私は宮崎駿の映画のかなり熱烈なファンである。これまでいくつかの宮崎駿作品について映画評を書いてきた。宮崎作品を観た後は、いつでも語りたいことが湧き上がってきて、語らずにはいられないのである。 今回の『君たちはどう生きるか』についても、何かを語らずにはいられないことに変わりはないのだが、それはこれまでのように自分が観た映画について語ることを通じて「さらなる愉悦」を引き出すためではない。「これは一体どういう作品なのか」を何とか言葉にしてみないと、自分が何を観たのかがよくわからないからである。 これまでの宮崎作品なら、物語は完結し、ラストで伏線は回収され、映画の「メッセージ」も別に解釈の手間をかけずにもすんなりと伝わってきた。映画を楽しむためには、それで十分だった。そして、映画をたっぷり楽しんだ上で、「果たして物語はあれで完結しているのか?」「伏線はほんとうに回収されているのか?」「あんな『わか
アンク@金曜ロードショー公式 @kinro_ntv ✨#スタジオジブリ 公式❌#金曜ロードショー 公式 コラボ企画✨ 「もののけ姫」に関する質問受付中‼️ジブリスタッフが答えます😊 この投稿に返信し「#もののけ姫の質問」を付けて質問を書き込んでください😉今週金曜の📺「もののけ姫」放送中、ジブリア公式カウントから皆さんの質問にお答えします pic.twitter.com/P4OLwYE1Rs 2021-08-11 06:00:09

83年当時の対談ですが、宮崎監督が藤本さんとは『ドラえもんについて』、安孫子さんとは『悪役を描くこと』について語っている、とても面白い部分がありますので、そちらをご紹介したいと思います。 宮崎「きょうお目にかかったら、ぜひうかがおうと思っていたんですが、うちの息子が―― もう中学生になってしまいましたが ―― 『ドラえもん』の大ファンで、単行本をずっと買っていて、親のぼくも読んでいたんです。」 藤本「あー、どうも、ご迷惑をおかけしまして(笑)。」 宮崎「いえ(笑)。それで、のび太が成長していかないのがおもしろいと思ったわけです。たいへん貴重な体験を何度もしていくでしょう。タイムマシンに乗ったり。」 藤本「そうなんです。」 宮崎「それで、ふつう作者のほうが登場人物に思い入れしてしまって、その人物が成長して、ダメになるというか、マンガの主人公じゃなくなる場合が多いですよね。ところが、『ドラえも
一番びっくりしたのは 「2013年に長編アニメからの引退を表明した宮崎さんは、その後、自身初となるCGを使った短編アニメ「毛虫のボロ」の制作に取り組んでいる。」 これだよ。 おい、宮崎駿が、あの宮崎駿がCGアニメだよ。 よりにもよって、あの宮崎駿が、CGアニメだよ。 もう歳いくつだろうかって爺が、ずーっとセルアニメやデジタルアニメで2Dやってきた爺が、 75歳の爺だったよ、それがCGアニメだと? 75歳の2Dでやってきた爺が、CGアニメだと? 魔女の宅急便とかナウシカとかラピュタという名作を描いてきたあの駿が、CG。 なんだこの違和感は。 そして何だこの置いてけぼり感は。 おい、日本のアニメスタジオ、遅れてませんか? もはや75歳の爺にも負けてないですか? あなたのところCGでアニメ作れますか? 時代の先を爺に取られちゃってますよ? 大丈夫なんですかね、本当に。 「日本は2Dアニメのままで

