タワーレコードの渋谷店がイベントスペースを大幅拡張したり、新宿店の最上階をアナログ専門フロアにしたりといった動きは、「体験を売る」動きであったりとか、アナログの再評価があったりとかをキャッチアップした結果というのは、当然そうなのですが、そういう方針転換を行う上での前提として「そもそも日本に入ってくる輸入盤CDのカタログ数が減少している」という状況がありまして。 2016年頃に、タワレコに行ってもThe Divine ComedyやThe Wedding Presentの新譜が入手できなくて、ということはそもそもCDが日本に入ってくるのが相当に遅れているということじゃないか、みたいなことを言っていたのですが、結局待っても店頭には入ってきませんでした。 要するに洋楽はどんどんパッケージのリリース数が減っていて、多少作ってはいてもまとまった数が輸入盤として日本まで届くことはないという状況。タワレ

20世紀(2000年)までに出たアルバムを「古典」としています。 1.Revolver / The Beatles 2.BeggarsBanquet / The Rolling Stones 3.Who's Next / The Who 4.Led Zeppelin 2 / Led Zeppelin 5.Paranoid /Black Sabbath 6.Trout Mask Replica / Captain Beefheart 7.Live at the Harlem Square Club / Sam Cooke 8.Red / king Crimson 9.Tarkus /Emerson, Lake & Palmer 10.Close To The Edge / YES 11.Piper At Gates Of Dawn / Pink Floyd 12.Live /

サカナクションの山口一郎が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。リスナーから届いた質問に、タブー無しで答えました。そのなかから、「CDとサブスクで収入の差があるのですか?」に対する山口の回答を紹介します。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」7月10日(金)放送分) ◆CDとサブスクで、アーティストのみなさんは収入の差があるのですか? 再生数によって変わるのでしょうか?これは、非常に難しいお話ですね。まずCDっていうのは……例えばアルバムが3千円だとするじゃないですか。簡単に言うと、3%が著作権印税なんですよ。作詞1.5%、作曲1.5%。この3%で3千円だと、著作権印税が90円になりますよね。90円をメンバー5人だとすると、5で割るわけですよ。だから、1人頭いくらだ……? 18円とか。1人20円くらいになるんですね。それが著作権印税になるわけです。

先日、ついに約3500枚のCDを捨てる決心が付きました。 今日はそんなお話を中心に、私のCDと音楽への愛を一方的に語りたいと思います。CD世代の方々には懐かしい話多めです。目次はこんな感じです。 私を魅了したCD 薄れるCDの存在感 ストリーミングで音楽は愛せない? 捨てられなかったCDもある 私に捨てられたCDたちの行方 公開後の反応に対する追記 私を魅了したCD音楽に関心を持ち始めるのは普通は中学生くらいだと思うのですが、私はかなり遅くて19歳の時でした。つまり、10代はほとんど音楽に興味を持たず過ごしました。高校時代、友人に「これ聴いてみなよ」とCDを渡されたのですが、CDの取り出し方が分からず「これどう開けるの?」と聞き返した覚えがあります。音楽と縁遠かった私は、1992年の春休みに自宅で観た『ターミネーター2』の主題歌、ガンズ・アンド・ローゼズの"You Could Be M

