いまやプログラミングは、チャットGPT(自動生成AI)にリクエストすれば、ソースコードが打ち出される時代に・・・。 文科省が義務教育に導入している「プログラミング教育」は大半が完全に時代遅れになる可能性も・・・。 新年度に入って本連載の出稿頻度が下がっています。 理由は5月20日から東京都美術館で開催される「芸術と科学の新しい挨拶」展と、オープニングの演奏会の準備で、ほとんどすべての時間を取られているからで、今回はまずそのご紹介から始めたいと思います。 タレントを「ミュージシャン」と称して売り出すビジネスと無関係に、私自身一職人で仕事しているため、時間が足りなくなっています。 ご紹介するこの展覧会は、日本で初めて、興味本位ではなく真面目に遊ぶと大学入試レベルの学力増強に直結する「アート&サイエンス」新潮流のエギジビションとして開催するものです。 特に学齢のお子さんをお持ちの親御さんには、ご
「紙」に印刷すると間違いに気づく理由(リコー経済社会研究所)「反射光」と「透過光」の性質の違い。反射光で文字を読む際には、人間の脳は「分析モード」に切り替わる。画面から発せられる透過光を見る際、脳は「パターン認識モード」になるhttps://t.co/Bmfx0Tcr5q— 500drachmas (@500drachmas) 2020年9月15日 これは先月拡散されていた「リコー経済社会研究所」による記事だが、大事なことを先に言うならこの内容に科学的な根拠は何もない。 記事の中身をしっかり読めば、前世紀に行われた研究(つまりCRTディスプレイが液晶へ移行せず、Retinaディスプレイの端末も当然登場していない時代のもの)に対して最新研究のアップデートをしていないし、そもそも「脳科学者」の研究ではないことも分かるはずだ。 話題になっているこれ、本文を読んでもマクルーハンがそう言っています以
業務でなくてはならないツールExcel。Excelのマクロを使って自動化することもできるが、Pythonを使うとより幅広いライブラリと併用できて非常に便利だ。とは言え、PythonでExcelを自動操縦する場合、「openpyxl」を使う方法と「pywin32」を使う方法の二台手法がある。ここでは、そのメリット・デメリットを比較してみよう。Pythonの二大Excelライブラリを比較してみよう 「openpyxl」「pywin32」のどちらが良いのか?PythonでExcelを操作して、業務の自動化をする場合、「openpyxl」を使う方法と「pywin32」を使う方法の二大手法がある。どちらにもメリットがある。 まず、どちらのライブラリを使う場合も、基本的なExcelのシートの内容を読み書きすることができる。しかも、双方ともオープンソースであり無料のライブラリだ。しかし、決定的に異な
広がる一方の新型コロナウイルス。 今年の日本経済はきびしくなると思っていましたが、まさかウイルス騒動でここまで相場が下がるとは。ウイルスで亡くなる方より、経済的苦境で自ら死を選ぶ人のほうが多くなるのでは。 日本語学校で教えた台湾人の学生からメールが来ました。今は社会人となって、台北で働いています。 「先生、マスクがなくて困っていますか。台湾から送ってあげたいのですが、禁止されています」とのこと。台湾では新型コロナへの対応で蔡英文総統の支持率が急上昇。マスクの買い占めや転売を防ぐため記名性でマスクを販売し、IDカードのナンバーの末尾が偶数か奇数かで買える日を決めているので混乱も行列もないそうです。 38歳のIT担当大臣、オードリー・タン(唐鳳)氏はエンジニアを取りまとめ、マスク在庫マップを作り上げました。天才プログラマーにしてトランスジェンダーという異色の経歴の持ち主です。 入閣にあたっ
グッドフクサニティ賞 @fukusanity 修士の頃、授業の課題でC言語書いてる時にどうしても謎のエラーが出て困っていた。それを見たSE経験(金融系)がある社会人大学院生の同期の女性が「ここにスペースを入れてみて」「もっと沢山、もっともっと」と言い出して、スペースを11個ほどコードに挟み込んだらエラーが消えた。怖かった 2020-02-21 00:45:53 グッドフクサニティ賞 @fukusanity 驚いて「なんでこんなことになるんですか」「ていうかなんでわかったんですか」と聞いたけど「まあなんとなく」「勘」などと言ってはぐらかされた。「目で見てメモリダンプがわかる」みたいな話を聞くと彼女のことを思い出す。言語化できない知見で計算機の息遣いを察する能力は側から見ると霊感に近い 2020-02-21 00:45:54 グッドフクサニティ賞 @fukusanity 彼女は当時参加してた研
おそらく先がない5つのプログラミング言語、といういろいろと怒りをかいそうな記事だが、どうせワタシが愛する C 言語なんかがまたやり玉に挙がってるんだろうと見たら、一番最初にRuby が挙がっている…… この記事は TIOBE や RedMonk のプログラミング言語ランキングに Dice 独自の求人票情報を加味してるようだが、Ruby は落ち目という認識らしい。うーむ。 それ以外には Haskell、Objective-C、R、そしてPerl が挙げられていて、この手の記事の定番といえるPerl、Swift 誕生後やはり定番である Objective-C はそうですかという感じだが、ビッグデータの時代に人気を高めた R 言語ですら、Python に追いやられつつあるというのはそうなんでしょうね。 それにしてもRuby が先がないという意見には異論が出るだろう。ネタ元は Slashd
