はじめに こんにちは、ダイニーの ogino です。TypeScript のコンパイラは今までTypeScript で実装(セルフホスト)されていました。 それがTypeScript 7.0 から、Go による実装に移植され、10 倍高速になります。本記事は、移植に関して筆者が疑問に感じた点を、GitHub discussion やTypeScript lead architect のインタビュー動画などから調べてまとめたものです。 移行の背景 今回Go に移植される背景は、大規模なTypeScript コードベースをコンパイルする際のスピードの遅さにあります。 例えばVSCode のコードベース (150 万行) に対して tsc を実行すると、約 80 秒もかかります。TypeScript のコンパイルは大きく以下の段階に分けられ、その内の check が特に複雑で重

主要なJavaScriptランタイムであるNode.jsの作者であり、現在もDenoの開発を進めているライアン・ダール氏は、JavaScriptの商標を所有しているオラクルに対して商標を手放すように要請する公開書簡「Oracle,it’s time to freeJavaScript.」を公開しました。 オラクルへの要請は今回で2回目 同氏がオラクルにJavaScriptの商標を手放すように要請する試みは2回目です。1回目は2022年9月に行われています。 参考:Denoのライアン・ダール氏「親愛なるオラクル殿、どうかJavaScriptの商標を手放して」と呼びかけJavaScriptはNetscapeがWebブラウザ用に開発したプログラミング言語であることはよく知られていますが、その名称はサン・マイクロシステムズが登録商標として所有し、同社がオラクルに買収されたことで現在はオラクル

HTMLHTMLの仕様策定には複雑な歴史があります。詳細は他の解説記事に譲りますが、簡単に述べるとW3CとWHATWGのダブルスタンダード状態が長い間続いていました。2022年現在はWHATWGによってLiving Standardとしてまとめられた仕様が実質的な標準となっています。Living Standardという名前が示す通り、バージョンはなくエディターによって随時更新されています。CSSCSSの仕様はW3Cが策定しています。現在は、CSSとして1つの標準仕様があるわけではなく、数多くのモジュールに分かれて標準仕様の策定が進められています。草案、勧告候補などを経て勧告に至るプロセスと、Levelという概念で整理されたバージョン管理が特徴です。年に1度、SnapShotとしてその時点での標準化の概況が公開されています。JavaScriptJavaScriptは主にWebブラウ

「Web系の最新情報を知りたいけど、日々業務が忙しくて追いかけられない」という方のために、1ヶ月のWeb系ニュースの中で「これだけは押さえておきたい」というものを1つの記事にまとめています。 この写真は、私が12月に撮影したものです。11月25日に発売された FUJIFILM X-T5 というカメラに、オールドレンズ風MFレンズの 7Artisans 35mm F1.2 (v1) を使用して撮影しました。 デザイン・Figma・UI デザイナーがFigmaを始めたい時に読む記事|えび🍤|note 今年は非常にFigmaが伸びて、Adobeに買収されるといったこともありました。 えびさんは最近Figmaの情報をTwitter等で発信されており、この記事では初心者向けに情報をまとめています。UIから「白」が消える日|ritar|note デザイン素人に贈る、UIディレクション10個のポイン

こんにちは。虎の穴ラボの古賀です。 9 月の連休で社内の技術書購入を支援する制度を利用して購入した『流麗(ELOQUENT)なJavaScript 第 3 版 現代のプログラミング入門』を読みました。 流麗なJavaScriptの書影 良い本でしたので、本書の前半部分の概要とその中で良かったところや気になったところをご紹介します。 どんな本か 基本情報 オススメする読者層 著者、訳者について 構成について Chapter1〜3:プログラムの基礎的なところから、制御フロー、関数など Chapter1 Chapter2 Chapter3 Chapter4 Chapter5 Chapter6 Chapter7 Chapter8 Chapter10 Chapter11〜22:未読 良かったところ サンプルコードの実行環境や練習問題がある 初心者がつまづきがちなところについて説明がある 気になった

