伊藤直也氏が語る、モダンなWebテクノロジーに共通する傾向とは?(前編) Chef、Docker、MicroservicesからReact、FRPまで。QCon TOkyo 2015 最新のITと関連技術をエンジニアの視点で掘り下げるイベント「QCon Tokyo 2015 Conference」が4月21日に都内で開催されました。 そのセッションの1つとしてKAIZEN platform Inc.の伊藤直也氏が行ったのが、「モダンWebシステム開発」と題して、最近のWebアプリケーションに関する技術に共通する傾向を探った講演です。 ChefやPuppetなどによるInfrastructre as CodeからImmutable Infrastructureなどのインフラ周りからReactなどのフロントエンドにまで共通する考え方とは何か、示唆に富むその内容をダイジェストで紹介します。 モダ

今年の3月に 入門Chef Solo - Infrastructure as Code という本を書いた。 その名の通り Chef の入門書なのだけど、このサブタイトルは "Configuration Management Tool (構成管理ツール)" でもなく "Provisioning Framework (プロビジョニングフレームワーク)" でもなく、はたまた "Automated Infrastructure (自動化されたインフラ)" でもなく、"Infrastructure as Code" にした。 この一年で Chef や Puppet にはずいぶんと注目が集まった。おそらく、AWS をはじめとするクラウドサービスがより広いユーザーに浸透したことで仮想化環境が前提になって、以前よりも頻繁にサーバーを構築し直したりする機会が増えたとかその辺がひとつ理由として挙げられると思う

こんにちは! 先月ドワンゴは歌舞伎座に引っ越しましたが、 "銀座"に着てく服がなくて毎日困ってる氏家と申します。インフラエンジニアとしては新参者になるのですが、よろしくお願いいたします。 ドワンゴの中ではniconico系の事業を担当しているのですが、 2006年にニコニコ動画がスタートしてもう少しで7年になろうとしています。 昔からあるシステムはサーバー構築手順も確立されてるのですが、 新しめのプロジェクトではChefを導入してサーバー構築をしようとしています。 先日の参院選で、ニコ動アンケートが97.52%の的中率というニュースをご覧になられた 方もいるかと思いますが、あのアンケートシステムもChef Soloを使って構築しました。 大規模なシステムはChef Serverで構築してるところもあるのですが、 今回私が解説するのは、比較的小規模な構築に向いているChef Soloの話に

はじめに 近年注目されているサーバー管理ツール「Chef(シェフ)」は、ファイルに記述した設定内容に応じて自動的にユーザーの作成やパッケージのインストール、設定ファイルの編集などを行うツールだ。今回はこのChefについて、基本的な環境構築方法と使い方を紹介する。 前回はサーバーの設定管理ツールとして「Puppet」を紹介したが、今回紹介するChefは、このPuppetと人気を二分するサーバー設定管理ツールだ。 Chefは米Opscodeが開発しているオープンソースソフトウェアで、Rubyなどのオープンソースな技術を使って実装されている。ライセンスはApache License 2.0だ。同社はChefにいくつかの機能を追加した有償版の「Private Chef」やクラウド型の「Hosted Chef」といったサービスも提供しているが、本記事ではオープンソース版のChefについて紹介する。

こんにちは! 先月ドワンゴは歌舞伎座に引っ越したので"銀座"にあうように人生初の美容院に行ったけど、結果は床屋で切ったのと変わりなかった氏家です。 前回はChefとはなんぞや、というところで終わってしまいましたが、今回は導入編で、 - 最新のChef Solo 11.6.0、Knife Solo 0.3.0 限定 - 導入から実行するまでの、迷わない セットアップ手順 及びファイル構造の新定番! を提案したいと思います。 それは、私がChef Soloを導入しようとしたときに引っかかった インストールして使い始めるまでのとっつきにくさ 開発環境と本番環境をどうCookbookで表せばいいのか 用途の違う複数のサーバーや、複数のプロジェクトを、どう管理するのがよいか 開発メンバーにも秘密にしたい秘匿情報は… といった問題をどう解決したか、そして少しでもChef導入の手助けになればと思っていま

データセンター自動化ツールとして知られるChefの開発元であるOpscodeは、Private Chef、Hosted Chefの2つの製品を1つのブランドにまとめた「Enterprise Chef」を発表しました。 これまで商用製品としてのChefは、オンプレミス版の「Private Chef」と、Opscodeによるサービス版の「Hosted Chef」の2つがありました。「Enterprise Chef」はこれらを1つのブランドにまとめ、ノード数に対応した価格体系にしたものです。 Enterprise Chefのソフトウェアは無料でダウンロードでき、5ノードまでは無料で利用可能。価格設定は20ノードまでが120ドル、50ノードまでが300ドルなどとなっています。オープンソース版のChefも引き続き提供されます。 企業向けの機能強化でネットワークOSなどとも統合 Enterprise

