと認められない」と指摘した。【伊藤直孝】
リタリン処方医師、ストーカー容疑 警視庁が逮捕2008年12月2日12時58分印刷ソーシャルブックマーク かつて交際していた患者の女性にストーカー行為をしたとして、東京都新宿区歌舞伎町1丁目の診療所「東京クリニック」(廃院)元院長伊沢純容疑者(38)=新宿区新宿5丁目=がストーカー規制法違反と脅迫の疑いで警視庁に逮捕されていたことがわかった。 同クリニックをめぐっては、依存性の強い向精神薬「リタリン」の処方に関して新宿保健所など行政機関に苦情が殺到。リタリン乱用問題の象徴的な医療機関だった。行政当局によると、リタリンの処方量が全国トップで、乱用者からは「リタリン販売所」と呼ばれていたという。 警視庁によると、伊沢容疑者は9月、クリニックの元患者で交際相手だった20代女性に、自宅前で待ち伏せしたり、メールや電話で復縁を迫ったりし、同法で定める禁止命令が出た後も脅迫した疑いがある。 伊沢容疑者
以前交際していた女性に執拗(しつよう)につきまとい脅迫メールを送り付けたなどとして、警視庁成城署などは1日、東京都新宿区の精神科「東京クリニック」(廃院)元院長、伊澤純容疑者(38)=新宿区新宿5=をストーカー規制法違反と脅迫容疑で逮捕した。容疑を否認しているという。 調べなどによると、伊澤容疑者は9月、クリニックの元患者で以前交際していた都内の20代女性に、再度交際するよう求めて拒否され立腹し、繰り返し、嫌がらせの電話やメールを送信。また、女性宅周辺で待ち伏せし「話をしなければお前を一生追いつめて破滅させてやる」と脅迫した疑い。女性は9月、ストーカー規制法違反容疑で告訴していた。 伊澤容疑者は04年3月、新宿・歌舞伎町で開業。だが、乱用が社会問題化した向精神薬「リタリン」を大量処方したとして、都などが昨年9月、医療法違反(不適切な医療の提供)容疑で立ち入り検査した。警視庁は昨年11月、医
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く