Ansible というサーバーの設定を管理するツールの説明。いわゆる構成管理 (CM: Configuration Management) にカテゴライズされるもので、Puppet や Chef の親戚みたいなものと考えてもらえればだいたいあってる。 概要 リード開発者は Michael DeHaan で、現職の AnsibleWorks の前は Redhat で Cobbler や Func に携わっていたり、Puppet labs でプロダクトマネージャーしたりしているという経歴の持ち主。 Ansible はPython で書かれている。同じジャンルでPython 製というと Salt が有名。Chef の場合、レシピを書くためにはRuby の知識が必要となってくるけど、Ansible はどんな言語でもモジュールが書けるようになっているので、運用にあたってPython の知識は
何の話かというとDockerイメージは複数のレイヤーが重なった形になっています。このあたりを内部構造とあわせて解説します。前提の環境は、CentOS7です。(つまり、ローカルのイメージ管理は、dm-thinが前提。) # rpm -qdockerdocker-0.11.1-22.el7.centos.x86_64 ローカルにイメージをpullする時の動作 まず、ローカルのイメージをすべて消してキレイな体にしておきます。 # systemctl stopdocker.service # rm -rf /var/lib/docker/* # systemctl startdocker.serviceCentOSの公式イメージをpullします。この時、4つのイメージ(b1bd49907d55、b157b77b1a65、511136ea3c5a、34e94e67e63a)がダウンロードさ

今からでも間に合うDockerの基礎。コンテナとは何か、Dockerfileとは何か。Docker Meetup Tokyo #2 コンテナ型仮想化の技術として注目されているDockerの勉強会「Docker Meetup Tokyo #2」が4月11日にグーグル東京オフィスで開催されました。 この勉強会には定員100名のところへ400名を超える申し込みがあり、参加できなかった方も多かったと思います。本記事では、最初のセッションとして行われた森和之氏による「今からでも間に合うDocker基礎+Docker 0.9概要」をダイジェストで紹介しましょう。 参考記事 2013年のDocker登場から現在(2018年)までを振り返り、その次の段階を展望した記事もご参照ください。Dockerコンテナ時代の第一章の終わり、そして第二章の展望など 今からでも間に合うDocker基礎 株式会社トップゲー

Fluentd というソフトウェアがある。日本国内ではそこそこ話題になってきたが、何ができるのか、何に使うと嬉しいのか、何に使えるのか、という点について詳細をよく知らないという人もおそらくまだ多いことでしょう。 なので、簡単にまとめる。 http://fluentd.org/ なお以下の個別項目ごとに書いていくが、その手前にまとめを置いておくので忙しい人はそれだけ読むとよい。インストールや設定については導入部分については日本語の記事はもう多くあるので、触れない。 概要 できること ログの収集 センサデータ等の収集 汎用データ処理プロセッサとして 頻出ユースケース ログの収集 データの集約 簡単なリアルタイム集計 ソフトウェアとしての特徴 コア プラグイン 安定性 性能 開発体制 コミュニティ ぶっちゃけどうなの? まとめ 現時点で、複数の場所に分散したデータや常に増え続けるデータの安全な転
はじめに 近年注目されているサーバー管理ツール「Chef(シェフ)」は、ファイルに記述した設定内容に応じて自動的にユーザーの作成やパッケージのインストール、設定ファイルの編集などを行うツールだ。今回はこのChefについて、基本的な環境構築方法と使い方を紹介する。 前回はサーバーの設定管理ツールとして「Puppet」を紹介したが、今回紹介するChefは、このPuppetと人気を二分するサーバー設定管理ツールだ。 Chefは米Opscodeが開発しているオープンソースソフトウェアで、Rubyなどのオープンソースな技術を使って実装されている。ライセンスはApache License 2.0だ。同社はChefにいくつかの機能を追加した有償版の「Private Chef」やクラウド型の「Hosted Chef」といったサービスも提供しているが、本記事ではオープンソース版のChefについて紹介する。

こんにちは! 先月ドワンゴは歌舞伎座に引っ越したので"銀座"にあうように人生初の美容院に行ったけど、結果は床屋で切ったのと変わりなかった氏家です。 前回はChefとはなんぞや、というところで終わってしまいましたが、今回は導入編で、 - 最新のChef Solo 11.6.0、Knife Solo 0.3.0 限定 - 導入から実行するまでの、迷わない セットアップ手順 及びファイル構造の新定番! を提案したいと思います。 それは、私がChef Soloを導入しようとしたときに引っかかった インストールして使い始めるまでのとっつきにくさ 開発環境と本番環境をどうCookbookで表せばいいのか 用途の違う複数のサーバーや、複数のプロジェクトを、どう管理するのがよいか 開発メンバーにも秘密にしたい秘匿情報は… といった問題をどう解決したか、そして少しでもChef導入の手助けになればと思っていま

