概要 2020年2月24日にApache Software FoundationからApache Tomcatの脆弱性(CVE-2020-1938)情報が公開されました。これは、Apache JServ Protocol(AJP)に関する脆弱性です。AJPとは、Apache Tomcatと通信を行うためのプロトコルであり、例えば、HTTPサーバ(Apache HTTP Server)とアプリケーションサーバ(Apache Tomcat)を連携する際に用いられます。この場合、HTTPリクエストをApache HTTP Serverで受け取り、Javaで動的な処理が必要となるものをApache Tomcatで実行する構成になります。なお、Apache TomcatもHTTPサーバとしての機能を備えており、標準で8080/tcp(HTTP)及び8009/tcp(AJP)を使用する設定となっていま

GlassFish から Payara 移行のススメ 2016年5月30日 at 5:43 午後 1件のコメント 先日 decode:2016 が開催され、山本裕介さんと一緒にセッションを行いました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。 今回の de:code 2016 では、私が今できること、私ならではの内容が何かないかを考え構成を検討しました。本ブログではその経緯をご紹介します。そして次のエントリでは技術的な内容に触れる予定です。 結論から申し上げると、今回ご紹介した内容は、 Payara というJava EE アプリケーション・サーバを利用した、マルチリージョン間のレプリケーション方法(冗長構成)についてです。かんたんにいうならば、Azure の東日本リージョンと西日本リージョンに、それぞれクラスタ環境を構築し、その東日本と西日本のリージョンをさらに冗長化させるという

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実装する仕様は、以下のバージョンにアップデートされました。 Servlet 2.5⇒Servlet 3.0 JSP 2.1⇒JSP 2.2 EL 2.1⇒EL 2.2本連載では3回の連載を通して、Tomcatの最新メジャーバージョンであるTomcat 7について説明します。第1回目と第2回目でServlet 3.0を紹介し、第3回目でTomcat独自の新機能を紹介する予定です。 Servlet 3.0における6つの主な変更点 第1回目となる今回は、Tomcat 7が実装したServlet 3.0について説明します。Servlet 3.0とはJSR-315のことを指します。Tomcatは、このJSR-315仕様を実装しています。 Servlet 3.0では、Servlet 2.5に対して主に、次のような仕様変更を導入しました。 Ease of Development(EoD、開発容易性)

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