Phoenixは生産性、信頼性、速度に強みを持つElixir製のWebアプリケーションフレームワークです。 前回は環境準備とPhoenixアプリケーションを作成するところまで書きました。 高生産性、高信頼性、高速のElixir製Webアプリケーションフレームワーク、Phoenixを始める その続きで、今回はCRUDなWebアプリケーションを作成したいと思います。プロジェクト作成 以下のコマンドでプロジェクトを作成します。プロジェクトができたら、前回の記事を元にプロジェクトの初期化を行ってください。 Modelの定義 PhoenixではDatabase操作にEctoというモジュールを使います(RailsのActiveRecordに相当するものですが、Elixirは関数型言語のためORマッパーではありません)。 Ectoについては今回深く説明しませんが、特徴はデータベース操作やクエリの組み

https://resolve.digital/blog/posts/creating-a-todo-application-using-the-phoenix-framework-and-ember-js/ を翻訳しました。 翻訳の誤りなどあればご指摘お待ちしております。 我々は常にクライアントに関連する技術に目を光らせています。本日は Phoenix と呼ばれるWebアプリケーション・フレームワークを見ていきます。 Phoenix は Elixir (あなたがRuby を書いていたならば、いくつかの点でお馴染みと感じる、燃えるような早い関数型プログラミング言語)の上に構築されています。 このチュートリアルでは、サーバ上で Phoenix と Elixir を使用して、単純なクライアント-サーバ Web アプリケーションを作成していきます。データストアとして PostgreSQL を使

最近話題の(?)Elixir + Phoenixを現在関わっているプロジェクトの検証・評価目的に使ってみます。 なお自分自身全くの初心者なので初心者向けの内容になる予定です。 Elixirとは Elixir公式サイトから引用します Elixir is a dynamic, functional language designed forbuildingscalable and maintainable applications. Elixir leverages the Erlang VM, known for running low-latency, distributed and fault-tolerant systems, while also being successfully used in web development and theembedded softwar

ElixirのWebフレームワーク Phoenixの入門 環境構築についてです。 公式Docの Up And Running · Phoenix Adding Pages · Phoenix に載っているものを簡略化 & 日本語化したものです。 Elixir Elixirについての詳しい概要はこちらの記事が参考になります。 qiita.com 入門書はこちらの書籍が非常に面白かったです。というか他の日本語書籍は現時点で存在しないと思います。 プログラミングElixir 作者: Dave Thomas,笹田耕一,鳥井雪出版社/メーカー: オーム社発売日: 2016/08/19メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る Install 公式ページにいろいろ載ってますが、Mac + Homebrewの場合は $ brew install elixir でInstal

Facebook Messenger PlatformやLINE BOTが話題になっていますが、下記の記事でも言及されているように、BOTサーバーとして大量メッセージに対応するには「並行処理」がキモになってきます。 大量メッセージが来ても安心なLINE BOTサーバのアーキテクチャ そしてElixirといえばやっぱり「並行処理」なわけです。ということで「BOTサーバーを効率よく開発するにはElixir/Phoenixってとても良い選択なのでは?」という仮定のもと、色々と検証してみました。 並行処理のコード Elixirでプロセスを起動・管理する方法はいくつも用意されていますが、BOTサーバーの要件的に「状態」を管理する必要はありませんし、プロセスから「戻り値」を返してもらう必要もありません。要するにプロセスは「使い捨て」というか、実行が終わったら勝手に終了してくれればそれでオッケーなわけで

Phoenix アプリケーションをHeroku にデプロイしてみた。 今回作成したアプリケーションはGitHub で公開しているので、このレポジトリをHeroku にデプロイすれば動かすことも可能である。 前提条件 # Elarng 17.5 Elixir v1.0.3 Phoenix v0.13.1Heroku Toolbelt 3.37.1 Phoenix アプリケーションの作成 #Up And Running · Phoenix を参考にして Phoenix アプリケーションを作成した。 $ mix local.hex $ mixarchive.install https://github.com/phoenixframework/phoenix/releases/download/v0.13.1/phoenix_new-0.13.1.ez $ mix phoenix.ne

