クエンティン・タランティーノが選ぶ「21世紀のベスト映画TOP20」。ポッドキャスト『The Bret Easton EllisPodcast』の中で発表しています。「監督1人につき1作品のみ」というルールを設けて選んでいます。日本映画も選ばれています。 20. West Side Story ウエスト・サイド・ストーリー 19. Cabin Fever キャビン・フィーバー 18. Moneyball マネーボール 17. Chocolate チョコレート・ファイター 16. The Devil’s Rejects デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2 15. The Passion of the Christ パッション 14. School of Rock スクール・オブ・ロック 13. Jackass: The Movie ジャッカス・ザ・ムービー 12. Big B

映画製作者はしばしばネタバレを防ぐことに執念を燃やす。マーベルやDCは製作中の作品の秘密を守るためにあらゆる努力をしているが、それでもリークしてしまうことはある。しかし、「ホラーの帝王」スティーヴン・キングは、ネタバレについて文句を言う人々にあまり関心がないようだ。 あわせて読みたいAIによって生成された“女優”の登場にハリウッド俳優が猛反発 制作者は「芸術作品」だと主張 『シャイニング』、『IT』、『ミザリー』をはじめ、数多くの傑作小説を手がけてきたキングは、英国の小説家ダフネ・デュ・モーリアについての記事をThe Guardianに寄稿した。デュ・モーリアは、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『レベッカ』と『鳥』の原作者として知られる。 記事のなかでキングは、ネタバレというものに対して、そしてネタバレに不満を言う人々に対して自身の気持ちを明かしている。 ※注意:以下には、スティーヴン

https://anond.hatelabo.jp/20250923191830 例えば何だろ、俺の詳しいところで言えば「とある魔術の〜とある科学の〜」とかかな アニメから入った人は絶賛して、原作厨は「なぜそこを変えた??」と怒り狂う こだわりが強いとかじゃなくて、必然性がない改変ばっかりする 思い出した、あの頃のJCSTAFFは大体そうだったな、ゼロの使い魔とか、灼眼のシャナとか 原作スレは常にお通夜か文句で溢れてるかだった こういうのは原作が90点だとすると、アニメが80点の出来で、世間的には80点評価なんだけど原作厨としては-10点みたいな評価なんだよね だからアニメ組は褒めて、原作組は口をつぐむ とあるシリーズだと、佐天さんでめちゃくちゃ荒れたのを覚えてるわw まあこういうのは寛容さとかこだわりとか色々混ざった結果なんだけど スタッフが物語の構造や意味を理解してないとか、意味を変質

スパイク・リー画像・映像提供Appleゴールデングローブ賞を運営するゴールデングローブ協会に所属する、米LA在住のフィルムメイカー/映画ジャーナリストの小西未来氏が、ハリウッドの最新情報をお届けします。 先日「天国と地獄 Highest 2 Lowest」という新作映画の取材で、スパイク・リー監督にZoomインタビューを行った。本作は黒澤明監督の「天国と地獄」を再解釈した作品だ。ぼく自身、オリジナルを観てからずいぶん経っているが、舞台が現代のニューヨーク、しかも音楽業界ということもあり、まったく違った魅力を備えていた。 画像・映像提供Apple今回はメガホンをとったスパイク・リー監督への取材だ。「ブラック・クランズマン」以来だが、前回は記者会見だった。画面越しとはいえ、1対1の取材はかなり貴重だ。 日本のメディアということもあって、やはりオリジナルの「天国と地獄」との比較が中心となっ

スタジオジブリのアニメ映画「火垂るの墓」が、Netflixで日本でも7月15日から配信が開始されるということで大きな注目を集めています。 実は「火垂るの墓」は昨年9月に日本以外の190の国と地域で配信を開始した結果、Netflixの非英語映画の世界ラインキングで7位に入るなど大きな話題になったのですが、日本だけ視聴できないのはなぜなのか、ネット上でも議論となっていました。 この際に、日本でも視聴を望む声がSNS上にあふれ、その月のDVDの国内売上が5倍に急増したことが、国内配信に慎重だった方針を転換するきっかけになっているようです。 参考:火垂るの墓、国内でもネトフリ配信へ 海外絶賛、響いた戦争のリアル ネット上では今回の「火垂るの墓」の配信解禁を皮切りに、ジブリの他の作品の配信解禁を期待する声が少なくないようですが、現在のところ状況はそう簡単ではないようです。 なぜジブリ作品のほとんどを