データセンター自動化ツールとして知られるChefの開発元であるOpscodeは、Private Chef、Hosted Chefの2つの製品を1つのブランドにまとめた「Enterprise Chef」を発表しました。 これまで商用製品としてのChefは、オンプレミス版の「Private Chef」と、Opscodeによるサービス版の「Hosted Chef」の2つがありました。「Enterprise Chef」はこれらを1つのブランドにまとめ、ノード数に対応した価格体系にしたものです。 Enterprise Chefのソフトウェアは無料でダウンロードでき、5ノードまでは無料で利用可能。価格設定は20ノードまでが120ドル、50ノードまでが300ドルなどとなっています。オープンソース版のChefも引き続き提供されます。 企業向けの機能強化でネットワークOSなどとも統合 Enterprise

mixiのサーバOS移行のお話 – mixi Engineers’Blog とその続編に触発されて、私の寄生先であるドリコムではどのように考え、何を選択してきたのか振り返ってみたいと思います。 こういう情報の公開は、確かにしないに越したことがない類のものかもしれませんが、年末ですし、当たり障りのない範囲で思い出エントリで締めくくろうかなと思い立った次第であります。 OSの選択を振り返る 2001年あたりから覚えている範囲でザッと振り返ると、 RedHat 7-9 FedoraCore 1-3 Debian 3-6 CentOS 4-6 という感じで、現在はDebian(5/6)とCentOS(5/6)を主流で利用しています。あとはたまにBtoB案件とかでWindowsServerやRHELもちょこちょこありましたが、今はないですね。 こういう選択をしていった理由は、 まずRedHat~F

とりぐらふは複数のサーバ情報を一元的に管理し、その運用状態もモニタリングできるソフトウェアです。Webサービスが大きくなっていくのに従って、サーバの台数も増えていきます。そうしたサーバ群の管理については企業独自の取り組みがいろいろ行われていますが、オープンソースとして公開されたのがとりぐらふです。 トップページです。GitHubのアカウント認証でログインできます。 アクティビティです。ログも確認できます。 提供しているサービスの一覧。 編集できます。MuninのURLを設定するようになっています。 ロールの設定です。ホストの一覧です。ホストの詳細画面です。 とりぐらふは複数のサーバのステータス、提供しているサービスを一つの画面で管理できるソフトウェアです。デプロイ対象のホスト管理も行い、Capistranoなどと連携します。一定数以上のサーバ管理を行うようになったら立ち上げたいソフト
DevOpsムーブメントに関連して注目される、米Opscodeのオープンソース・サーバ構成管理自動化ツールChefが「日本上陸」した。クリエーションラインとの提携による日本市場への参入発表のため来日したOpscodeCEO、ミッチ・ヒル(Mitch Hill)氏に、Chefに関して単独インタビューで聞いた。 いまの構成管理の課題は有機的で複雑すぎる 従来型のサーバ運用管理製品と、Chefの違いについて、ヒル氏は次のように説明する。 「従来の運用管理ソフトは、どのようにインフラが構築されるべきかをあらかじめ規定した上で、階層構造や自律システムを作り上げていた。製品のフレームワークに合わない使い方をしようとすると、機能しない。IBMやHP、BMCの(運用管理)製品を買っても使わなくなってしまった人がいるのは、(ユーザー組織における運用担当者の直面する)問題がもっと有機的で動的だからだ。インフ

多くのサーバが投入されるデータセンターでは、多数のサーバに対してソフトウェアの構成や設定を人の手で行っていては作業スピードが追いつかないばかりか、設定の間違いによる運用のミスにもつながってしまいます。 データセンターでいま注目されているツールのひとつが、そうした大量のサーバの構成や運用を自動化する「Chef」(シェフ)です。Chefは米Opscodeがオープンソースで開発しているツールで、機能を強化した商用版やサポートなども同社が提供しています。 Chefは大規模なWebサービスなどの現場で最近注目され始めており、国内ではサイバーエージェントの「アメーバピグ」など大規模システムの現場の構成自動化などですでに使われています。 国内でクラウド関連の設計や構築などを行っているクリエーションラインは10月2日、Opscodeと提携し、Chefの国内での商用ライセンス販売、保守サポート、コンサルティ

