リビングで横山光輝の三国志を読み返していると、嫁が言った。 「来週月曜日、学生時代の友人を招こうと思うの。いい?」 「いいじゃないか」僕は言った。 だって嫁が友人を連れてくるなんて滅多に無い。 滅多に無いことを提案されると、嫁が僕への主観による決め付けを少し緩和させているような気がして嬉しくなる。 そうやって僕がうきうきしていると、続けてこう言った。 「で、リビングの本棚なんだけど・・・」 黄漢升が夏侯妙才を討ち破るという華々しいシーンを片手に、本棚を見ると、まず「ヤバい経済学」、「日本クレジット総論」という文字が眼に飛び込んできた。 次に「漫才入門 ウケる笑いの作り方、ぜんぶ教えます 元祖爆笑王」と「俳優の仕事」という背表紙を認識した。 なるほど。そういうことか。 嫁は友人に対して、僕をかっこよく話しているのかも知れない。それは夫として嬉しいことだ。 そんなかっこいい夫が、死ぬほど必死に

初めて朝起ちを見た時は「これが音に聞く朝起ちであるか」と心踊ったが 今回のハミ玉袋には「えっまさか」ってのが最初の感想。 なんとなくハンバーグっぽい。 もしくはできたての玉こんにゃく。 いつもなら、寝ぼけながらも私がいることを察すると布団で股間を隠すのに、 今日に限って寝返りを打って、膝を曲げて太ももで局部を隠した。 しかしその体勢になってしまったがために、出逢ってしまった。 朝起ちを見た時は、すぐ目を逸らせたのだけど、 ハミ玉袋は無理だった。 目を逸らしても、また見たくなっちゃうのだ。 朝食を作りながら、何度か盗み見した。 男の人がおっぱいに目がいっちゃう気持ちに近いのか??? 何かこう、ゆるキャラなみのオーラがあるのだ。 その後彼も起きてきて、何事も無く、朝食を一緒に食べた。 ハミ玉袋のことは言わなかった。 それにしても 男性器とはなんとエンターテイメント性に富むのか。 おしっこを遠く

※追記(2013/09/28 AM8:00頃):http://anond.hatelabo.jp/20130928075958 覚え書き代わりに。旬も過ぎた話題ですし、話半分で聴いてやってください。 この夏サーフィンやったんですよ。はじめて。 ぼく自身は別に乗り気じゃなかったんですけど、 腐れ縁の友達が「やったことないから、どうしてもやりたい」と言うので、 ま、つきそいみたいな感じで。 サーフィンって沖まで自分で泳ぐじゃないですか。あれ、結構しんどいですよね。 ぼく体力ないんで、本当にめんどくせーなーって思いながら水掻きました。友達はぼくより体もでかいんで、先に沖まで行っちゃうしね。参ったなーっつって。 で、実際波に乗ってみたら、すげえ体が楽なんです。気持ちいいんです。 うわー、こいつはいいやーって感じですよ。サーフィン楽しいです。 で、波が終わった後って、立ってても仕方がないから、 ま

お嫁さんになりたい。 姑さんに「そのウェディングドレスは駄目」「式場は別の場所」「お料理はこれ」といろいろ注文出されたり、同居はしないって言ったのに家を義実家の近くに建てられたり、「子どもはまだか」と毎日のように聞かれたり、いつのまにか姑さんが家で夕飯を作ってたり、調味料の配置を怒られたり、夫に言っても「気のせいだろう」と言われたり、何度も言ってようやく夫から姑さんに言ってもらったと思ったらただ告げ口しただけだったり、ようやく子どもが出来たと思ったら情緒不安定になっちゃって、家のムードが険悪になって、なのに義両親は毎日会いに来るし、夫はなんだかよそよそしくなっちゃって、安定期になってもセックスしない毎日が続いて、初めての出産は怖くて仕方なかったのに「皆やってるんだから泣き言いうな」と言われて、やっと生まれたと思ったら疲れてるのに義両親が会いに来て、私のほうは見もせずに「かわいいわね」と言っ