はじめに:「初心者は何をアウトプットすればいいの?」問題について 以前から何度か書いているのですが、Ruby初心者の方で「Rubyの勉強を始めました!アウトプットがんばります!」と言いつつ、実際はアウトプットしているのは、ほとんど書籍や他のサイトに書かれている内容を右から左へ丸写ししただけ、という方をよく見かけます。 その話題については、以下の記事で詳しくまとめているので、興味がある方はこちらをご覧ください。blog.jnito.com qiita.com まあ、それはそれでさておき、「じゃあ、どうしたらいいの!?何をアウトプットすればあんたは満足するのさ!?」と思われる方も中にはおられるでしょう。 もちろん、その質問に対する回答についてはいろんなアプローチが考えられるのですが、今回は僕からひとつ、「アウトプット迷子」になっているプログラミング初心者さんに向けて、こんな提案をしてみたいと
プログラマじゃないけどプログラミング完全に理解した()おばさんが理解してる基礎知識書くよ。 (追記 この文章はプログラミングの勉強をしたいけどその周辺にある基礎知識になかなか触れる機会がない人向けに書きました。これらの基礎知識があると、困ったときに調べ方すら分からないという状況は回避しやすくなるはず) まずLinuxやUnix系OSの使い方。 ターミナル、いわゆる黒い窓からCUI(コマンドユーザーインターフェース)でコンピュータを使う方法を覚えよう。これは大学のコンピュータリテラシーで習った。MacOSXで復習すると捗った。(追記 すごく間が抜けてたけどMacOSXはUnix系OSです) まずはファイル操作。Macでターミナルを使って、cd Desktopって打ってからecho ohayou >aisatsu.txtって打ってみて、cataisatsu.txtってやる。そうすると何が表
日経xTECHの元記事を読んでもCOBOLの特徴があんまり伝わってこない感じだし、かといってそれをディスってもしょうがないので、書いてみた。 https://anond.hatelabo.jp/20190205192741COBOLは本質的にはDSLなんだけど、一見汎用プログラミング言語に見えてしまってRubyやPythonなんかと比較するのが誤解のもとではあると思う。今の人でも知ってそうなCOBOLに似ている言語はたぶんSQLで、データを処理するための専用言語。ただ、SQLは頑張ればすごく複雑なこともできるパワフルな言語で、だからこそ現代でも生き延びているわけだけど、COBOLはわりとシンプルなデータ処理を想定している感じ。SQLだけでアプリケーションを作れないのは触ったことある人なら誰でもわかると思う。普通はJavaやRubyで全体の流れを記述してデータベース入出力をSQLで書く。
Rubyコミッター・Yuguiに学ぶ、コードに書くべき「適切なコメント」と「適切な場所」Rubyコミッター・園田裕貴(Yugui)さんが、長年の経験で体得したソースコードに書くべき「コメントの技法」を教えてくれました。 プログラミングにおいて、どんな初心者でも書けるけれど、適切に書くのは上級者でないと難しいもの。それがコメント(=ソースコードに書かれている注釈やメモ)です。 不適切なコメントをつけても、プログラムの動作には影響しません。しかし、書き方の巧拙によって、コードの可読性や理解のしやすさには雲泥の差が出ます。良質なコメントが良質なコードをつくるのです。 今回はRubyコミッターでありgrpc-gatewayの開発者でもあるSupership株式会社の園田裕貴(Yugui)さんに、優れたエンジニアがどんな観点を持ち、どんなコメントを書いているのかを聞きました。 園田 裕貴(そのだ・
関連:Pythonでスペクトルのフィッティング - 最終防衛ライン3 プログラミングの経験はほとんどないのですが、最近Pythonの勉強を始めました。自分のやりたいことがそれなりにできるようになりつつあります。いろいろな本を購入したり、図書館で借りたりして勉強したので、折角なのでそれらをまとめておきます。 プログラミング未経験者ではないものの、興味のある人がぴったりのまとめだと思います。 私の目標は、業務で扱う大量のデータ処理の自動化が主で、機械学習にもつなげられたらと考えています。特に科学技術計算を自動化したい。たとえば、大量のデータを同一フォーマットのグラフとして出力するなどですが、この目標は既に達成できました。 1. 私のプログラム歴 2. 一ヶ月勉強して、できるようになったこと 3. 非プログラマー向けの入門書Pythonスタートブック 実践力を身につけるPythonの教科書
