■ゆるく作るために苦労する --代表作「ドラゴンクエスト」は昭和63年の3作目以降、発売ごとに騒がれる社会現象に 堀井 マニアックな世界ではなくて、普通の人が楽しめるゲームにしたい。そういう感覚で作りましたから、ヒットを予想してはいましたが、あれほどのフィーバーになるとは思ってもみなかったですね。じつは3作目までで、やりたかったことはすべてやり終えた感じがあったんですよ。 --あれ、そうだったんですか 堀井 ところがフィーバーになって、次を期待されて、弱った、どうしようと(笑)。これ以上物語を長くしても、マップを広くしても仕方がない。じゃあキャラクターを描いてみよう、何人も章立てにして…それが「4」になりました。次の「5」は人生をテーマに、主人公が結婚相手を選ぶ。「6」では、現実だと思っていたことが夢だったという驚き。そういうものを入れていって…。 --一言では難しいと思いますが、どんなゲ
■コンピューターに夢をかけて ゲームデザイナーという、あのころには聞き慣れなかった職業を、キラキラと輝かせたのは、この人だった。昭和61年に第1作が発売されたロールプレーイングゲーム(RPG)「ドラゴンクエスト」シリーズは、単なるヒット商品にとどまらず、社会現象を巻き起こし、たぶん日本人のエンターテインメントに対する感覚さえ変えた。「ドラゴンクエスト」生みの親に25年を振り返ってもらった。(文 篠原知存) ◇ --大学生だった私も夢中になった一人ですが、最初の「ドラゴンクエスト」は、ほんとうに新しいと思いました 堀井 (家庭用ゲーム機の)ファミコンが普及し始めた時期ですが、ゲームセンターにあるゲームの移植版が多かった。家がゲーセンになる。それはそれで面白いんですが、お金を入れなくていいんだから「ゲームオーバー」のないゲームだって作れる、と思った。RPGの
404 NOT FOUND 指定されたページかファイルが見つかりません。 指定されたページかファイルは削除されたか、アドレスが変更された可能性があります。 MANTANWEBトップページへ戻る
新しい遊びを作り続ける仕事も,やっぱり必要なんですよ――9年越しの移植となった「電脳戦機バーチャロン フォース」,プロデューサー“Dr.ワタリ”直撃インタビュー 編集部:touge ライター:fumio 12→ セガよりいよいよ本日(12月22日)発売となるXbox 360用ソフト「電脳戦機バーチャロン フォース」(以下,「フォース」)。アーケードに登場した2001年当時としては珍しい2vs.2の対戦形式や,カードシステムによる新機体の支給システムなどで,後のアーケードの流行を先取りした,革新的なタイトルであった。コアなファン層を中心に多大な支持を集めながらも,これまでさまざまな理由により,コンシューマ機に移植されてこなかった本作が,いよいよXbox 360でプレイ可能となる。 この9年越しの移植にいても立ってもいられなくなった4Gamer――の担当編集者――が,本作のプロデューサーである

日本ファルコムのゲーム作りの哲学とは?――近藤季洋氏に聞いた「英雄伝説 零の軌跡」に込めた思い 編集部:TAITAI カメラマン:JUMPEITAINAKA 12→本日(9月30日)発売される「英雄伝説 零の軌跡」は,日本ファルコムが開発/販売を手がける人気RPG「英雄伝説」シリーズの最新作だ。本作は,2004年に発売された「英雄伝説 空の軌跡」の正当な続編に当たる作品(厳密には,PSP用タイトル「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」の後の物語)で,英雄伝説シリーズの中でも「イセルハーサ編」と「ガガーブトリロジー」に続く,第3シリーズ(軌跡シリーズとでも言おうか)の枠組みに入るタイトルである。 「英雄伝説 零の軌跡」公式サイト ちなみに「英雄伝説 空の軌跡」では,それまでの英雄伝説シリーズからは世界観や登場人物を一新,導力器(オーブメント)と呼ばれる魔法技術が発達した世界を舞台に,主人公

