「海酒」という小説をご存知ですか? ショートショート作家 田丸雅智さんの代表作で、 2016年には短編映画化もされた作品です。 「海酒」は、この短編集に収録されています ある日、 何気なく入ったバー。 メニューは、たったひとつだけ。 「梅酒」・・・ ところが「うめしゅ(梅酒)」だと思っていたそれは、 実は「うみしゅ(海酒)」だったのです! 「海酒」とは、海の記憶を閉じこめて作ったお酒のこと。 飲んだ人は、その海が見え、波音が聞こえ、潮の匂いがし その周りの状況までも五感で味わうことができるのです。 主人公の「おれ」は、大切な思い出の詰まった地元、三津の海をオーダーします。 さて、「おれ」はどんな風景を見たのでしょうか? そして「おれ」が思い出したこと、迎えた結末とは・・・? 海を閉じこめたお酒が飲めるバー・・・行ってみたい!! あなたなら、どこの海の「海酒」を注文しますか? もう一度、しみ