H8マイコン上でuClinuxが動作して、コマンド入力を行えるシェルが起動したとしてもAKI-H8/3069Fには、キーボードの端子やモニターの端子がありません。つまり、AKI-H8/3069F単体では“この手のこと(入出力など)”ができないため、必ず“寄り添う”ホストPCが必要になるということです。 連載第1回「Windowsを傷付けずにUSBからLinuxをブートせよ!」で用意したホストPC(Linuxマシン)であれば、キーボードやモニターの端子が搭載されているだけではなく、ハードディスクやメモリが潤沢にあります。こうしたリソースを使わない手はありません。ホストPCのデバイス上にターゲットボードのOS(uClinux)の起動に必要なカーネルなどのファイルを置くことによって、非力なマイコンでもOSの起動を実現できるのです。 では、今回使用しているターゲットボード「AKI-H8/3069F

先週の日経エレクトロニクス スペシャル・レポート 「エルピーダ倒産の本質と今後の日本のエレクトロニクス」の資料を公開します。今の日本では、原発の話が盛んですが、電機産業が危機的な状況にあることも忘れないで欲しい。 このまま手をこまねいていて、フリーフォールが続いたら、日本からエレクトロニクスが消えてしまいかねない。 最近、金融業界などの方から、日本の電機産業に相談を受けますが、問題点をいかに共有できていないか、驚くことばかり。 復活の処方箋を描くことは難しくても、まずは、様々な業界の人の間で、電機産業の問題点を共有することから始めないと。 私の意見も適切ではない点も多々あると思いますが、まずはこういった資料が、議論のたたき台になり、議論が始まることを期待しています。 車産業だって、電気自動車になったらパソコンや携帯電話のように、コモディティー化しかねず、電機産業の二の舞の可能性もある。 も

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