中国軍の空母「遼寧」の編隊が6日の訓練中、艦載機が自衛隊機にレーダー照射した問題で、中国国営中央テレビ系メディアの「玉淵譚天」は9日、遼寧の編隊が訓練直前に現場付近にいた自衛艦に訓練実施を無線で伝えていたと報じた。当時の無線記録とされる音声の一部も公開した。 報道によると、6日の訓練は沖縄県沖の公海上で午後3時から実施。遼寧の編隊は同2時10分、「我々の編隊は計画に基づき艦載機の飛行を実施する」と無線で周辺に通報。さらに同2時28分、「我々の編隊は艦載機の飛行訓練を行う。午後3時ごろに開始し、約6時間継続する予定。空母以南を主要な区域とする」と2度目の無線通報をした。 2度の通報とも、現場付近にいた海上自衛隊の護衛艦「てるづき」から受信したとの連絡があったと「玉淵譚天」は報道。訓練開始後、自衛隊機と中国の艦載機は最短で50キロ未満の距離になったとしている。 また、この記事は、中国側も自衛隊

11/7 予算委員会質疑(総理の外交基本姿勢、存立危機事態、在日米軍基地からの直接出撃、川崎重工事件) 【委員会】衆議院 予算委員会 質疑 【日 時】2025年11月7日(金) 13:55~(58分間) *見逃し配信はこちらから➾11/7 予算委員会 【質問要旨】 総理の外交基本姿勢 存立危機事態 在日米軍基地からの直接出撃 川崎重工事件 【解説動画】 https://youtu.be/4A-OjWzqmnw?si=bpcfhvJjX47bvB1L 議事録 〇岡田委員 今日は、外交問題を中心に総理と議論したいと思います。 まず、先般の日米、日韓、日中の首脳会談、お疲れさまでした。首脳同士がお互いの信頼関係を築くということは極めて大事なことなので、私は個々の具体的進展があったとは必ずしも思わないわけですけれども、しかし、成功裏に首脳間の会談を終えられたことは、私は評価したいというふうに思いま

防衛省は自衛隊の人手不足への対応策を取りまとめ、任期制の自衛官を任用する際に支払う一時金の引き上げや、AIなど先進技術を活用した業務量の削減などを盛り込んでいます。 昨年度の自衛官の採用者数は、計画の50%余りにとどまるなど、自衛隊の人手不足が深刻化していることから防衛省は、人材の確保と組織の機能維持を図るための対応策を取りまとめました。 それによりますと、処遇改善の一環として、任期制の自衛官を任用する際に支払う一時金を、今の22万1000円から50万円に引き上げるほか、ほかの国の軍隊の制度なども参考に、今後、給与体系全体を見直すとしています。 また、少ない人手でも業務にあたれるよう駐屯地の警備でAIや防犯カメラを活用するなどして全体の業務量を減らすほか、整備や輸送などの分野で、民間への委託を拡大するとしています。 さらに、陸海空の自衛隊が地方ごとに設けている、総監部や方面隊についても必要

Published 2024/09/23 05:14 (JST) Updated 2024/09/23 21:28 (JST) 【北京共同】海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が7月に中国領海を一時航行したことについて、艦長が正確な位置を把握せず誤って領海侵入したと日本政府が中国側に伝達したことが22日分かった。海自は重大なミスがあったとして艦長を事実上更迭した。乗員の処分も検討している。複数の日中外交筋が明らかにした。海自の能力が疑問視される事態で、日本の安全保障にとって大きな不安要因だ。 海自艦が事前に通告せず中国領海に入ったのは1954年に自衛隊を創設してから初めてだった。日本政府は対中関係への影響を避けるため、領海への誤侵入だったと中国政府に非公式に伝えた。国家安全保障局を中心に調査報告書をまとめたが、部隊運用に関わるとして公表しない方針。 防衛省は共同通信の取材に対し「運用に関すること

海上自衛隊の護衛艦隊の10隻以上の艦艇で、安全保障に関わる機密情報「特定秘密」を、資格がない隊員に扱わせるなど違法な状態が続いていたことがわかった。10年近く常態化していた恐れもあり、海自トップの酒…

【物議】海上自衛隊護衛艦「いずも」を“ドローン撮影”か 中国SNSに映像が投稿 映像には“違和感”…AIによるフェイク? 海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」をドローンで撮影したとみられる映像。中国の動画サイトに投稿されたものだが、誰がどのように撮影したのだろうか。 日本の安全保障に懸念の声が上がっている。中国のSNSに投稿されたある映像が今、日中両国の間で物議を醸している。 何者かがドローンで撮影したという15秒の映像に映っていたのは、海上自衛隊横須賀基地に停泊する護衛艦「いずも」とみられる。 全長248メートルの「いずも」は、海上自衛隊が持つ最大の護衛艦。 横須賀基地などの防衛施設上空でドローンを飛ばすことは、法律で禁じられる行為。 しかし、映像の投稿者のコメントには、「日本の空母をドローン撮影した」という言葉が並んでいた。 映像が投稿されたのは、中国のSNS。 すでに映像は消されてい

陸上自衛隊都城駐屯地(宮崎県都城市)は21日、同僚隊員の頭髪用コンディショナーに除毛クリームを混ぜる嫌がらせをしたとして、第43普通科連隊の30代の女性3等陸曹を停職5日の懲戒処分にした。 駐屯地によると、3曹は令和2年6月14日、服務指導時に同僚の反抗的な態度に不満を持ち、除毛クリームを混入。同僚が異常に気付いて発覚した。 今年5月の特別防衛監察で、西部方面総監部の50代の男性1等陸尉が3曹の規律違反を把握したにもかかわらず、報告など必要な手続きを怠っていたことが判明した。1尉は12月21日付で戒告の懲戒処分となった。

元自衛官の被告の男は自身の行動について「性的な意味はない」と話しました。 元自衛官の渋谷修太郎被告(30)、関根亮斗被告(29)、木目沢佑輔被告(29)の3人は五ノ井里奈さんへの強制わいせつの罪に問われています。 12日の裁判では被告人質問が行われ、渋谷被告は宴会の場で五ノ井さんを仰向けに倒し、腰を振った行為について「笑いを取るためで性的な意味はない」と話しました。 元自衛官 五ノ井里奈さん:「誠意のない全く認めない姿勢でいたので、私自身はもう許すことはないと思っていますし、徹底的に戦いたいと思ってます」 この裁判は来月30日に結審する予定です。 ▶「自分らしく生きたい」性暴力を告発した元自衛官 誹謗・中傷…それでも戦う理由 ▶性被害訴えた元自衛官・五ノ井さん 柔道指導者として新たな一歩「楽しく教える」 ▶【調査】女性に“AED” 男性4割「ためらう」 上半身裸に抵抗 専門家「必ずしも…」

滑走路、港湾設備、火薬庫。政府が防衛力を抜本的に強化する方針を打ち出すなか、全国で今、新たな施設の建設や拡張の計画が進められています。その現場で何が起きているのか。記者が2つの島を歩き、人々の声を聞きました。 (鹿児島局記者 金子晃久・沖縄局記者 喜多祐介・社会部 南井遼太郎)

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