内閣府男女共同参画局の男女共同参画白書(令和6年版)によれば、2023年の調査で「不同意性交等の被害にあった経験」があったと答えたのは女性が8.1%、男性が0.7%。そのうち「誰にも相談できなかった」と言う女性は55%に及ぶ。 性暴力は密室の中で起こる可能性が高いからこそ、証明をするのも難しいし、伊藤詩織さんが顔と名前を出して告発したときの誹謗中傷の嵐を見ても分かるように、風当たりがとても強い。 近年日本で起こる性暴力事件でも、罪を認めていた被告が一転無罪を主張し始めたり、加害者側の言葉が「卑猥な言葉との範疇」で脅迫にはあたらないとして無罪となったりと、「性暴力をきちんと認めさせることの難しさ」を我々は目の当たりにしている。伊藤さんが2015年に受けた性暴力について民事訴訟を起こし、勝訴を勝ち取ったのは、重要な一例でもあり、伊藤さん本人と弁護団をはじめとする支援者たちの熱意によるものだとい
2015年に起こった性加害事件から10年。2017年5月に伊藤詩織さん自ら顔を出して記者会見に臨み告発したことで、日本の「#MeToo」の象徴として多くの共感を集めた。一方で、多くの誹謗中傷にも晒され、一時は日本にいられないほど心身ともに追い詰められた。事件自体は刑事事件としては立件されなかったが、民事裁判では伊藤さん側の勝訴で終わっている。 2020年12月18日、東京地裁前で勝訴を報告する伊藤詩織さんPhoto by Getty Images性暴力被害者が事件後にどのような社会を歩むことになるのか。伊藤さんはその問題を自らが監督したドキュメンタリー映画「Black Box Diaries(以下、BBD)」で明らかにしようとした。自らの内面と向き合い、性暴力をめぐる社会のあり方を問い直す映画だ。だが今、映画の内容を巡り、評価が二分している。これまで伊藤さんを支援してきた人たちの間からも映
2月20日 、ジャーナリストの伊藤詩織氏が監督したドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』(『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』)に、ホテルの監視カメラ映像が無断で使用されるなどの法的・倫理的な問題があるとして、過去に伊藤氏の代理人を務めた弁護士らが、東京・千代田区の日本外国特派員協会で記者会見を開いた。 弁護士らは昨年10月にも千代田区の司法記者クラブで会見を行っていたが、1月23日に『Black Box Diaries』が第97回米アカデミー賞の「長編ドキュメンタリー映画賞」にノミネートされたこと、さらに今回の会見には海外を含む多くのメディア・記者が参加したことから、会見後、本件に関して肯定・否定双方の意見が飛び交っている。 一方で、「弁護士」という職業にとって、依頼者のために入手した証拠が無断で使用されることがどのような問題を引き起こすのかは、十分に理解されていない

映像ジャーナリストの伊藤詩織さん(写真:REX/アフロ) この記事の写真をすべて見る 取材源の秘匿が守られていない――映像ジャーナリストの伊藤詩織さんが監督したドキュメンタリー映画「Black Box Diaries」は、一部の映像や音声が許諾なく使われたと指摘され、騒動に発展している。同作は米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされているが、許諾問題が解決していないため、日本国内での配給は決まっていない。今月20日には問題を指摘する弁護士らが会見を開くと同時に、伊藤さんも今後の対応について声明を発表した。伊藤さんはこの問題を報じた東京新聞の望月衣塑子記者を提訴するにまで至っているが、一連の騒動を海外のメディアはどうみているのか。会見を開いた弁護士、望月氏やフランス人ジャーナリストらを取材した。 【写真】伊藤さんに対し「ズタズタにされた気持ち」と語った女性弁護士 * *

59歳になったいまも、ビョークのエネルギーが衰えることはない。2024年の秋にパリのポンピドゥー・センターで没入型のサウンド・インスタレーションの展示をし、11月には5年間に及んだ「コーニュコピア」ツアーを記録した書籍も刊行した。 そんな彼女が、「嫌い」だと断言する最初のアルバム『ビョーク』から「最悪」な結果を迎えたという映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、そしていま注力しているテクノロジーと環境問題についてまで、幅広くフランス紙に語った。 ──あなたがここまでたどりつけたのは、どうしてだと思いますか? 14歳のとき、レイキャビクのとあるレコード店の扉を開けたからですね。その店は、ミュージシャンやアーティスト、作家、パフォーマーのたまり場で、私はそこのコミュニティに入れたのです。そこで私は最年少でしたが、ヒエラルキーはありませんでした。 店の床掃除、コンサートの運営の手伝い、ポスターの印刷

ジャーナリスト伊藤詩織さんの性被害に関する民事訴訟などで支えてきた元弁護団の西広陽子弁護士は20日、日本外国特派員協会(FCCJ、東京都千代田区)で記者会見し、資料としてA4判5枚の「コメント」を配布した。