何これ? 皆さん、おはこんばんちは。 前回の記事、CentOS + Erlang + Elixir + PhoenixのDockerイメージで今日から始めるElixir on Phoenix入門に引続き、Elixir/Phoenixについての入門記事です。 入門なのに中級編です。 今回は前回の予告通り、deployとci周りをやっつけます。 これができれば、Elixir/PhoenixでHello Worldは卒業して、 実際の開発をしていけると思います。 ゴールは、 プルリクでCI回してテストする プルリクをmasterにマージする リリースビルド作るGitHub Releases使って、tag切って実稼働用のバイナリ上げる ホットコードスワップ(ホットデプロイ)本番環境を無停止で更新する という一連の流れを全てGitHubのプルリクとマージだけで行うことです。 Jenkinsのように

Phoenix Framework はRails 風なリッチなフレームワークである割にデフォルトでもそこそこ速いことが知られています.例えば次のようなベンチマークがあります. しかし,それよりも私がおもしろいと思った特長に,リアルタイム通信機能がフレームワークに統合されている点があります.しかしまだ日本ではあまり知られておりません.そこで Phoenix Framework の最新版である v0.17.0 における wiki にある Channel の記事を日本語へと翻訳しました. 翻訳や内容におかしなところがあれば指摘お待ちしております チャンネルはフェニックスの本当に刺激的で強力な部分で,アプリケーションへ簡単にソフトリアルタイムな特徴を追加することができるようになります.チャンネルは簡単なアイディア - メッセージを送る,受けとる に基づいています.送信者はトピックスに関するメッセ

WebSocket を利用するアプリケーションは Pub/Sub サーバを使ってスケールアウトさせるのが一般的です。 今回は Redis の Pub/Sub 機能を使って Phoenix の WebSocket をスケールアウトさせてみます。 Phoenix で WebSocket 通信をさせる方法はコチラをご参照ください。 事前知識: WebSocket アプリケーションのスケールアウトについて 通常の Web アプリケーションにおけるスケールアウトは、サーバ台数を増やしてロードバランサでリクエストを分散させる、というのが一般的ですが、WebSocket アプリケーションではこの手法が使えません。 なぜかというと、WebSocket アプリケーションはコネクションをサーバ内で管理するステートフルな作りになっているためです。冗長化させたサーバにリクエストを分散させてしまうと、他サーバで接続

Phoenix +AngularJS でMarkdown 同時編集ツールを作ってみます。 イメージとしては HackMD のようなものを目指します。 ことの始まり ElixirConf 2015 のタイムラインを眺めていたら、 I'm collaboratively editing a doc with 60 of my closest @ElixirConf friends. #phoenixframework pic.twitter.com/PlVexa3Anx — David Raffauf (@draffauf) 2015, 10月 1 Phoenix で同時編集ツールを作っている人がいて、「こういうのって自分でも作れるのかな」と漠然に思ったのがことの始まり。 完成イメージ 結論、こういうツールができました。GitHub で公開しています。 collabo_marker :

WEB+DB PRESS vol88&vol89のElixirの紹介が言語紹介の文章でいまだかつてないほどのわかり易さだったので Elixirド素人がElixirとPhoenixフレームワークを使ってちゃんと公開できるRESTAPIサーバーを作ってみるまでを紹介します。 これを読めばたぶん2時間ぐらいで任意のデータのRESTAPIサーバーが作成できます。 フル版のソース -github 実際に作成したAPIの仕様 放映中のアニメ公式Twitterアカウントのフォロワー変動履歴情報を提供するRESTfulAPI サーバーを作りました 作成テーマ要件 Elixir PhoenixフレームワークでRESTAPI サーバーを作る 今回扱うデータは特定分野のTwitterアカウントリストのフォロワー履歴とするMySQLに格納されたデータをRESTAPI経由で取得できるようにする イン

前々回の記事は「Phoenix環境のセットアップから、静的ページを作成し、表示」させました。 前回の記事では、「Phoenixで認証機能を実装」しました。 今回の記事では、入門最後として「Phoenixでチャット機能を実装」します。 Phoenixでソケット、チャネル、トークン、API作成、モデルのアソシエーションなどを行っていきます。 サンプル ChatPhoenix -Heroku ChatPhoenix -GitHub 目次 ソケットの基礎用語 チャット機能の追加 チャット機能をログイン機能と統合 チャットメッセージの永続化 動作確認 Erlang 7.1 Elixir 1.1.1 Phoenix 10.0.3 Hex 0.9.0 node.js 0.12.7 npm 2.14.2 PostgreSQL 9.4.4 1. ソケットの基礎用語ソケットの基本的な用語について簡単に記載

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