カードの高さが常に一定であれば、CSS GridやFlexboxで簡単に実装できます。しかし、ユーザーが作成したデータを使った動的コンテンツでは高さが同じになることはほとんどありません。 カードの高さがそれぞれ異なる動的グリッドを簡単に実装できる超軽量JavaScriptライブラリを紹介します。 動的コンテンツはもちろん、静的コンテンツにも対応しています。 Magic Grid Magic Grid -GitHub Magic Gridの特徴 Magic Gridのデモ Magic Gridの使い方 Magic Gridの特徴 Magic Gridは、高さが異なるアイテムでもグリッドに揃えてレイアウトすることができます。高さを調整するために、下部に異なるスペースは必要ありません。 高さが揃っていたり、たくさんの行にそれぞれが何行にまたがっているか定義できる場合はCSS GridやFlexb

← 「実行」すると,ここに絵が出ます. ← 右クリックで「名前をつけて画像を保存」とかすると,生成した画像が保存できます.多分. 実行! サンプル集 プログラムをコピー&ペーストして,どんな図形が表示されるか調べてみよう. 例1:四角 background(0, 0, 0); for(i = 0; i < 25; i = i + 1) { for (j = 0; j < 25; j = j + 1) { // 二重ループ fill(random(255), random(255), random(255)); // 色をランダムに rect(i*10, j*10, 10, 10); } } 例2:円 background(0, 0, 0); // 背景色を黒に for(i = 0; i < 25; i = i + 1) { fill(random(255), random(255), ra
アニメーションは、もはやホームページを作る上で必須の要素と言えます。 単調な動きをする静的なページは、ユーザーの興味がなくなった瞬間に離脱率が劇的に高まります。 一方、少しでもアニメーションを取り入れるだけで、親しみや好感を持つことができるので、ユーザーのホームページに対するエンゲージメントが高まりやすいと言われています。 今回は、眼球を捉えるようなユニークな動きをするアニメーションを簡単に実装することができるCSSやJavaScriptのライブラリをご紹介します。 10年前にはAdobe Flashを使わないと表現できなかったリッチな動きをするアニメーションも、短いコードで実装することが可能です。 ぜひ使いやすいライブラリを見つけてみてください。 ホームページにアニメーションを実装するライブラリ&プラグイン12選 1. Animate.css https://daneden.github

手軽に実装!Webサイトにアニメーションを加えられるCSS&JavaScriptライブラリー人間の目は動きを感知すると反射的に目が動き、意識をそちらに向けるそうです。そのため、アニメーションは要素をほんの少し動かすだけで注目を集められるという強い力を持っています。今回はそんなアニメーションを手軽に実装できるCSSやJavaScriptのライブラリーをいくつか紹介します。 アニメーションを使う時に気をつけたい事アニメーションを使えば、前後の画面に繋がりを持たせたり、ユーザーに次の動きを予測させ、安心感を与えることができます。よく使われるものが、ふんわりと画面や要素を移り変えるフェードという効果です。目の前の物が一瞬で消え、パッと新しい物が現れる…なんて、現実世界ではありえませんよね。もちろん、単純に見ていて楽しい、かっこいい、なんていう刺激を与えられます。 しかし、ユーザーの注意をひこうとす
ポップアップメニューの禁止 ブラウザー上で右クリックするとコンテキストメニュー(ポップアップメニュー)が開く。 ここに「コピー」や「切り取り」といったメニューがあるので、コンテキストメニュー自体を禁止すればコピーすることは出来なくなる。 <body onContextmenu="return false"> <h1>onContextMenu</h1> <p>右クリックでコンテキストメニュー(ポップアップ)が出なくなる。</p> </body> ただしその他の便利なメニューも使えなくなってしまうので、コピーを禁止したいのであれば、コンテキストメニューを禁止するのではなく、コピー自体を禁止する方がいい。 コピー&カットの禁止 onCopy・onCutでfalseを返すことにより、メニューバーからの「コピー」「切り取り(カット)」やそのキー入力(Ctrl+CやCtrl+X) でのコピー&カット
毎年恒例のjQueryのプラグインとスクリプトの総まとめを紹介します。「100選」の名称は恒例なので、実際は100以上あります。 今年目立ったのは、ランディングページなどの縦長ページ系、スクロールエフェクト系・CSSやSVGのアニメーションでしょうか。あとレスポンシブ周りも単にサイズ変化に対応させるだけでなく、ユーザビリティを向上させるものが充実していました。 背景関連SVG関連 縦長ページ関連 スクロール連動・パララックス関連 その他スクロール操作・補助関連 レスポンシブ関連 ナビゲーション関連 レイアウト関連 コンテンツ生成関連 コンテンツ紹介・ツアー関連 ソーシャル関連 スライダー・カルーセル関連 画像拡大・配置・キャプション関連 アニメーション関連 エフェクト関連 テキスト関連 タブ・アコーディオン関連 テーブル・リスト・チャート関連 フォーム関連 パネル・ボックス関連 モーダル

