Web アプリケーションにおけるルーティングは重要な要素です。URL PatternAPI は URL のパターンマッチングを標準化するための WebAPI であり、ブラウザやサーバーサイド環境で一貫した方法で URL パターンを処理できます。この記事では、URLPatternAPI の基本的な使い方とパターン構文について解説します。 Web アプリケーションにおいてルーティングは重要な要素です。URL はアプリケーションの状態を表現し、ユーザーが特定のリソースにアクセスするための手段となります。id や slug のような一意な識別子を URL に含めることによる動的なコンテキストの提供は、一般的な手法として広く採用されています。 動的なルーティングを実現するために標準的な手法は存在していませんが、Express や Hono,Next.js のような多くの Web フレームワー

Intro2022/06/06 ~ 9 あたりに、長きに渡って策定作業が行われていた HTTP 関連の RFC が大量に公開された。 RFC 9110: HTTP Semantics RFC 9111: HTTP Caching RFC 9112: HTTP/1.1 RFC 9113: HTTP/2 RFC 9114: HTTP/3 RFC 9163: Expect-CT Extension for HTTP RFC 9204: QPACK: Field Compression for HTTP/3 RFC 9205:Building Protocols with HTTP RFC 9209: The Proxy-Status HTTP Response Header Field RFC 9211: The Cache-Status HTTP Response Header Field

Intro このエントリは、2023 年の 3rd PartyCookie Advent Calendar の 32 日目である。 3rd PartyCookie のカレンダー | Advent Calendar2023 - Qiita https://qiita.com/advent-calendar/2023/3rd-party-cookie 宙に浮いていたPrivacy Sandboxプロジェクトの「後始末」が公開された。Privacy Sandbox の軌跡Privacy Sandbox の開始は、以下のエントリの公開と捉えることにする。 2019/08/22:Building a more private web https://blog.google/products/chrome/building-a-more-private-web/ そして、2025/4

Web制作の技術は日々進化しており、会社やプロジェクトによっては昨今の環境に適さない書き方をしているケースも時折見受けられます。 そこで今回は「2024年のWeb制作ではこのようにコードを書いてほしい!」という内容をまとめました。 質より量で、まずは「こんな書き方があるんだ」をこの記事で伝えたかったので、コードの詳細はあまり解説していません。なので、具体的な仕様などを確認したい方は参考記事を読んだりご自身で調べていただけると幸いです。 1.HTML 画像周りはサイトパフォーマンスに直結するので、まずはそこだけでも取り入れていただきたいです。また、コアウェブバイタルやアクセシビリティも併せて理解しておきたい内容です。 Lazy loading <img>にloading="lazy"属性を付けると画像が遅延読み込みになり、サイトの読み込み時間が早くなります。

ワシントン大学/KotobaTechnologiesの釜堀です。専門は機械学習システムで、LLMなどの推論を効率化する技術を研究・開発しています。 現代のLLMは莫大な計算・メモリを要するため、LLMを使ったサービスを提供する際には推論の効率性が非常に重要です。この分野はここ数年活発に研究されていて、vLLMやSGLangなど非常に高性能なOSSも出てきています。LLMのservingは、コンピュータサイエンスの知見を総動員させて最適化されている奥深い世界ですが、一方で中身を理解するには多くの前提知識が必要です。 そこでこの記事ではTransformerモデルを中心に、LLMのserving system(多数のクライアントにLLM推論を提供するシステム)でどのようなテクニックが使われているのかについて体系的に解説していきます。 構成としては、LLM servingで最も重要な概念である

弊社ではデザイナーがCSSを書いてくれるので、私はフロントエンドエンジニアながら最近はTypeScriptばかり書いていました。 しかし、フロントエンドエンジニアならCSSもしっかり学んでおかないといけないと思い、アウトプットついでにこの記事を書いています。 1. モダンCSSの現状と進化 2019-2024年に標準化された主要な機能 2019年以降、CSSには多くの革新的な機能が標準化され、JavaScriptに頼らずに実現できることが増えました。 レイアウト関連: コンテナクエリ - 親要素のサイズに基づくレスポンシブデザインCSS Grid(サブグリッド) - ネストされたグリッドが親グリッドのトラックを継承CSS ネスト - セレクタを入れ子構造で記述(Sassのような書き方) セレクタと制御: 親要素セレクタ (:has) - 子要素に基づいて親要素を選択 カスケードレイヤー

about project かつてWebに“動き”と“驚き”をもたらした「Flash」。その自由な表現力は、多くのクリエイターを魅了し、日本でも中村勇吾氏の「MONO*crafts(1999年)」に代表される革新的なサイトが次々と誕生しました。しかし一方で、動作の重さ、セキュリティリスク、スマートフォン時代への対応が難しいといった弱点も抱え、2020年に公式サポートは終了。これらの作品はすでに「ロストテクノロジー」となっています。 このアーカイブは、そんなFlash時代に生まれた日本のWebデザインの“片鱗”を後世に残す試みです。2007年から運営していたWebデザインギャラリーで紹介したサイトを中心に、当時のスクリーンショットとInternetArchiveのリンクを掲載しています。アーカイブにデータが残っている作品群は、当時のままのサイトを実際にご覧いただけます。 なお、2007年以