2が現れる素数という面白い素数が紹介されていた。 2が現れる素数 - INTEGERS 昔せっかく高速素数判定器を作ったので、どうせならNが現れる素数を見つけてやろう!と思い立った。 プログラム (※プログラムはpython(2.7.12)で動作します) ルールとしては ①四隅のみの数字を変える(もちろん先頭は1以上の数字) ②四隅の数字はN以外の数字にする としています。 なので、それぞれ5832(8*9*9*9)個の数字の中から素数を探すことになります。 高速素数判定のプログラム(再掲) primechecker.pyという名前で保存 import random import numpy as np class PrimeChecker: def __init__(self, list_limit = pow(10,3)): if list_limit < 5: list_limit
最近golangでCLIツールを作っていたのだけど、Linuxのお作法とかいまいち分かっていなかった。そこでそのあたりのことが学べそうな「ふつうのLinuxプログラミング」を読んだ。 ふつうのLinuxプログラミング 第2版Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道 作者:青木 峰郎SBクリエイティブAmazon この本はLinuxにおいてC言語でプログラミングする方法を、Linuxでの重要な概念も含めて教えてくれる本。この本を読めばとりあえずC言語を使ってLinux用のプログラムを書き始めることが出来るようになりそうだった。 それでC言語を使わない場合でも役に立つの?ということだけど、非常に役立ちそうで面白かった。なぜなら、単なるプログラミングの方法を教えてくれるだけではなくて、Linuxの重要な考え方をファイルシステム・プロセス・ストリームという概念にまとめて教えてくれ
最近プログラミング推しの記事をちらほら見かけます。 例えばこれ。 オンラインで学べるプログラミングスクールの大手5社を徹底比較。社会人は独学で消耗するな! - TraveLife 自分で体験されて紹介している記事も。 検討中のあなたへTechAcademy(テックアカデミー)を受講した感想・評判口コミレビュー - いつまでもアフタースクール プログラミングスクールをよく研究されて、質の高い記事だと思います。 かくゆう自分も、過去にプログラミングのススメ記事を書いたことがありました。 www.costcogogo.com その後月1,000円のオンラインスクール ・prograte ・ドットインストール に登録してプログラミングをある程度勉強しましたが、途中で挫折しました。 決定的はイケダハヤト先生。コンスタントにプログラミング推しの記事をあげています。 先生はスポンサーがついているので、実
何年か前から半年に1冊のペースで専門書を読もうとしている。専門書と言っても、大学1~2年くらいの難易度だが。 今読んでいるのは『ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』である。気づいたことをエントリーにしているのだが、気づいたら前回の記事から3ヶ月も経ってしまっていた。 watto.hatenablog.com 3章でニューラルネットワークというのを導入する。早い話が行列演算である。その他いくつかの準備をすると、次はいきなり「MNISTデータセット」という手書き数字のテストデータを認識させる。 ここが、とてもわかりにくかった。プログラム言語Python で書かれたコードがGitHub からダウンロードでき、演算中のデータが好きなところでダンプできるので、テキストには載っていないテストルーチンを追加して随所でデータをダンプしたりしながら、
ネット上ではSIer批判=技術のことをわかっておらずプログラムも書けずPMも出来ない非効率でダメダメな上流工程と、 人月単位での労働力提供という業界の慣習に縛られ、持ち前の優秀な技術力・知識を生かせず非効率な作業を強いられているかわいそうな下請け開発者、という構図が確立されているように思います。 自分が関わるまでは、まあそうなんだろうなと思っていましたが、しかし実際にそういう立場のひとと関わりをもつにつれて、どうもそうではないのではないかと思うようになりました。このあたりの実情を書いていこうと思います。 なお、先に言っておきますが本記事で書くことは、上流工程がどうのとか、業界の多重請け負い構造がどうのとか、給料が安くてとか労働条件が過酷でとか、そういう話とは全く関係がなく、純粋にプログラミングのスキルの話だけです。 対象はおもに詳細設計、実装UTだと思ってもらえれば。外部仕様が決まった状態
今日の風景 こういう記事を書いてドヤ顔をするような人間は、大抵本人が思っているより能力にたけているわけでは無いという法則が、どこかの民族の諺としてあるとかないとか。 はじめに 石田祐希というブロガーの方が、起業をしたのはいいけれども、プログラミングがわからなくて、書籍が欲しいというエントリを書いている。 この一件に関しては、自分は特に言うこともなく(自分もレールから外れたが、文才の無い自分がその経路を書いても凡庸になるだけだと思って書いていない)、ただ傍観していただけだが、プログラミングのことだったら、自分の知識が無くても教えられることがあるだろう、とは思ったので、彼自身がこれを参考にするかどうかは兎も角として、せっかくなので書いてみようと思う。 ちなみに、記事の性質上、Web系に偏っていることをお断りしておく。 読みたい記事 まず最初に、プログラミングとは何だろうということを考えたときに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く