Gearpump, akka based DistributedReactive Realtime Engine

GT Nitro: Car Game Drag Raceは、典型的なカーゲームではありません。これはスピード、パワー、スキル全開のカーレースゲームです。ブレーキは忘れて、これはドラッグレース、ベイビー!古典的なクラシックから未来的なビーストまで、最もクールで速い車とカーレースできます。スティックシフトをマスターし、ニトロを賢く使って競争を打ち破る必要があります。このカーレースゲームはそのリアルな物理学と素晴らしいグラフィックスであなたの心を爆発させます。これまでプレイしたことのないようなものです。 GT Nitroは、リフレックスとタイミングを試すカーレースゲームです。正しい瞬間にギアをシフトし、ガスを思い切り踏む必要があります。また、大物たちと競いつつ、車のチューニングとアップグレードも行わなければなりません。世界中で最高のドライバーと車とカーレースに挑むことになり、ドラッグレースの王冠
GT Nitro: Car Game Drag Raceは、典型的なカーゲームではありません。これはスピード、パワー、スキル全開のカーレースゲームです。ブレーキは忘れて、これはドラッグレース、ベイビー!古典的なクラシックから未来的なビーストまで、最もクールで速い車とカーレースできます。スティックシフトをマスターし、ニトロを賢く使って競争を打ち破る必要があります。このカーレースゲームはそのリアルな物理学と素晴らしいグラフィックスであなたの心を爆発させます。これまでプレイしたことのないようなものです。 GT Nitroは、リフレックスとタイミングを試すカーレースゲームです。正しい瞬間にギアをシフトし、ガスを思い切り踏む必要があります。また、大物たちと競いつつ、車のチューニングとアップグレードも行わなければなりません。世界中で最高のドライバーと車とカーレースに挑むことになり、ドラッグレースの王冠
恵比寿で開催されたJJUG主催のナイトセミナー「アマゾンEC2 ナイトセミナ 第2回」に参加してきました。 目的は、モバツイッターの中の人である、えふしんさんによる、モバツイをEC2へ移行した話が聞きたかったのと、ついでにご挨拶したかったので早々と仕事を切り上げて行ってきました。 参考: F's Garage @fshin2000 :そろそろモバツイがEC2に移転した話でも書くとするか。 現在のサービスの状況やシステム構成、自宅サーバ運用の限界点など、裏側の話が特に興味深かった!面白かったです。 せっかくメモをとったので、ここに残しておきます。 究極のスモールスタート 自宅サーバからEC2へ 講演者 藤川真一(えふしん)さん (株)paperboy&co. ECコミュニティ事業部 ペパボはGMOインターネットグループ、レンタルサーバ(lolipop)、ブログ(JUGEM)などが有名 カラメ

Red HatLinuxには、キックスタートというインストール方法がある。それを利用すると、Red HatLinuxを完全に自動でインストールできる。たくさんのPCにインストールする場合や評価などで繰り返しインストールする場合などは、キックスタートを使うと便利だ。ここでは、Red HatLinux 8.0のインストールCD-ROMからシステムを起動して、フロッピーディスクに保存したキックスタート設定ファイルによってインストールを行う例を紹介する。 キックスタートは、あらかじめ作成しておいたキックスタート設定ファイルの内容に従ってインストールを行う。従って、最初にキックスタート用の設定ファイルを作成する。作成するためのツールが「キックスタート設定ツール」だ。 Red HatLinux 8.0でキックスタート設定ツールを起動するには、メニューの[システムツール]-[キックスタート設定]
Cobbler が素敵すぎる ネットワークインストール環境がさくっと構築できる Cobbler がおもしろそうなので触ってみたメモ。参考にしたサイトは以下の通り。 サーバの構築を簡単にするためのステップ (その5:Cobber編 Part1 ) サーバの構築を簡単にするためのステップ (その6:Cobber編 Part2 ) PXEネットワークインストール(Cobbler) cobbler_top - Cafe Chantant Info Repositry - Trac 以下、Fedora 7 で Cobbler を動かしてみたメモ。 インストール yum で一発インストール。 $sudo yum install cobbler 設定 cobbler check コマンドを実行すると、見直すべき設定ポイントを教えてくれる。親切。 $sudo cobbler check The fol
はてなでは以前から自社製サーバを使用しているのですが、今年の春に、新たに自社製1Uハーフサーバを開発しました。 最近、タワー型だとメーカー製でもかなり安価なサーバがあるのですが、データセンターでの運用を考えると1ラックへの集積度が問題になってくるので、必然的にラックマウント可能なサーバが求められます。1Uサーバの中で価格対性能比のよいものを探すと、まだまだはてな的に使いやすいサーバが少ないので、今回このような1Uラックマウント可能なサーバを自社開発しました。 さてこのサーバの特徴としては、 ケーブル類がフロントアクセス 組み立て簡単 いけてるインフラアルバイトのid:hxmasakiが組み立てると15分 1ラックに60台以上搭載可能 もちろん、電源容量との兼ね合いもあります ディスクのホットスワップが可能 低消費電力 お値段据え置き 以前の自社製サーバとほぼ同価格 といったところがあげられ

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