『カインド・オブ・ブルー』(Kind ofBlue)は、ジャズ・トランペッター、マイルス・デイヴィスのスタジオ・アルバム。1959年3月・4月の2度にわたって録音、同年8月にリリースされた。マイルスの代表作であり、モダン・ジャズ屈指の傑作とされているアルバムでもある。 マイルスのバンドは、『マイルストーンズ』(1958年)でキャノンボール・アダレイ(アルト・サックス)を加えて6人編成となり、従前のハード・バップ・スタイルに留まらない、「モード・ジャズ」と呼ばれる新たな演奏手法に挑むようになった。 1958年中期からは短期間ながらビル・エヴァンス(ピアノ)も加え、更にモード・ジャズを発展させた。エヴァンス、そして本作にも参加しているジョン・コルトレーンも、マイルスの後を追うようにモード・ジャズを世に広めていった。マイルス本人は、この時期はエヴァンスの影響からモーリス・ラヴェルなどクラシック
ピンボールの魔術師や政治運動、恋愛や失恋などの私的な話に至るまで。ここで紹介するコンセプト・アルバムには、様々なストーリーが込められている。夢中で聴いた思い出のアルバムで、素晴らしいストーリーを展開してくれた23組の音の語り手を紹介しよう。 デヴィッド・ボウイ 『ジギー・スターダスト』(1972) デヴィッド・ボウイ自身のあらゆる分身の中でも、ジギー・スターダストは究極の人物像だ。燃えるような赤毛を持つバイセクシャルの宇宙人ロックスターは1972年にベールを脱ぐことになった。この架空の人物の名前を冠したアルバムでは、壮麗の極みと言えるサウンドトラックを背景にジギー・スターダストのストーリーが語られ、次第にセックスと愛とロックンロールへの世俗的視点を批評してみせる。 ピンク・フロイド 『ザ・ウォール』(1979) ピンク・フロイドを代表する最も有名なコンセプト・アルバムのひとつ。『ザ・ウォー

御存知の通り、素晴らしいデビュー・アルバムを作ってしまうと、続く2枚目を作るのは至難の業となるわけだが、そう、ここに挙げるのはそれをやってのけたアーティストたちである。ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』からディアンジェロの『ヴードゥー』まで、デビュー作をしのぐセカンド・アルバム29枚を紹介する。あまり知られていないオアシスの『モーニング・グローリー』とかね……。 マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン 『ラヴレス』 ほとんどのバンドが2作目の制作にあたり方向性が定まらず苦心するのはここだ。完ぺきだった1枚目と同じスタンスにこだわるか。それともファーストでできたファンが離れてしまうリスクを覚悟の上で新たな分野に挑戦するか。しかし、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインは、この『ラヴレス』でジャンル全体を定義づけてしまった。クラクラするホワイト・ノイズの金字塔のもと、幻惑的なシューゲイザー・サウンドの旅は

さっきふとiTunesを見たら、1356枚のアルバム、13179曲と表示されていた。 全てのCDを取り込んでるわけではなく、LP盤も結構数があるので自分の家にはまぁだいたい2000枚ぐらいの音盤があることになるだろう。趣味の音楽聴きとしてはまあまあ多い方だと思うが、とてもレコードコレクターと名乗れるレベルではない。 そう考えて、ふと思ったのだが、 レコードコレクターの段位を作るとしたら、自分は今どれぐらいで、トップになると何枚ぐらい持ってるものなんだろう? レコードコレクターで有名な山下達郎でだいたい6万枚らしいが、 1万枚を越えたらレコードコレクターと名乗っていいものなんだろうか? いや、別に名乗りたいわけではないが、ふと気になった。増田のみなさんどう思いますか?

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洋楽ロックを扱う各音楽誌が、2013年12月発売の号で、恒例のベスト・アルバムを選定している。各誌の選定内容を比較してみると、”プロ“リスナーが共通して選ぶ作品の傾向が見えてきた。 洋楽ロックが売れないといわれる昨今だが、良質なアルバムは今でもリリースされている。まずは各誌のランキングを見てみよう。 洋楽ロックの年間ランキングといえば、音楽雑誌が華やかだった時代を経験した向きには2大勢力とも言える『ロッキング・オン』と『クロスビート』だろう(『クロスビート』は既に休刊し、ムックとしての刊行)。 『ロッキング・オン』が選んだ2013年ベスト・アルバム。 1位「シャングリ・ラ」ジェイク・バグ 2位「エー・エム」アークティック・モンキーズ 3位「アモック」アトムス・フォー・ピース 4位「リフレクター」アーケイド・ファイア 5位「ランダム・アクセス・メモリー」ダフト・パンク 6位「ザ・ネクスト・デ

