誌面を“まる読み”できます! ※公開中の誌面内容はNo.185(2017年8月24日)発売当時のものになります インプレッションの誌面を開く エンデューロ界で最強のオフロードマシンの名前をほしいままにしているオーストリアのメーカーKTM。その主戦力である250ccの2ストモデルが今年からフューエルインジェクション化。バルブがなく、オイルも混合される2ストでそんなことができるのか? その真偽を確かめてみた! 文:谷田貝洋暁/写真:宮崎大吾・稲垣正倫 不可能とされていた2ストロークエンジンのFI化をたった3kgの重量増で実現 初の2ストロークFIを搭載 2ストロークモデルの250/300EXC TPIに搭載されたのは、2ストオフロードモデルとしては世界初の燃料噴射システム(Transfer Port Injection:TPI)。第一の利点は環境に左右されにくいこと。各種センサーによって最適な