昨日(10/01)現代ビジネス×MIAU主催のシンポジウム「違法ダウンロード刑事罰化を考える」に行ってきました。 2009年の法改正でそれが著作権侵害と知りつつ、ダウンロードすることは違法、となりましたが実際の罰則はない(施行は2010年1月から)、というのが現状でそれでは抑止効果が無いとにらんだレコード会社がさらに踏み込んだ法案を作る動きが出てきています。それに鑑み、MIAUさんの方ではこの動きの背景と妥当性。社会に与える影響などをしっかり考え、ウォッチしてべき、との趣旨での開催。現代ビジネス主催で、開催場所は出版元の講談社でしたが、とても重要なポイントと思います。広くコンテンツへの影響が懸念される法案なので、コンテンツ配信元である出版社がこうしたシンポジウムに協力している、というのは前向きに捉えていい点だと思います。 以前、アメリカで今MPAAとレコード会社を中心にProtect IP

気になったので、山内重保さんについてのちょっとしたメモ。 山内重保さんのコンテ・演出回は、わかりづらいというか、ちょっとだけ見にくい。 一般的な場合。場面転換をしての初めのショットは、ロングショットで「ここはこういうところですよ」という状況設定をして、人物などの対象物を映していく。例えば、学校の教室の中にいて椅子に座っている人物を映したいときは、まず学校の全体像を映し、次に教室の中の全体を映し、最後に椅子に座っている人物を映す。状況をわかりやすく伝えようとすると、全体から細部へと接近していくようになる。 例を挙げてみる。『花咲くいろは』第18話「人魚姫と貝殻ブラ」での街へ買い物に行くシーンではこうなる。 街の全体像 店の外観 店の中 人物 っていう感じで、全体から細部へと繋がれる。こういう見せ方は、状況をすごくわかりやすく説明してくれる。 山内重保さんはなぜかこういうことをあんましない。ロ

走る、電車、直線 最終話を見終えての全体の感想を。 前にも書いたが、松前緒花は物語中ずっと走っている。第1話から最終話まで彼女は全力で走り続ける。『花咲くいろは』の主題は、走ること。ここまで、主人公がずっと走っている作品はそうそうない。 僕は、アニメにおける「走る」っていう行為が大好きだ。走ることのダイナミズムと走ることによる感情の発露。見ていると、胸が熱くなってくる。『時をかける少女』が好きなのも、真琴が「走っている」ことが大きい。 誰かに会うために走る、誰かに追いつくために走る、自分の目標に向かって走る。走る訳は、人それぞれだけど、一生懸命自分の力を振り絞って走る姿は見ている者を感動させる。なぜ、こんなに胸を打たれるのか説明できないけど。 『花咲くいろは』において「電車」も重要な要素の一つだ。電車は、OPにも最終話にも登場する。なぜ、電車なのか。それは、『走る』行為を増幅させるための装

半導体や液晶などのデバイスメーカーは、露光装置、ドライエッチング装置、成膜装置、CMP装置、洗浄装置、検査装置などを、それぞれを専門に開発している装置メーカーから購入する。 その購入のあり方は、「異常」である。デバイスメーカーと装置メーカーの立場は、対等とは程遠い。デバイスメーカーは、装置メーカーを奴隷扱いしているとしか言いようがない(場合が多い)。今回は、そのような異常な装置購入を巡るお話である。 耐え忍ぶしかない装置メーカー 半導体や液晶用装置というのは、非常にデリケートな精密機械である。したがって、デバイスメーカーに装置を搬入して、電気、ガス、水の配管などを繋ぎ、スイッチを入れたらすぐに使用可能・・・ということにはならない。 例えば、ドライエッチング装置の場合、加工速度はどうか、加工均一性はどうか、微細加工性はどうか、連続加工性はどうか、安全対策はなされているか、など(非常に膨大な)

1 若手行政官への推薦図書 平 成 2 3 年 4 月 人 事 院 人 材 局 人事院公務員研修所 人事院は、新規採用者から課長補佐級までの若手職員を対象とし、これらの 職員が、自ら判断できる精神的基軸を作り、思索力や論理的思考力を涵養する など、行政官としての素養を高めるための一助となるよう、学識経験者及び幹 部行政官経験者の方々に読むことを推奨する図書の御推薦を依頼し、「若手行 政官への推薦図書」のリストを作成いたしました。 若手行政官の皆様におかれましては、このリストも参考とし、今後、行政官 として職業人生を送っていく上で糧となる、有意義な読書経験を重ねていただ きたいと存じます。 ◎ 図書の推薦に御協力いただいた方々(50音順) ○ 学識経験者 石倉洋子 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 猪木武徳 国際日本文化研究センター所長 北岡伸一 東京大学大学院法学政治学研究科教
★「科学面にようこそ」の全バックナンバーへ ★アスパラクラブ内のブログ一覧へ 朝日新聞科学面のトップ記事と取材後記をご紹介しています。原則、月曜朝刊記事→水曜、木曜朝刊記事→土曜に掲載します。 素粒子ニュートリノは光より速い――世界を駆け巡ったニュースは「現代物理学の枠組みを覆す」「タイムマシンが存在できる」と驚かれた一方、懐疑論も噴出した。疑ったのは発表した国際研究グループOPERAのメンバー自身でもあった。 研究グループが26日、名古屋大で開いたセミナーで、名大教養教育院の小松雅宏准教授は「あらゆる否定を試みたが、否定できなかった」と説明した。本来は「ニュートリノ振動」と呼ばれる現象を調べるのが目的。今回、ニュートリノの速度を精密に測定したのはおまけの実験だ。光速より遅いか誤差の範囲内で光速と同じという当然の結果が予想されていた。 今回の実験結果に関してCERNで開かれたセ
2011年9月21日(米国時間)、電子小売りの最大手アマゾンがタブレットを含む新製品発表をおこなった。今回の目玉は同社初のタブレット"Kindle Fire(キンドル・ファイヤー)"だったが、その記者発表は同社の先鋭なモバイル戦略を示す緻密な内容が盛り込まれていた。 ブックリーダー、キンドルに続々新モデル 9月から10月にかけて、米国では年末商戦用の新製品発表が続く。来週にはアップルがiPhone5(仮称)を発表するとの噂が飛び交う中、アマゾンは先手を打って新製品を披露した。 ブックリーダーのベストセラー、キンドル・シリーズでは、エントリー・モデル"Kindle"が追加された。従来機(KindleKeyboard)にくらべ重量は3割軽い6オンス。ディスプレーは6インチを採用し、キーボードがなくなったため約18%小さくなった。現在、特価の$79ドル(正価109ドル)で販売されている。 ミッ

『ニコラジチャンネル』オープンしました! 10月22日(月)二コニコチャンネルに『ニコラジチャンネル』がオープンしました。 今後の生放送予定やゲスト情報を掲載していきます。 また、ニコラジチャンネル新設に伴い、このページは更新を終了します。 今後ともニコラジをよろしくお願いいたします。 ⇒ニコラジチャンネルへ

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