同じオルタナブログで、斎藤さんが「プライベートも仕事の勉強をすべきですか?」という問いについて書いていた。 「プライベートも仕事の勉強をすべきですか?」という問いへの答え 斎藤さんが書いていることに共感するが、近年大事になってきた問いでもあるので、僕自身の言葉で改めて書いてみよう。 ★まずシンプルな話。 僕の周りで、組織に縛られずに自由に、かつ楽しそうに生きている人は、ほぼ例外なく、就業時間かどうかなんて意識せずに勉強してきた方である。 「楽しそうに仕事している人」ではない「楽しそうに生きている人」だ。もちろん「仕事に使う時間を最小限にして、その代わりに趣味に全振り」という路線で人生を楽しんでいる人もいるにはいる。でもそういう人って、結構仕事に縛られている。 それに比べて勉強してきた方は、自分の仕事をコントロールしやすいらしく、仕事以外のことでも楽しそうなのだ。 例えば僕の同僚に、ACミラ

エンジニアの時間外勉強について、徳丸さんの考えをお伺いさせてください。 新卒で大手のsierに入社したのですが、経営層や組織の上の人たちが語る時間外の勉強や外部セミナーの参加の推奨に違和感を感じてしまいます。 ですがこの手の話をすると「エンジニアである以上は生涯学習すべきだけど、プライベートに勉強を強制させるの(無償の時間外労働)はダメだよね」という一般論を返されます。 正味、仕事をこなしていくという観点から言えばプライベートの勉強を一切やらなくても何とかなってます。選択肢という面でスキルアップも大事だと思いますが… 私は会社として利益を上げたいがためにエンジニアの勉強を推奨するなら(高度なスキルを利用したいと考えるなら)もっと高い給与や時間外労働給を出せよと思ってしまいます。 (会社側が労働後の短い自由時間や週に2日しかない休日すらも搾取してるのでは?と) 自分はエンジニアになって半年程
私の勤めるマイクロソフトにも、レイオフがやってくるようだ。それもパフォーマンスベース。つまり、今首になると、「この人はローパフォーマー」とわかるので、再就職が難しくなるだろう。 自分はマイクロソフトの仕事が面白いし、職場も最高なので、こんな中途半端に首にはなりたくはない。ただ、自分がハイパフォーマーとはとても言えない。周りの人はめっちゃ優秀やから。 私は今までは、自分の性能が「三流」であるけど、ダメな自分を「戦略」でカバーして何とかしてきた。しかし、この流れを見ていると、「三流」のままでは早晩解雇されてしまうだろう。たとえ今回のレイオフを生き延びても、記事を読むと、ワークフォースは減らさないと書いてあるし、出来ない人はいらないという流れなのだと思う。 「優秀」になるしかない 今まで、自分がダメなのは受け入れていたが、これからはそうもいかないのだと思う。「優秀」になるしかない。この面白い仕事

ゆめみ/虎の穴ラボさんの「勉強法の勉強会」というのが好きで、そちらをベースに社内の強い人たちへのインタビュー(10名程度)をミックスして、みんながどうやって調査とか勉強とかしているのか、まとめてみました。 インタビュの結果、あまり共通項みたいなものがなく、結局勉強に関しても銀の弾丸はなさそうな雰囲気でした。ので、どちらかというといろんな人のいろんな方法を並べる、みたいになっています。いろいろ詰め込もうとしすぎたのでゴチャった感ありますが、誰かの参考になれば幸いです。 前提など

フロントエンドのパラダイムを参考にバックエンド開発を再考する /TypeScript によるGraphQL バックエンド開発

「寿司おじさん」として有名な彼らですが,多くの目撃情報があります.このコロナ禍で飲食提供のある勉強会が壊滅した中でも力強く餓死せずに乗り越え,今日も元気に勉強会で飯を喰らい,酒を呑み,余りをカバンに詰め込んで持ち帰っています. 界隈に衝撃が走ったのはこの記事だったかなという記憶です. www.wantedly.com ここまで暴れん坊な人は多くないかなと思いますが,勉強会の目的に合致しない参加者のために運営側が頑張るという構図から,同情や怒りの感情が広がっています. このScrapbox にもあるとおり,ごはんを食べにおいでになる皆さん同士で情報共有をしているような向きがあり,ひとたび侵入を許すとどんどん増えてしまう,といった様相を呈しています.scrapbox.io しかし,これらの記事にもあるとおり,本当は勉強会の内容で交流したいのに,どうコミュニケーションを取ったらいいかわからず