ことしのアカデミー賞にノミネートされている、伊藤詩織さんが監督を務めたドキュメンタリー映画をめぐり、許諾が得られていない映像が複数使用されているなどと指摘されていることについて、伊藤さんは、謝罪するとともに、個人が特定できないように差し替えるなどの対応を行う考えを示しました。映画「Black Box Diaries」は、伊藤詩織さんが性的暴行の被害を訴えたことについて、刑事手続きでは不起訴処分となったものの、その後、民事裁判で「性行為に同意がなかった」と認められるまでの過程を記録した作品で、伊藤さん自身が監督を務めました。映画をめぐっては、許諾が得られていない映像が複数使用されているなどと指摘されていて、20日午前、都内で伊藤さんの民事裁判の元代理人の弁護士らが会見を開きました。 この中で、元代理人らは、 ▽現場となったホテルの防犯カメラの映像が使用されているが、裁判以外では使わないと

性暴力の告発を描いた作品において、当事者らが映る防犯カメラ映像を使用することが社会全体にプラスに働くのか。そして性暴力被害者の救済となりうるのか……公共性や公益性の観点から、そんな議論がなされることがある。 現在、西廣陽子・加城千波両弁護士の代理人である佃克彦弁護士に上記の議論を率直にぶつけてみたところ、「伊藤氏側の弁護士は、『性暴力の被害者の救済』という公益の観点からホテル映像を映画で使用することが正当化されるかのようなことを言っていますが、議論が粗いです。留意されるべきは、伊藤氏は性被害を受けたことが裁判において認められ、被害救済がなされている点です」と言う。 「これにより、伊藤氏における『公益』即ち被害救済は実現されています。しかもこの被害救済は、ホテル映像が裁判所に提出されたがゆえに実現されたものです。これが仮に、伊藤氏の被害救済が裁判上認められなかったのであれば、ホテル映像を社会

ところが2024年10月21日、本作について内容の修正を求める記者会見が開かれた。会見を行なったのは、伊藤氏の民事裁判を担当していた弁護団のうち、西廣陽子弁護士と加城千波弁護士。 そして、伊藤氏を中傷する投稿にTwitter(現X)上で「いいね」を押した元衆院議員、杉田水脈氏を相手取り損害賠償請求訴訟を行った際の、伊藤氏側の代理人だった佃克彦弁護士。 現在、佃弁護士は、西廣・加城弁護士の代理人となっている。つまり、3人はもともと伊藤氏を護っていた人々なのである。 会見の場で3名は、裁判に際して「裁判以外に同映像を一切使用しない」旨の誓約書を交わしたうえで伊藤氏と代理人が入手した民事訴訟の証拠である「ホテルの防犯カメラ映像」が、映画『Black Box Diaries』で使われていることを明かした。「裁判以外に同映像を使用しない」という誓約書にサインしたのは、伊藤氏と西廣弁護士だ。 なぜ話し

オスカーの栄光か、それとも倫理違反か?伊藤詩織監督作品『Black Box Diaries』の二重構造はこう起きた 📎このnoteは、同作品に関して英語圏の情報と日本語圏の情報ギャップを埋めるため、2025.2.3に英語圏に向けて公開したもののざっくりとした日本語訳です。 伊藤詩織監督・制作のドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』は、彼女が自分自身の加害者を相手取った民事裁判で勝訴するまでの闘いと、その過程で彼女が直面する日本における法制度や社会の数々の障害を描いていたもので、サンダンスでのワールドプレミアから本作は国際的に高く評価され、18以上の権威あるドキュメンタリー賞を受賞。30カ国以上での配給も決定し、第97回米アカデミー賞にもノミネートされた。これは、日本のドキュメンタリー作品として史上初の快挙である。 しかし、この功績にもかかわらず、『Black Box

映画『ダーティハリー』(71年)は面白い映画なのかどうか。クリント・イーストウッドは魅力的な存在なのか。 それらは個々人の主観だろうが、この映画全篇にはさまざまな仕掛けや観る甲斐のあるものが配され、あるいは自然と発生し、映画の歴史において興味深いポイントにある作品でもあり、イーストウッドも個性的な俳優であると思われる。盲目的な崇拝ではなく、それらの事柄について記し、考えてみたい。 『ダーティハリー』の監督はドン・シーゲル。主演はクリント・イーストウッド。脚本ハリー・ジュリアン・フィンク、リタ・M・フィンク、ディーン・リーズナー、ジョン・ミリアス。本来はジョン・ウェインの主演作として企画されていたそうで、それはこの同年と2年後のジョン・ウェイン西部劇『100万ドルの血斗』(71年)、『ビッグケーヒル』(73年)の脚本家であるハリーとリタのフィンク夫妻が本作のシナリオを書いているところにも表

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