Chef使おうとしてるけどChefいろいろつらい. 具体的には以下がつらい. 独自概念多い chefのクライアントを対象ホストに入れなければならない knifeとか覚えないといけない外部ツールがある 最初からディレクトリ構成がわいわい (rails newしたときのあのきもち) 公式ドキュメントの量が多いかつわかりにくい 以前にmiyagawaさんのpodcast を聞いてたらnaoyaさんがAnsibleっていうシンプルなプロヴィショニングツールがあるっていう話をされていたので,使ってみた. AnsibleWorks | RadicallysimpleIT orchestration Ansible 触ってて感じるイメージは,ChefがRailsでAnsibleがSinatraな感じ. ディレクトリ構成がない (一応大規模運用を考えたディレクトリ構成のベストプラクティス Best P
Jenkins おじさんと戯れること半日、うまくいったので備忘録を残しておく。 やりたかったのは Chef で構築したサーバーを Jenkins で CI する、というもの。このときサーバーはテストが終わる度に破棄して、テスト開始時に再度真っ新な状態から立ち上げたい。(こういうサーバーを壊して作ってというテストはなんという名前で呼ばれるのだろう?) 仮想サーバーを破棄/作成をプログラマブルにやるのはもちろん Vagrant プロビジョニングは Chef Chef の環境を整えるのに knife-solo 0.3.0.pre3 テストは serverspec コードはGithub に上げる (https://github.com/naoya/jenkins-vagrant-test) CI は Jenkins という構成になっている。ひとまず Jenkins や Vagrant はローカル

Chefはリポジトリをバージョン管理する仕組みを持っていますが、チームでの協調作業を考えるとバージョン管理システムを使う方が運用しやすいと考えます。本稿では、GitとJenkinsを使ってChefを運用するための1つのパターンを考えます。 以下があることを前提とします。 Chef Server Chef Client Gitリポジトリ Jenkins 基本的な考え方 CookbookをGitリポジトリで管理します。開発者がgit pushすると同時にChef ServerのCookbookが更新されるようにします。これにより、GitリポジトリとChef Serverが同期されるようになります。 また、後続ジョブとして各サーバでChef Clientが実行されるようにします。ビルドパイプラインを組むことで、Staging EnvironmentにおけるChef Client、Producti

Chefに挫折したあなたへ。Fabricのすすめ という記事を読んだので、呼ばれてもいないのに勝手に返事を書いてみます。 追記(3/13 10:00): タイトルを typo していたようなので訂正しました。 ちなみに僕のポジションとしては chef 推進派です。仕事の空き時間や自分の時間で、開発環境の自動化を模索する趣味 chef 使いです。 これまで他の自動化ツールはこれまでほとんど使っておらず、 ミスや手順書のボリューム削減のためにシェルスクリプト化を進めるぐらいでした。 ちなみに、chef を使いはじめる際に、比較検討のために puppet や fabric などのいくつかのツールについて ドキュメントやブログを読みあさった経験はあります。 あと、chef と組み合わせて使うために capistrano を最近使っています。 学習に時間がかかる 同意します。chef のもっぱらの
Chef のスタンドアロン版である Chef Solo の技術書をKindle 向け電子書籍として出版しました。 入門Chef Solo - Infrastructure as Codeposted with amazlet at 13.03.17伊藤直也 (2013-03-11) 売り上げランキング: 14Amazon.co.jpで詳細を見る がんばりました。原稿\(^o^)/オワタ Chef Solo本 Chef はサーバー/インフラの状態管理フレームワークです。より単純化して言うならサーバー構築の自動化ツール。コードはRuby で書きます。ウェブアプリケーションをホストするサーバーの管理にもちろん利用できますし、チームメンバーの開発環境を同じ状態に揃える、あるいは個人の開発環境の整備を自動化する、といったことにも利用できます。本書の内容のは、その Chef の入門書です。C