1. AmoebaMusic in Los Angeles, California 2. 12 Tonar in Reykjavik, Iceland 3. Aquarius Records in San Francisco, California 4. Tower Records in Tokyo, Japan 5. Princeton Record Exchange in Princeton, New Jersey 6. Spacehall in Berlin, Germany 7. The Thing in Brooklyn, New York 8. Waterloo Records in Austin,Texas 9. Forever Young Records in Grand Prairie,Texas 10. Mabu Vinyl in Capetown, South

トム・ヨークは自身のソロ作品とアトムス・フォー・ピースとしての作品をすべてスポティファイのストリーミング・サーヴィスから引き上げ、その理由として「このビジネス・モデルでは新人アーティストはロクな報酬を貰えない」ことを挙げている。 トムとアトムス・フォー・ピースのバンド・メンバーでレディオヘッドのプロデューサーとしても有名なナイジェル・ゴドリッチはツイッターでスポティファイ批判を繰り返していて、ナイジェルは現時点ではスポティファイにとっても採算がきちんと取れる体制にはなっていないが、いずれ資産価値が出るモデルを今作り上げることだけがスポティファイには重要なことであって、「その間、弱小レーベルや新人アーティストは経営も活動もままならない状況を強いられるわけで、これはどう考えても間違っているよ」とツイッターで指摘している。さらにナイジェルは次のように続けている。 「ストリーミング・サーヴィスはカ
『ニューヨーク52番街』(ニューヨークごじゅうにばんがい、原題: 52nd Street)は、ビリー・ジョエルが1978年に発表したアルバム。通算6作目。1982年、世界初の商業用CDとして発売されたことでも知られる[1]。グラミー賞の最優秀アルバム賞と、男性ポップ・ボーカル部門の2部門を受賞した[2]。 ジャズ/フュージョン系のゲスト・ミュージシャンを多数起用し、「ザンジバル」ではフレディ・ハバードが間奏とエンディングでトランペット・ソロを担当している。また、シカゴのピーター・セテラとドニー・デイカスが、「マイ・ライフ」でゲスト参加。アルバム・タイトルは、マンハッタン52丁目のA&Rスタジオでレコーディングしたことに由来(ちなみに、エリック・クラプトンの『461 オーシャン・ブールヴァード』も、レコーディングしたマイアミのスタジオの住所を表している)。 ビリーにとって初の全米アルバム・チ
Sleepyhead JaimieBlog (スリーピーヘッド・ジェイミー ブログ) キャンピングカーで全国を旅歌うアコースティックデュオ、Sleepyhead Jaimie(スリーピーヘッド・ジェイミー)のブログです。※現在活動休眠中 僕のライブハウス時代からのバンド仲間がツイッターで 「ライブハウスで500円のビールやジュースみんな呑んでるのに、500円の音源すら売れないってキビしすぎるよね。」「音源の価値低すぎるだろっ」「ビール以下、という現実」 ってつぶやいてました。 でもそれは音楽や音源の価値が低いのではなく、 「音源を買ってもらう際のハードルを高くし過ぎてる」 からだと思うから、全然嘆くような事じゃ無いと感じます。 自分も似た経験を経ているので、色々思う事があって綴ってみようかと思いました。 長くなりますが、興味ある方はぜひお付き合い下さいね! まずはその「ハードル」を、1つ

タイトル コンピュータは、ロックンロールだ。 サブ デジタルにハマったふたりの男 鮎川誠:幻のブルース・バンド「サンハウス」を経て、78年よりシーナ&ロケッツのギタリストとして活動。ソロも含めて現在までに29枚のアルバムを発表。 http://rokkets.com/ 山川健一:小説家。「鏡の中のガラスの船」で77年群像新人賞優秀作受賞。代表作は「ロックス」「安息の地」など。ロック・ヴォーカリストとして7枚のCDも発表。 http://yamaken.com/ Rock'n Computers 1995年8月、シーナ&ロケッツのギタリスト鮎川誠、DOS/V機購入。同12月、小説家でロック・ヴォーカリストの山川健一、Mac購入。 古くからの友人であり、数カ月差でコンピュータ・ユーザーとなった2人は、昨年5月、あるイベントの楽屋で互いにコンピュータに“ハマっている”ことを知る。しかもDOS/V
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