「任侠」というのは、昔ユーミンがアルバムコンセプトでも使っていたような気がするが、この本も、その両者の共通性を枕に始まる。共に「不可能な試み(それゆえ人を魅了する)」ということだ。 モテと純愛は両立するか? 作者: 大野左紀子出版社/メーカー: 夏目書房発売日: 2006/05/01メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 307回この商品を含むブログ (21件) を見るこの本のタイトルは、編集者が付けたのだろうが、ちょっと誤解を招くかも。だって、純愛はたくさん語られているが、実は作者の大野さんに「モテ」に対する興味はそれほど感じられないから。作家の渡辺淳一氏を「モテの代表」として攻撃している、という読み方もできようが、どちらかというと、彼のセックス観、特に隠しもしない男根中心主義を攻撃していて、いわゆる「モテ」「非モテ」論争とはちょっと位相がずれているような気がする。 しかし、本文は
まずはこちらのエントリー。 お前のお気に入りが158人で、仮に信者が100人以上居るとしても、だから何だ?俺のお気に入りが30人だから何だ?ああ、ゆがんだはしごは俺より格下のブロガーだな、じゃあ少々見下し的発言をしても大丈夫だな、とか思ってんだろが。だが相手が悪かったな。他の誰かはお前の無礼極まりなさを許してきたかもしれんが、俺をそいつらと一緒にしてくれるなよ。 ガタガタ抜かしてんのはどっちだ! 『heartbreaking.:ガタガタ抜かしてんのはどっちだ!』 http://blog.goo.ne.jp/funamushi2/e/417f59d4494400c8ed278008c841492e 「ゆがんだはしご」というのはこのブログを書いている方の名前、通称「はしごたん」さん。噛み付き先は栗先生というブロガーのようです。「158人」とか「30人」とかっていうのははてなブックマークのお気に
2014-08-07 ゼロ年代をはてなで過ごした人間が単著を出した話 安全ちゃんと結婚がしたかった。 2008年ごろのことだ。僕ははてなダイアリーに好きなことを書き殴った。引きこもっていたので時間は有り余っていて、たった一行を2日推敲していたこともある。 目標は明確だ。ブログをとにかく有名にして、アルファブロガーになること。一角の人間として認められて、ニートからライターになること。 2003年ごろから「はてなアンテナ」を利用していた僕にとって、ヒーローは速水健朗であり、栗原裕一郎であり、吉田アミだった。もちろん、東浩紀の著作だって一通り読んで思想用語を覚えようとしたし、加野瀬未友の発言を追ってシーンの潮流を掴もうとしていた。 はまちちゃんやコトリコのアナーキーで自由な立ち振る舞いに「自分が目指すべき場所はここだ」と思っていた。つまり、ユーモアある発言で世の中を挑発していくことだ。 高校

シロクマは“私達の世代”を軸にした本を出すことになりました。 ロスジェネ心理学―生きづらいこの時代をひも解く 作者: 熊代亨出版社/メーカー: 花伝社発売日: 2012/10メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 197回この商品を含むブログ (25件) を見る 定価:1575円 ページ数:253頁 判型:46判並製、単行本ソフトカバー ※表表紙はこんな感じ ちょっと俗っぽいタイトルかもしれませんが、実際、1970年代〜80年代前半に育った世代――つまりロストジェネレーション世代に――フォーカスをあてた本になっています。ただし、ちょっと昔の“ロスジェネ論壇”のような、世代内での内輪受けと自己憐憫に溺れるような本を出したところで意味が無いので、「ロスジェネ世代のメンタリティについて、上の世代や下の世代にも分かるよう解説してみる」「ロスジェネ世代の生育環境を振り返りながら、現代社会の精神病

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