今大学に通っていて、アルバイトを書店でしているんだけれど、 たまに、エロマンガを買っていく女の子がいる。 18歳、19歳ぐらいかなぁ、結構可愛い。素朴な感じ。あんまり服には関心がなさそうで、 オシャレとは言い難い。っていうか、ジャージで来たときは驚いた。 うーん、三次には興味なくて、二次派なのか。あるいは別腹扱いなのか。 店員が客に関心を持つのはまぁいいことじゃないんだけれど、やっぱ印象に残る。 エロマンガって、やっぱり男が買っていくほうが断然多いんだけれど、たまに女性で買って行く人もいるんだよね。 ただ絶対数としては、メチャクチャ少ない99対1ぐらいだから(ネットで買う人が多いかもだけれど)印象に残る。 っていうか、わざわざ俺のいるレジじゃなくて、もう1つのレジでは女性がいるからそっちに行けばいいのに… そういうのは気にならないのかな…とかなり気になっていて、それは単なる興味心なのか、俺

「おい、メール読めなくなった。ちょっと直してくれよ」 「はい? ちょっと待ってください」 「早くしろよ。急ぎなんだからさ」 「ええと、メール受信すると……パスワードを訊かれますね。パスワードを入れてもらえますか?」 「パスワード? “1234”だよ。お前が入れろよ」 「あー、そういう簡単なパスワードはちょっと……後で変更してください」 「そんなことはいいから、さっさと直せよ」 「パスワードに“1234”と入力して、OK……あれ? これパスワードが違いますね」 「さっきからずっとそうなんだよ」 「いつもこの“1234”というパスワード入れてました?」 「知らん。メールを読むときにパスワードなんか入れたことねーぞ」 「じゃあ、“1234”というパスワードは何でしょうか?」 「ほら、パソコンを使うときに入れるやつだよ」 「ああ、Windowsのログオンパスワードですね。メール受信のパスワードはそ

部員のみんなが「やったな梓~」とか言って祝福してて、あずにゃんはちぢこまって恐縮してるというか照れてる。 あずにゃんがそれを俺に報告してるというシチュエーション。 俺は○○先輩とかおにーちゃんとか呼ばれて仲よかった関係だったという設定。 だからあずにゃんは義理堅くというか当然のように報告してきただけなのに。 俺はそれを見てぷちーんってきて、幸運にも夢だという自覚があったから衝動的にあずにゃんの胸にタッチして逃げた。 あずにゃんはきょとんとした後ぽろぽろ涙をこぼし出した。 俺はすぐ取り押さえられた。 澪があずにゃんを慰めてた。 りっちゃんがすげー怒ってた。 自暴自棄になってる俺に、あずにゃんが泣き笑いしながら「冗談ですよね? そんなことする人じゃないですもんね?」みたいにフォローしてきてくれるのがすごく辛い。 あずにゃんはやっぱりすごくいい子だなあ。 見てらんなくて思わず目を背けた。 「ほら

受験勉強が楽しいという友人がいた。 「数学と現代文はパズルだし、物理や化学や生物や地学なんてさ、物体や宇宙や、物体の動きとか、そんな宇宙の根本的なところの話で普通に知ることが楽しいし、倫理なんかも人間の根本的なことだから楽しいし役立つし、しかも過去の超天才、超有名人たちのエッセンスだけピックアップして体系化して知れるんだから倫理なんてマジで超お得じゃん!現代社会とか政経なんて普通に新聞読む時とか実生活に即役立つし、歴史なんて、俺らと同じ人間の今までのビッグニュースを集めたもんだし、しかもなんせ歴史はマジで起こった事なんだぜ、楽しいよ。理科も、架空の事じゃなくてマジで今のここにある物体の仕組みの事で、リアルありまくり。全部即役に立つじゃん。楽しいじゃん。古文も、日本に文字とか文章とかの文化が生まれてから今までの超有名作がピックアップされててマジ便利。楽しい。漢文もそうだよ。だから勉強って超楽

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