自己紹介 https://x.com/mizchi Node.js とフロントエンドの専門家 経歴ゲームクライアント開発 Electron アプリ開発 サードパーティスクリプトフリーランス(2回目) 現在: 1ヶ月でパフォチュする傭兵 Core Web Vitals CI/CD 今日のスコープ 話すこと 主にフロントエンド/アプリケーション視点での計測 とくにエンドユーザーから見たウェブパフォーマンス体験 話さないこと 各クラウドやDBに特化したチューニング 結果として観測できるが、最初からターゲットにはしない パフォーマンス傭兵を始めた経緯 前職でサードパーティがサイト全体に与える影響(CWV)について調査 とにかくいろんなサイトを外部から計測 真の問題を特定しても「弊社とは無関係」で打ち返す以外なく、歯痒い コスパよく直せる部分をみんな放置している!!! 非機能要件の優先度が上がら
You can use theseSVG based loading icons (also known as spinners, throbbers, loaders) to visually indicate when content is loading or data is being fetched. Theseanimations have been curated from a variety of sources and all have MIT License. Therefore, they can be used commercially without restrictions andit requires no attribution.
はじめに 株式会社iimonでSREエンジニアをしているhogeです。本記事はiimonアドベントカレンダー9日目の記事となります。 今回の記事は技術的な棚卸しとして、普段大変お世話になっているWebサーバがどういった仕組みで動いているのかを実装しながら深堀りしていこうと思います。 弊社のバックエンドはDjango/FastAPI + Gunicornの構成で動作しているため、Pythonを絡めた説明が多くなるかと思います。サンプルコードもPythonで実装をしています。 途中、システムコールやファイルディスクリプタなどにも踏み込んだ話をするのですが、低レベルなプログラミングをちゃんとやったことがないため、間違えている部分があるかもしれません。今後学習して行く中で気づいたら都度修正していきたいと思います。 環境・使用ツール 言語Python OS Ubuntu(Linuxのシステムコー


たとえば、サーバーがブラウザにCSS ファイルを 1 年間キャッシュに保存するよう指示している(Cache-Control: max-age=31536000)が、デザイナーが緊急の更新を行い、すぐにデプロイする必要がある場合。ファイルの「古い」キャッシュ コピーを更新するようブラウザに通知するにはどうすればよいですか?リソースの URL を変更しない限り、変更できません。 ブラウザがレスポンスをキャッシュに保存すると、キャッシュに保存されたバージョンは、max-age または expires によって新規でなくなったか、なんらかの理由(ユーザーがブラウザのキャッシュを消去したなど)でキャッシュから削除されるまで使用されます。その結果、ページの作成時に、異なるユーザーが異なるバージョンのファイルを使用している可能性があります。リソースをフェッチしたばかりのユーザーは新しいバージョンを使用
お願い 「C10K 問題とは何か」がわかる方は是非 Issue やTwitter などで教えてください。 追記: 自分の立場 1req ごとに 1 native thread を割り当てていたら、クライアントの数が増えれば増えるほど負荷が高まるのは当然だ。ただハードウェアの性能的に余裕があっても性能が劣化することがあり、それを C10K 問題と呼ぶ。C10K 問題は fd, pid の枯渇、スレッドを固定長サイズで確保することによるメモリの無駄遣い、コンテキストスイッチコストを含む。これを解決する方法が 1req ごとに 1 native thread を割り当てない技術で、シングルスレッド+イベントループ+IO 多重化といったテクニックや M:N モデルにつながる。 追記: @naoya_ito さんに解説してもらった当時の歴史的背景 https://twitter.com/naoya

C10K 問題 (the C10K problem) は1999年に Dan Kegel が発表した文章、ならびにそこで提示された「問題」です。文章はその後も2000年代前半に何度か更新されているのですが、さすがに令和に読み返すと、当初の問題意識がわかりにくいところがあります。 2000年からの10年は、 ソフトウェア面では、select(2), poll(2) にかわる新しいシステムコールの実装と、それを使ったアプリケーションの普及 ハードウェア面では、x86 アーキテクチャの64ビット移行、仮想化命令の追加と、マルチコア化 さらにそこにクラウドも登場する、面白い時代でした。ここでは、それらの出来事を中心に、さらに、当時の雰囲気をつたえるような日本国内のブログやインタビュー記事をまとめることで、C10K 問題が、さまざまな側面から解決されていく流れを説明したいと思います。 書き足したいと
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