今もっとも学習コスパの高い技術はChefだと、Chef勉強会に行って確信した 2013-02-25 目次 1 Chefが熱い!2 Chefとは3 今Chefをやるべき8つの理由4 というわけで Chefが熱い! 株式会社Engine Yardさん主催の、Chef(opschef)勉強会第一回「初めてのChefの教室 #eytokyo」に行って来ました。勉強会の全編動画は、「初めてのChefの教室」を開催しました。(動画&資料) - Engine YardBlog JP | Engine YardBlog JP で観ることができます。 勉強会では登壇者が「シェフの帽子」を被って発表していましたw 発表者の皆様方も豪華すぎ! Chefとは Chef(シェフ)とは、ざっくりいうとサーバーインフラの構築・更新を自動化する技術で、類似としてはpuppetがあります。(参考:オープンソースなシステ

Facebook、データセンター自動化ツールにChefの新バージョンを全面採用、Erlangでスケーラビリティ拡大。Opscodeが発表 世界最大級の規模のサーバを運用しているFacebookでは、データセンターにサーバを投入したり、既存のサーバのコードをアップデートする膨大な作業が毎日発生しています。特に同社は開発したコードをすぐにデプロイし、利用者からのフィードバックを迅速に開発へ反映させるDevOpsと呼ばれるスタイルを採用していることから、大規模かつ柔軟性の高いデプロイツールが欠かせません。 そこで必要なのがこうしたサーバのコンフィグレーションをデータセンター規模で自動化してくれるツールです。その1つとしてよく知られるのがChef。Rubyで書かれており、コンフィグレーションの内容や手順を記述するレシピ(Recipe)やクックブック(Cookbook)を用いた柔軟なデータセンター自

IBM、DevOpsを実現する統合ツール「SmarterCloud Continuous Delivery」発表。Jenkins、Chef、jUnitなど含み、ビルド、テスト、デプロイ、モニタリングを一気通貫に IBMは、統合されたツールでシステムの開発からテスト、デプロイ、モニタリングまでを行うことで、開発チームと運用チームが分け隔てなく協調できる、いわゆるDevOpsを実現する統合ツール「SmarterCloud Continuous Delivery」を発表しました。 DevOpsとは具体的な手法の名前ではなく、開発(Dev)と運用(Ops)が協力し合う方向性のことを指します。そのうえでDevOpsを実現する方法として一般的によく用いられているのは、アジャイル開発の考え方を運用にまで広げたContinuous Integration(継続的統合)やContinuous Deliver

DevOpsムーブメントに関連して注目される、米Opscodeのオープンソース・サーバ構成管理自動化ツールChefが「日本上陸」した。クリエーションラインとの提携による日本市場への参入発表のため来日したOpscodeCEO、ミッチ・ヒル(Mitch Hill)氏に、Chefに関して単独インタビューで聞いた。 いまの構成管理の課題は有機的で複雑すぎる 従来型のサーバ運用管理製品と、Chefの違いについて、ヒル氏は次のように説明する。 「従来の運用管理ソフトは、どのようにインフラが構築されるべきかをあらかじめ規定した上で、階層構造や自律システムを作り上げていた。製品のフレームワークに合わない使い方をしようとすると、機能しない。IBMやHP、BMCの(運用管理)製品を買っても使わなくなってしまった人がいるのは、(ユーザー組織における運用担当者の直面する)問題がもっと有機的で動的だからだ。インフ

多くのサーバが投入されるデータセンターでは、多数のサーバに対してソフトウェアの構成や設定を人の手で行っていては作業スピードが追いつかないばかりか、設定の間違いによる運用のミスにもつながってしまいます。 データセンターでいま注目されているツールのひとつが、そうした大量のサーバの構成や運用を自動化する「Chef」(シェフ)です。Chefは米Opscodeがオープンソースで開発しているツールで、機能を強化した商用版やサポートなども同社が提供しています。 Chefは大規模なWebサービスなどの現場で最近注目され始めており、国内ではサイバーエージェントの「アメーバピグ」など大規模システムの現場の構成自動化などですでに使われています。 国内でクラウド関連の設計や構築などを行っているクリエーションラインは10月2日、Opscodeと提携し、Chefの国内での商用ライセンス販売、保守サポート、コンサルティ

chef-server は仕組みが大げさでインストールも大変だし、10〜20台ぐらいなら chef-solo と capistrano を組み合わせればいいよね?(同案多数) Capistranoとchef-soloを組み合わせて使う | ひげろぐ capistrano + chef-soloで構成管理する - delirious thoughts 実はこれまでもずっと、適当に書き殴った shell script でrsync && chef-solo 実行というのをやっていたのですが、複数の json をいい感じにマージして適用したかったので、capistrano で書き直してみました。 fujiwara/chef-solo-with-capistrano ·GitHub 方針 cookbook などのファイルの同期はrsync で 共通で使用する json とホストごとにそれを上
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