サイトのコンテンツをリッチに見せるだけでなく、省スペースで数多くのコンテンツを効率的・効果的に表示できるスライダー。 今回は無料で利用できるバリエーション豊富なスライダー用jQueryプラグインをご紹介します。 画像のスライダーから、レスポンシブ対応、フルスクリーン対応のほか、目を引くアニメーションによる画像の切り替えやコンテンツそのもののスライダーなど、多くのプラグインを集めてみました。 今後のコンテンツ制作にお役立ていただければ幸いです。 Swiper レスポンシブ対応で、スマホなどのタッチデバイスでのフリッカブル(スワイプ)にも対応したコンテンツスライダー。 オートプレイのほか、縦スライドや3Dエフェクト、ネスト構造(コンテンツにさらにスライダーを設置できる)対応と、幅広い表現が可能な、使い勝手のよいスライダーです。 設置も簡単、スワイプの反応もよい。本当にオススメのスライダーです

はじめにgoogleサイト上で色々見た目をリッチ化したい、というミッションがあり、結構大変だったので 主に未来の自分に向けてメモを残しておきます。 全コードgithub GASのHTMLServiceを使っても色々できるようですが、Google Caja内での動作につき色々制限有。 あと、HTMLボックスでも行ける感じだったので試してみましたが、jQueryのバージョンが 特定以外だとダメだったり、やはりこちらも色々制限があります。 また、今回はどうしても従来のgoogle site内のコンテンツを拡張するというミッションだったため、 既存のgoogleサイト内にガジェットを配置する方法でjavascriptを走らせました。 できれば新しめの方法でいきたかったのですが、 時間が無い中で安全策を採択しました。 もっと簡単で良い方法があるはずです、だれか教えて下さい。 既存の方法おさらい

【スタイル】は東京都渋谷区でホームページ制作を行うウェブ制作会社です。ウェブサイト制作、SEO対策、ウェブマーケティングなどを承っています。良質テンプレートでの格安ホームページ制作プランもあります。
個人的な話ですが、ほんのちょっと前までは Adobe FlashBuilder や eclipse といった IDE(統合開発環境)を使って開発の全てを行なっていました。というのもデスクトップ上が沢山のウィンドウで埋め尽くされるというのがどうにも苦手で、単一のアプリケーションで完結できるというというのを最重要視していた節があります。(※そういえば Adobe Dreamweaver も一時期使ってたっけなぁ…) 半年ほど前に SublimeText に出会ったことで、コーディングはテキストエディタで行いつつ、リポジトリ環境へのコミットは専用ツールやコマンドラインツール等を用いるなど、複数のツールを組み合わせて開発するというスタイルに少しずつ移行していっている最中です。 そんな訳で SublimeText で全く不自由していない今日この頃ですが、タダより安いものはないということで、Ad
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く