ゲームさんぽが終わってしまった。いや正確にはまだ終わったわけじゃないけど、自分がYouTubeに齧り付くきっかけとなったチャンネルなので、どこか名残惜しい。ゲームさんぽを知って、こんな「教養のお裾分け」をしてくれるものが転がっているという事に驚き、それからYouTubeで似たようなチャンネルを探し回っていた。しかし素直に「教育」とか「教養」のジャンルを検索しても、出てくるのは中田のあっちゃんかDaiGoか、あるいはアフィリエイトのにおいのするチャンネルで、ちょっと違うなぁという感じ。とりあえず興味のあるものを片っ端から再生して、関連動画にサジェストされるものを集めて回った。 良い機会だと思って、その中から特に気に入ったものをリストアップしてみた。選出の目安は次のとおり。 ・その道の専門家またはマニアが関わっていること ・参考文献が明示されていること ・どちらかというと、素人でも取っ付きや

先日「育児など家庭の色々があって自分の時間が確保できなくなった。技術力を高めるための勉強ができなくて不安。」みたいな話を聞いた この悩みの直接的な解決方法としては先人の様々な体験談および対策みたいなものが世に出回っているからご家庭の状況に応じて参照すればいい思う 子育てと開発を両立するコツは「無理をしないこと」。パパ/ママエンジニアの働き方とは 子育てを支える技術 ─ フルスタックお父さんとエンジニアとしての成長を両立させるにはITエンジニアと子育てと勉強と それよりも「技術力を高めるための勉強ができなくて不安」という点が個人的には気になった技術力とは何か?技術力が高くないとなぜ不安なのか?みたいな話技術力は特に明確な定義があるわけではない 例えば著名なOSSにコミットしているとか低レイヤーのプロトコルやインフラをバリバリ実装してるとか競プロで上位勢だとか、挙げ始めたらキリがなく、そ

こんにちは、freee会計のプロダクトマネージャー(以下PM)をしております、gokiです。 皆さん、「ドメイン知識」という言葉、聞いたことありますか? ドメイン知識(英:Domain knowledge)または領域知識は、はっきり限定された、ある専門分野に特化した分野の知識であり、一般知識またはドメイン独立の知識と対比される。 ドメイン知識 -Wikipediafreee会計での開発現場で例示すると「確定申告のプロダクトを作るには、開発技術だけでなくそもそも確定申告業務の理解というドメイン知識が必要だよね」みたいな使われ方をします。freeeはスモールビジネスの皆さんのバックオフィス業務を改善するプロダクトを作っているので、このドメイン知識が開発においても必要な場面が多いです。 そこで、今回はドメイン知識が必要な開発をどのように進めるか、というコツをPM目線でご紹介しようと思いま


(年収270万で)プログラマーを引退して、医学部にきた俺が真面目に考えてやろう。 ① 言葉は正しく使おう真面目に読んでいて、ちょっと気になる箇所がある。たとえば PostgreSQL を postgre とか書くヤツは現場では嫌われるぞ。少なくとも postgres と書いてくれ。お里が知れるぞ。 ② プライドが高い消えていくエンジニアの特徴だけど、叱責されたり馬鹿にされるのが嫌で VCS にコミットしないヤツ、または貪欲にコードレビューをされるのが嫌がるやつは、成長しない。 ③ エリート意識この業界は数年前には『デジタル土方』と揶揄される業界でした。ちなみに、アメリカでも「テック系はハードだから避ける」という雰囲気でした。つまり何をいいたいのかというと、ソフトウェアの開発者っていうのは「泥臭い領域」なんだよ。エリートとは程遠い場所にあるというね。 ④ 「某天市場の先輩には,ここ仕事量少な

動画配信サイト「ユーチューブ」を軸に英語学習メディア「Atsueigo」を展開するATSU(西方篤敬)さん(30)。ユーチューブのチャンネル登録者数は32万人を突破した。24歳の時に英語検定試験「TOEIC」で990点満点を獲得し、オーストラリア国立大学大学院を経てデロイトトーマツで会計士として活躍した。帰国子女ではなく、大学卒業まで北海道で生まれ育ち留学経験もなかった「純ジャパ」(純粋な日本育ち)のATSUさん。どのようにしてカリスマ英語ユーチューバーとなったのか。 父親からの甘い一言に釣られ、勉強モードに「高校の頃までは勉強嫌いだった。早稲田や慶応なんて大学の名前も知らず、大学に進学する気もなかった」と笑うATSUさん。札幌市の公立高校でサッカーやゲームに興じる日々を過ごした。転機となったのは父親の甘い一言。「定期試験で学年の10番以内になれば、10万円やるよ」。カネに釣られた格好だが

弁護士とか公認会計士とか税理士とか資格そのものが特定の職業につくための条件になってるものなら全然わかるよ? でもFPとか基本情報とか英検とか取る奴がマジで意味わからん。 そう、「資格とるために資格とってる奴」な。 スマホもPCも誰も持ってなかった、専門家の情報にアクセスするには膨大な紙の書籍を知識として溜め込むしか効率の良い方法がない時代だったらまだしも、 お前が今この記事を見てるその端末はなんだ? 例えば相続税の税率についての知識が必要になったとしよう、 お前が5年前にFPを勉強して人生で一生使わない膨大なムダ知識と一緒くたに勉強した相続税情報と、 俺がスマホ開いて1分で調べた情報、どっちが正確か? そりゃ勿論俺が調べた情報だろう。何故なら俺の情報は最新化されてるからな。じゃあこいつらは何のためにその知識を身に着けたんだ? 資格厨はそんなもののために参考書を購入し安くない金を資格業界に払