スクウェア・エニックスから11月11日に発売されるPSP用ソフト『タクティクスオウガ 運命の輪』について、ディレクターの皆川裕史さんにインタビューを行った。 ▲インタビューに応じてくださった皆川裕史ディレクター。これまでにスクウェア・エニックスで、『ファイナルファンタジータクティクス』や『ベイグラントストーリー』、『ファイナルファンタジーXII』といった数々の作品を手掛けてきた。本作は、1995年にスーパーファミコンで発売され、今なお根強い人気を誇るシミュレーションRPG『タクティクスオウガ』を再構築したもの。覇権争いに揺れるヴァレリア島を舞台に、青年・デニムの視点で物語が描かれる。オリジナル版を制作したスタッフらが中心となって開発にあたっており、見た目だけでなくバトルデザインにも新たな要素が加わっているという。 皆川さんへのインタビュー最終回となる今回は、新システムについて聞いている。
スクウェア・エニックスから11月11日に発売されるPSP用ソフト『タクティクスオウガ 運命の輪』について、ディレクターの皆川裕史さんにインタビューを行った。 ▲インタビューに応じてくださった皆川裕史ディレクター。これまでにスクウェア・エニックスで、『ファイナルファンタジータクティクス』や『ベイグラントストーリー』、『ファイナルファンタジーXII』といった数々の作品を手掛けてきた。本作は、1995年にスーパーファミコンで発売され、今なお根強い人気を誇るシミュレーションRPG『タクティクスオウガ』を再構築したもの。覇権争いに揺れるヴァレリア島を舞台に、青年・デニムの視点で物語が描かれる。オリジナル版を制作したスタッフらが中心となって開発にあたっており、見た目だけでなくバトルデザインにも新たな要素が加わっているという。 今回は、“再構築”というテーマとグラフィックについてお聞きしている。なおこ
vol.1 はこちらをご覧ください。 vol.2 はこちらをご覧ください。 vol.3 はこちらをご覧ください。 田原 堀江さんはこれから何をやるんですか。 堀江 まずは宇宙開発です。 田原 宇宙開発は、どういう計画をもってらっしゃる? 堀江 最初はちっちゃな宇宙船というか、衛星を打ち上げるロケットをつくります。そして、それを大型化して人を打ち上げます。 田原 実験はいつ頃やるんですか。 堀江 実験はずっとやっているんですよ。 田原 え、もうロケットを飛ばしているの? 堀江 まだ飛ばしてはいません。ロケットの実験ってどういうプロセスでやるかというと、ロケットのキーデバイス、主幹部品というのはエンジンなんです。エンジンさえ出来ればどうにでもなると言っても過言ではない。逆にいえば、エンジンが難しい。それができないと無理なんですよ。 なんでかっていうと、エンジンというのは(燃料として)高温の流体

vol.1 はこちらをご覧ください。 vol.2 はこちらをご覧ください。 新聞、テレビが報じない地上派デジタルのカラクリ田原 今度、テレビ局は地上波をすべてデジタル化しますね。 堀江 あれは変な話ですよ。本当はテレビ局がやらなければならなかったのは、地上波によるデジタル化ではなくCS化だったんです。 だって地デジにすると、結局、送信側も受信側もアンテナや設備を替えるじゃないですか。全部、設備を更新しているでしょう。そこまで考えるんだったら、全世帯にCS受信用のパラボナアンテナを付けたほうがいいわけですよ。 通信衛星のスロットを使えば、何百チャンネルも実際に出来ているわけです。欧米だって中国だって、みんなそうなっている。もしCSにすれば技術革新で、デジタル化だって容易にできたわけですよ。通信衛星をつかえば地デジと同じ品質で何百チャンネルってできるんです。 なのに、なんで地デジになっちゃっ

8月18日にリリースされた「CRUISE」は、石野卓球にとって実に6年ぶりとなるオリジナルソロ作品。コンパクトなミニアルバムという体裁をとっているが、そこには彼がDJという目線からさまざまな出演イベントで体験してきたパーティの楽しさが反映されており、かつ過去作品とはひと味違った見晴らしの良さも感じさせてくれる。 ナタリーでは今回、石野卓球にロングインタビューを敢行。この作品についての話を訊くとともに、8月28日に横浜アリーナで開催される屋内レイヴ「WIRE10」について、さらには彼が考えるパーティの楽しみ方や、ミックスCDの存在意義などについてたっぷりと語ってもらった。 取材・文/橋本尚平 撮影/中西求 iPodで聴くリスナーが圧倒的に多いから意識しないと ──6年ぶりのソロアルバムとはいえ、その間も卓球さんはDJを精力的にやっていましたし、電気グルーヴやInKなどでの活動もあったので、あ
小飼弾さん。1991年12月米カリフォルニア州立大学バークレー校中退。その後帰国し、ネットワーク技術者として活躍。1996年ディーエイエヌを設立し、代表取締役に就任(現任)。1999年オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)の取締役に就任するも、2001年に同社取締役退任。書評を主なコンテンツとするブログ「404Blog Not Found(参照リンク)」の書き手として知られる小飼弾さん。書評を書けばその本の売上に大きく影響するという、日本屈指の書評ブロガーだ。 404Blog Not Foundでは、1日に何本もの書評が公開されることも珍しくない。個人ブログでそれが可能なのは、小飼さんが本1冊を10分弱で読むことができ、1日に10冊前後の本を読んでいるから。だからこそ、あのボリューム感のある書評サイトが続いているのだ。 今回は、本を“読む”スペシャリストである小飼さんにインタビュー。著書『

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