「21世紀アメリカの喜劇人」が刊行されてから1年が経った。その間にテレビ界に大きな人事異動があったので第2章と第3章の追記代わりにメモしておく。 デイヴィッド・レターマン 「笑っていいとも!」と同じ1982年にスタートした前身番組『レイト・ナイト・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』を含めると32年間平日の深夜帯番組の司会を続けてきた生ける伝説が、2014年4月、CBSの夜の帯番組『レイト・ショウ』を来年に降板すると宣言した。全米では早くも”レターマン・ロス”を心配する声が。 スティーヴン・コルベア 『レイト・ショウ』の後任司会に抜擢されたのはこの人。1964年ワシントンD.C.生まれ。ノースウェスタン大学卒業後、ImprovOlympicやセカンド・シティを経て『ザ・デイリー・ショー』でブレイク。2005年からスタートしたコメディ・セントラルの『ザ・コルベア・レポー』でアホな保守派の論客を