今回の【SPOTLIGHT】シリーズでは、『アイドルマスター』シリーズを筆頭に、『エースコンバット』シリーズや『テイルズ オブ』シリーズ、『鉄拳』シリーズなど、幅広い自社IP(※1)の商品展開やイベント企画運営にさまざまな形で携わってきたマルチプレーヤー・梅木馨さんに焦点を当てます。 「誰でもやりたがる仕事は、やれる人がたくさんいるから代わりも利きやすいし、多くの人がノウハウをもちやすいのかと。でも、やりたい人が少ない仕事はその分専門性が高くなり、やる人の価値も高くなると思うんです。」(梅木) 2024年で30年を迎えたキャリアを振り返っていただき、『アイドルマスター』シリーズ立ち上げ当時と現在の思いや、仕事への向き合い方を伺いました。 ※1 IP:Intellectual Property=キャラクターなどの知的財産 【SPOTLIGHT】とは? ファンファーレ編集部が、今気になるバンダ

iOS/Android、PC向けに登場したアイドルマスターシリーズ最新作『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』(以下、シャニソン)では、これまで2Dイラストでのみ展開されていた283プロダクション所属のアイドル28名を3DCGで生き生きと表現する挑戦が行われました。 今回はモデル仕様やブレンドシェイプによる表情制御といった3DCGの観点と、大量のボイス処理やリップシンクの自動生成などサウンド実装面の観点から、「魅力的なアイドルの作り方」を高山プロデューサーをはじめとする開発コアメンバー3名に聞きました。 INTERVIEW&TEXT / 神山 大輝 取材協力 / 田端 秀輝

高校時代は3時間の通学時間を読書にあて、大学時代は1年に600冊を読み、読破したミステリー本は2000冊以上という講談社IP開発ラボの橋本脩さん。これまで、漫画アプリ「マガジンポケット」の立ち上げや、最近では新規プロジェクトの『ハンドレッドノート』の企画・運営も担当しています。自他共に認める小説好きの橋本さんは、どのような本を、どのようにして読んできたのでしょうか。 ――新卒で大手出版社に入社するのはかなりの難関ですが、講談社への就職を希望した理由を教えてください。 橋本脩さん(以下、橋本):本が好きだった、というのがすべてかもしれません。本当に褒められた話じゃないんですが、大学時代などは、昼に大学の図書館に直行して、授業にはあんまり出ず、夜まで本を読んでから遊びにいく、みたいな毎日を送っていました。とにかく小説が好きだったので、ラノベ(ライトノベル)からドフトエフスキーまで様々なジャンル

今甦る真月譚,新生「月姫R」クリエイターインタビュー。奈須きのこ&BLACK両氏が語る世界の裏側,そしてこれから 編集部:touge ライター:菅(Suge) 123→ 「月姫」新生――。 Fateシリーズをはじめ,TYPE-MOON作品に魅せられた多くのファンが待ち望んだリメイク作「月姫 -A piece ofblue glass moon-」(PS4 /Switch,以下,月姫R)が,2021年8月26日に発売された。 伝説の同人ソフトとして名を馳せ,数多くのフォロワーを生み出した伝奇ノベルゲーム「月姫」。20余年の時を経て,その物語を現代に甦らせた本作は,ファンの期待に応えるクオリティだと反響を呼んでいる。本稿ではその作品世界にさらに深く踏み込むべく,シナリオを手がけた奈須きのこ氏へのインタビューをお届けする。またインタビューの後半では,スクリプトを担当したBLACK氏にも同席

三谷幸喜脚本・演出×香取慎吾主演のシチュエーション・コメディ『誰かが、見ている』がAmazon Prime Videoにて好評配信中。TV LIFE WEBでは、失敗ばかりで目が離せない、最高にキュートな主人公・舎人真一を演じる香取さんを前後編に渡りインタビュー。後編となる今回は、香取さんにとっての“笑い”にフォーカス。幼少期に好きだった“笑い”や原点となった『夢がMORI MORI』について、さらに今好きな“笑い”についても教えてもらいました。(前編はこちら) 歌いながら暴れちゃう とんねるずへの憧れが、今につながっていると思います ◆今作で2002年の『HR』以来の三谷さん脚本によるシットコムに挑戦していますが、前作での経験は生きていますか? めちゃくちゃ生きてますね。(佐藤)二朗さんは、初めての本番で最初のせりふが全く出てこなくてお客さんに聞いたりしてましたが、僕は前回の経験があるの

カガクでネガイをカナエル会社というテレビCMでお馴染みの化学メーカーのカネカが、育休明けの社員に対する対応問題で激しく批判されているようです。 参考:「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃 個人的には、週末に最初にこの騒動を目にしたときには、大企業によくある転勤辞令の行き違いだな、ぐらいの感覚で、ここまで大きく炎上するとは正直思いませんでした。 こういう退職者の退職後の告発は、どうしても当事者にしか分からないことが多く、事実確認ができないため、第三者が判断するのは難しいと考えていたからです。 ただ、その後、この騒動は拡大し、手のつけられないレベルでの炎上騒動になっているように見えます。 土曜日から徐々に騒動が拡大 なぜ、炎上騒動が拡大してしまっているのか、時系列に振り返ってみてみましょう。 ■6月1日 カネカの元社員の妻がツイッターで、夫が育休取得直後に転勤を命じられて、有給も

平成の30年間、絶えず政治の議題に上っていたのが「規制緩和(規制改革)」。多様な分野の法制度を見直し、自由で公平な競争を促す取り組みだ。レンタル制だった携帯電話端末が売り切り制になったり、インターネット販売で医薬品が買えるようになったり。今、当たり前に提供されているサービスも規制緩和で実現したものが少なくない。一方で、労働規制の緩和では不安定な非正規社員が増えているという批判もある。その規制緩和に関して、政府の関連会議で長く主導的な立場にあったのが、オリックスのシニア・チェアマン、宮内義彦氏だ。平成が終わろうとする今、宮内氏はどう振り返るのか。(ジャーナリスト・森健/Yahoo!ニュース 特集編集部)

