NECはメタップスホールディングス(HD)と、ガバメントクラウド費用の最適化に向けて業務提携した。具体的にはNECが自治体向けに提供するガバメントクラウド運用管理補助サービスに、メタップスHDが提供する米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)のコスト管理ツール「srest(スレスト)」を組み込む。2025年11月27日に両社が発表した。 政府は全国の自治体に対し、原則2025年度末までに計20の基幹業務システムを標準準拠システムに一斉に移行し、ガバメントクラウドに切り替える努力義務を課している。このガバメントクラウドにおいてAWSのシェアは最も高い。 NECは自治体に対してアプリケーションを開発・提供するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)という立ち位置だ。こうしたアプリケーションのガバメントクラウドへの移行先として、同社はAWSを選定し