スペインの画家、ジョアン・フランシスコ・カサスさん(34歳)は、冗談ではじめた試みで思わぬ成果を上げることとなった。彼が試みたことというのは、ボールペンで絵を描くことだ。彼はふざけて油絵の大会に、ボールペン画で出品したのだが、これが意外にも好評を得て、のちに世界中で彼の作品が売れるようになったそうだ。 事の発端は2004年に遡る。その当時、友人と写真を模写しながら他愛のない話をしていたのだが、絵の技術は素材に依存しないという結論に至ったようだ。つまり、腕が確かなら油絵だろうが鉛筆画だろうが、その実力は誰にでも伝わるものだと考えた。そこでボールペン画に挑むことにしたのである。 彼はさらに、スペインのナショナル・アート・コンペティションに、ボールペンで描いた作品を出品した。この大会は、提出される作品のほとんどが油絵である。したがって、彼は自分の作品は絶対に落ちるだろうと踏んでいた。ふざけ半分に
イラストSNS「pixiv」を運営するピクシブは7月27日、アート団体をめぐる一連の騒動と同社への批判に対する釈明を公開した。ユーザーに謝罪した上で「創作活動が快適に行える場でありたいという基本に立ち戻り、現状の体制について深く反省する」として運営の改善を進めるという。 「カオス*ラウンジ」問題のごく簡単な経緯 一連の騒動は、アート団体「カオス*ラウンジ」のメンバーが発表した、多数のイラストを使ったコラージュによる作品が発端。同社の片桐孝憲社長が同団体とともに美術雑誌で紹介されたり、pixivが実施したイラストコンテストへの応募作品がコラージュに利用されたという報告などがあったことから、「pixivが団体に協力し、イラストの無断利用を認めているのではないか」といった批判が相次いだ。 同団体に関連したものを使った二次創作イラストに「現代アート」というタグを付けてpixivに次々と投稿するユー

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