沖縄都市モノレール「ゆいレール」は、沖縄の玄関口那覇空港から那覇市中心部や新都心のおもろまちを経由し、世界遺産の首里城がある首里に至る路線だ。 【グラフ】ゆいレールの1日あたり乗車人員の推移 ゆいレールは2003年に開業し、今年で15年目を迎えた。当初は重い設備投資がのしかかり、赤字決算が続いたが、2016年度決算でようやく単年度黒字を達成した。そして2019年夏には首里から「てだこ浦西」までの延伸も控える。そんな沖縄都市モノレールはいま、どういう状況にあるのだろうか。その現状を追ってみた。 ■計画はアメリカ統治時代から 2003年のゆいレール開業は、那覇市民にとっての悲願だった。アメリカ統治下の時代から長年にわたって計画されてきた軌道系交通機関導入がようやく達成されたからだ。 ゆいレール構想の起こりは1965年に遡る。前年に開通した東京モノレールを見た、当時那覇市議会議長の高良一(たから

坂本真綾と、スマートフォン向けゲーム「Fate/Grand Order(以下、『FGO』)」の関係は深い。 「FGO」がリリースされる2年前の2013年、TYPE-MOONのシナリオライター・奈須きのことイラストレーター・武内崇からの依頼を受け、「FGO」第1部の主題歌「色彩」を制作。また満を持して2015年にスタートした「FGO」では、声優としてジャンヌ・ダルクら7人ものキャラクターに声を当てている。 このたびリリースされた「逆光」は、そんな坂本真綾と「FGO」によるタッグの集大成とも言えるニューシングル。表題曲「逆光」は、「FGO」の第2部「Fate/Grand Order -Cosmos in the Lostbelt-」の主題歌として、ゲーム制作サイドとの入念な打ち合わせを経て書き下ろされた。7月26日から稼働するアーケードゲーム「Fate/Grand Order Arcade」の
神奈川県大磯町の中学校給食がそのマズさと、異常な残食率と、異物混入件数とでニュースになっているのを受けて先日このような記事を書いた。 元給食営業マンが話題の「マズい」学校給食を考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed 書いた理由は「委託や給食やデリバリー方式が悪い」という片寄った報道が多すぎて「いや委託側にも非はあるよ」と、大磯町と近い湘南エリアの元給食業界にいた者として言い返したかったからだ。そういう意図で書かれていたので、なぜ、当該受託業者に決まったのかと、導入プランの拙さについてはほとんど触れていなかった。その点を補足するのがこの文章の狙いである。なので補足なので先の記事を読んでからにして欲しい。先の記事で、僕はこの大磯の事態の大きな原因として「条件の悪さ」を挙げた。特に業務委託料(総額134,224千円【580日分】/1日当たり231,420
徳島県徳島市で5月5日~7日に開催されている“マチ★アソビ vol.18”。ここでは5月6日にufotable CINEMAで行われた、“『Fate/Grand Order』スタッフ座談会 in マチ★アソビ vol.18”の模様をお届けします。 過去のマチ★アソビでは、FGO PROJECTクリエイティブディレクターの塩川洋介さんが『Fate/Grand Order(フェイト/グランド・オーダー)(以下、『FGO』)』について語るクリエイターズトークという形で、ファンにはすっかりおなじみのイベントとなっていました。ところが今回は、ひと味違ったスタイルで展開されることに。 イベントがスタートすると、『FGO』の企画・開発・運営を担当しているディライトワークスとアニプレックスの女性スタッフが登壇。ディライトワークスの佐藤さん、堀江さん、山村さん、そしてアニプレックスの黒﨑さんという計4名で『

最近、特に小説家になろうの書籍化が極端に増え始めてからですかね、けっこうラノベのトレンドというか、流行ジャンルが変わってきたなと思うようになりました。 そうなってくると、昔はああだったとか考え出して、考え出すといろいろと思うことが出てきたので、ちょっと自分の中で整理する意味もかねて、ジャンルの変遷と個人的な意見についてまとめてみました。 <80年代後半~90年代前半> 王道の異世界ファンタジー 今回はライトノベルの中のジャンルという以前に、「ライトノベル」という立場が確立されたのをこの年代としております。 これには諸説あると思いますが、ここでは管理人の一存で、角川スニーカー文庫(87年10月創刊)と富士見ファンタジア文庫(88年創刊) が創設された80年代後半から、『スレイヤーズ』や『魔術師オーフェン』などの大ヒットで、ライトノベルというジャンルが認知されるようになったであろうこの時代を最

「NintendoSwitch」分解レポート。「任天堂はどんな新しいことを提供してくれるのか」と期待が膨らむ内部構造だ ライター:石井英男 カメラマン:佐々木秀二 2017年3月3日,任天堂の新型ゲーム機「NintendoSwitch」(ニンテンドースイッチ)が発売となった。 NintendoSwitchは,2012年12月8日に発売された「Wii U」の後継となる製品で,タッチスクリーンを備えるタブレット端末的な本体に対して周辺機器を(物理的もしくはワイヤレス接続で)付け替えることにより,モバイルゲーム機のように使う「携帯モード」(Handheld Mode)と,机上に置いてワイヤレスコントローラから操作する「テーブルモード」(Tabletop Mode),専用ドック経由でテレビなどのディスプレイデバイスに映像出力する「TVモード」(TV Mode)を,文字どおりスイッチできるのが

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