声優・佐々木望さんが40代で東大を受験した理由――「年齢を理由に、挑戦をあきらめなくていい。」 #エンタメ#後悔しないためにすること 公開日 | 2021/03/08 更新日 |2023/02/28 2020年3月、東京大学法学部を卒業したことを公表した声優の佐々木望さん。声優の仕事を続けながら7年間東大に通っていたことをその時初めて語り、大きな話題を呼びました。 10代で声優としてのキャリアをスタートし、「幽☆遊☆白書」など数々の人気アニメに出演してきた佐々木さんが東大受験を決意したのは、40代の頃。卒業を公表した後、40代からのチャレンジに驚く声もある中で、佐々木さんは「年齢だけを理由に、やりたいことの芽を摘んでしまうのはもったいない」と語ります。 年齢を重ねる中での「学び直し」の経験は、佐々木さんにどんな影響を与えたのでしょうか?東大受験を決意するまでの背景や、年齢を重ねることへ

はてなブログで技術に関するブログを書いている方に、“ブログを書き続けること”について教えていただく企画「エンジニアのブログ探訪」。第2回は河合俊典(ばんくし)さん(id:vaaaaaanquish)に登場いただきました。 河合さんは大学在学中の2013年にブログを開設し、これまでさまざまな技術や多くの技術書に関する記事を発信し続けています。 どのようにして記事の題材を考えるのか、そしてそれらの記事は河合さんにとってどんな形で役立っているのか──河合さんと技術ブログの関わり方を、テキストインタビューで伺いました。 河合さんの技術ブログ「Stimulator」 ──ブログを始めたきっかけについて教えてください。 既に技術ブログを書いていた方々とGive and Takeの関係になりたい、と感じたのがきっかけです。 今でこそさまざまな媒体で多くのソフトウェアエンジニアが技術ブログを書いていますが

俺は今アラサーで、働きながら夜間の大学に通っている。 もともと教育に関心がある家庭ではなく、「高校を出ればすぐ働くべきである」みたいな家庭で、なんの疑問も持たず高校も親が決めた工業学校に通った。 高校卒業後はそのまま地元の工場に就職した。毎日単純労働を繰り返して、「つまんねえなー」と考えたこともあったが、「仕事なんてお金を受け取っているんだからつまんないものだろ」という認識もあって、それになんの疑問も持たなかった。 数年そんな生活を送ったのちに、趣味つながりで友人ができた。彼は生まれも育ちも東京で、いわゆる高学歴の部類に入る人間だった。 話してみて驚いた。彼にとって数学は娯楽で、休日もほとんど数学のことばかり考えているらしい。仕事はその専門的知識を生かす仕事をしており、俺はそこで教育の意味を知った。あと仕事は我慢の対価ではないということも。 彼に勧められて、数学を勉強し始めた。彼の教え方が

少し前に高校数学をやり直したのですが、徐々に勉強スタイルが整ってきたので使って便利だったツールをまとめておこうと思います。 今から勉強はじめようと思ってる方や、もうすでにはじめられてる方の参考になればうれしいです。 GeoGebra Graphing Calculator 数式を入力するとグラフを描いてくれます。 Webブラウザやスマホ・iPadのアプリでも使用でき、ぱっとグラフの形を確認したいときにとっても便利です。 WebブラウザやiPad などでも使用できます。 WolframAlpha図を描いてくれるところは GeoGebra に似ていますが、こちらは入力された数式などに対して構造化されたデータを用いて適切な結果を返してくれる検索エンジンのようです。 いろんなWebページをインデックスして検索結果を返すGoogle などとはまた違っておもしろいですね。 GeoGebra は非

法学をかじった者として,法律に興味を持ってくれる人が増えるのは嬉しい。 ただ,独学での法律の勉強は,険しい道である。 ささやかながら,勉強に関するアドバイスをしたい。 どの法律を学ぶか日本には,現在有効なものだけでも,約1万の法令がある。 初めて法律に興味を持った人は,その中でどの法令から学ぶべきか。 答えは,「上三法(うえさんぽう)」だ。 「六法」という言葉を聞いたことはあると思う。 六法全書の「六法」だ。 「六法」とは,憲法・民法・刑法・商法(会社法)・刑事訴訟法・民事訴訟法を指す。 これらが基礎的な法律である。 また,この六法のうち,憲法・民法・刑法は,まとめて上三法(うえさんぽう)と呼ばれる。 初学者は,この上三法のどれかから勉強するのがとっつきやすいと思う。 では,憲法・民法・刑法のうち,どれから勉強すればよいか。 それは,各自の興味や相性によって選べばよい。 参考までに,それぞ

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