私はまだ観ていませんが、ツイッターでも評判が良いので、時間が出来たらすぐにでも観たいと思います。 ところで、風立ちぬが零戦設計者の堀越二郎の話であることから見ても分かるように、宮崎駿はかなりのミリオタです。それも、ミリオタ、ロリコン、社会主義者と、1つでも業が深いモノを3つも抱えた3重苦です。恐ろしく業が深い人間です。 こんなたくさんの業を抱える前、若き日の宮崎少年はどんな人物だったんでしょうか。 それを窺わせるものが、ネット上で話題になったことがありました。 それは、若き日の宮崎駿(17歳)の「世界の艦船」誌への投稿です。 この投稿は「世界の艦船」1958年5月号の読者欄に掲載されたものです。ネット上では、この部分しか出まわっておらず、何故宮崎駿がそれを書き、その後どうなったのかの経緯は明らかにされていませんでした。 今回は、宮崎駿がこの投稿を書いた背景と、その後の展開についてご紹介した
叶 精二(Seiji Kanoh) @seijikanoh 『魔女の宅急便』放映中。1989年7月29日公開。 演出補・片渕須直さん、キャラクターデザイン・近藤勝也さん。作画監督 大塚伸治さん・近藤勝也さん・近藤喜文さんの3名。原画21名。動画チェック 立木康子さん・舘野仁美さん。以下原画担当(拙著『宮崎駿全書』に増補改訂、初出情報も)。 2016-01-22 21:01:54 叶 精二(Seiji Kanoh) @seijikanoh 冒頭、草むらに寝転ぶキキ〜母コキリと老婆の会話、二木真希子さん。鳥と動植物のエキスパート。『ラピュタ』鳩の餌やり、『もののけ姫』シシ神の足下で枯れる草なども。 荷作りをするキキ〜父オキノの帰宅〜電話まで、大谷敦子さん。『ラピュタ』作監補、『風立ちぬ』加代の号泣シーンも。 2016-01-22 21:04:55

キイロイインコ @Proto_yellow @kentaro666 そういえば カリオストロの城に映画「大盗賊」(監督 谷口千吉 主演 三船 敏郎)のオマージュが相当入ってるのも案外知られてないみたいですね 古い上にソフト化もかなり少なかったようなので無理も無いですが まぁ自分が生まれる かなり前の作品ですが (^^; 2015-10-23 22:18:19

いただいたサポートは自分が落ち込んだ時に元気が出るものを購入させていただきます。だいたい食べ物になります。

2015年4月25日にニコニコ超会議・超言論エリアで行われた、KADOKAWA・DWANGO・川上量生氏とエヴァンゲリオンの監督を務めた庵野秀明氏の対談を全文書き起こしでお送りします。庵野氏によると、宮崎駿氏は「絵コンテ」の状態が1番面白く、アニメを作る過程で他の人が介入することにより宮崎駿の要素が下がってしまうことを語った。 宮崎駿の作品で1番好きなのは漫画版『風の谷のナウシカ』川上:でもなんか聞いていると、世間的なイメージとしては庵野さんって常に全力疾走で最後力尽きるまで作り続けるってイメージですけど、わりと妥協もしてるってことですよね。 庵野:監督の1番のストレスは妥協だと思います。あらゆるところで妥協です。100%満足ってのはまずないです。ありえないです。 とにかく下駄を履かせて及第点にどう持っていくかっていう、そういう作業ですね。もう宮崎さんも高畑さんも、それに尽きていると思いま

Kiki's Delivery Service/1989/JP 『魔女の宅急便』について書きたいと、かれこれ3年くらい思い続けていました。宮崎駿の監督作の中でも屈指の人気作だから、特別な思い入れを持つ人も多いとおもう。私なんかよりもずっと多くの回数を繰り返し見ている人だっているだろう。私がこの作品について深く考える直接のきっかけとなったのは宗教学者、島田裕巳の『映画は父を殺すためにある―通過儀礼という見方』を読んだことだ。『ローマの休日』や『スタンド・バイ・ミー』などの名作を「通過儀礼」という視点から分析することで、テーマやメッセージをつまびらかにする論評集で、映画(特にアメリカ映画)を読み解く格好のテキストになっている。その本のなかに『魔女の宅急便』を扱った章がある。タイトルは「『魔女の宅急便』のジジはなぜ言葉を失ったままなのか?」。ここで島田は『魔女の宅急便』、ひいてはジブリ作品全般に

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