2009年、初めて一眼レフのカメラを買い、路上の人を撮影しはじめた。どうすれば、知らない人達をちゃんと撮影できるかを考えた。毎日仕事が終わると街に出ては、気になった人に声をかけ、写真を撮らせてもらった。 人をしっかりと撮れるカメラマンになるため、先輩たちに教えを乞い、路上で色んな事を学んだ。 真正面から被写体に向きあって撮る事が好きだったし、良いカメラマンってのは、そういうものだと思った。 そして、カメラは良い出会いも作ってくれた。 俳優の小林すすむさん夫妻に出会ったのは写真仲間とカフェにいた時だった。芸能人だとは知らず、雰囲気の良い夫婦だったので写真を撮らせてもらった。その時の写真や撮影の時に過ごした時間をすごく気にいってくれて、後日、写真の仕事をくれた。 それは俺にとって初めての写真の仕事だった。 2010年5月からは、友達の桑原誠司さんが急性リンパ性白血病で入院してから亡くなるまでの
「日曜の夜中までに5万ダウンロードを達成」を目標に期間限定で無料リリースをしたOilCanvas、ダウンロード数も順調に伸び、3日半で3万ダウンロードを達成したところだ(正確には30,454)。あと二日で2万稼がなければならないのでぎりぎりの所だが、週末を利用して面白そうなアプリを探すiPhone/iPod touchユーザーが増えてくれれば十分に達成可能な数字だ。 先日のエントリーにも書いたように、この手のマーケティング活動をするときは、「難しいけどぎりぎり達成可能」な目標を設定することが大切。簡単に達成できてしまう目標では役に立たないし、かといって実現不可能な目標を設定しても意味がない。 その意味では、今回の「5万ダウンロード」という目標は適切だったとも言えるのだが、若干失敗したと思うのは、国ごとの目標設定をしなかったこと。今のところ日本でのダウンロードが7割を占めているが、世界のiP
PhotoShareの写真のFeedに関しては、少し前に実装が完了していたのだが、「サンプルをきちんと整えてから」などと考えているといつまでたっても発表できないので、とりあえずFeedのURLのみ発表してしまうことにした。 PhotoShareの場合、ユーザーごとにユニークなIDが当てはめられている。iPhone上のPhotoShareからメアドを登録後に通常のブラウザーからログインして、"My Photo"を開いた時にURLバーに表示されるURLの最後の部分がそれだ。例えば私の場合、それが"http://www.bcphotoshare.com/photos/67"なので、"67"がユーザーIDとなる。
「6年勤めたNTTを退職しました」という記事が、注目を浴びているようですが、この筆者がNTT を辞めた理由が、私が32年前(1986年)にNTT を辞めた理由とあまり変わらないのに、少々驚きました。 私がNTT を辞めた件に関しては、これまで色々なところで話しては来たのですが、まとまって文章にしたことがなかったので、これを機会に書くことにしました。普段ならメルマガ(週刊 Life is beautiful)の読者限定で書くところですが、今回だけは、出来るだけ多くの人に読んで欲しいので、ブログ記事として公開します。 当時、NTTは電電公社から民営化したばかりで、1985年に入社した私は、NTTとしては第1期生でした。大学は、早稲田の理工学部電子通信学科で、修士課程まで行きました(当時は、情報学科はまだ独立しておらず、電子通信学科がソフトウェアとハードウェアの両方をカバーしていました)。
昨日のエントリーでも書いた通り、今年の一番の目標は、PhotoShareを単にダウンロードするだけでなく、ちゃんとアクティブ・ユーザーとして使いこなして楽しんでくれるユーザーの数を増やすこと。 ケータイで写真を撮ったりネットにアクセスしたりすることに慣れている日本のユーザーにはすんなりと受け入れていただけたPhotoShareだが、そこまで常時接続ライフスタイルに浸っていない北米のユーザーに広く受け入れてもらうには、まずは「常につながった状態でビジュアルにコミュニケーションすることの楽しさ」を理解してもらわねば、と作ったのがこのビデオ。 新年あけましておめでとうございます。 自分がしばらく使った感想と、ビデオを見て1点だけ気になっていることが。 全体的にphotoshareのシナリオ・機能は、友達同士が既にPhotoshareをインストールしていることが前提になっているように感じられます。
Photo by the_amanda PhotoShareをRailsから、EventMachineベースの自作フレームワークに全面書き換えをしているのですが、大体作り終わりベンチマークを取っていると、概ね1msで処理しているのに、時々、数百ms掛かることがありました。 初めはGCとか疑ったんですが、GC.disable実行しても状況変わらず。絞り込みをしていると、どうもEventMachineで詰まって居るっぽい。 EC2上で動かしていたので、手元のマシンで試したり、LinuxじゃなくてFreeBSDで試しても同じように詰まる。同じEventMachineを使っているThinを使って、ベンチマーク取ってみても、100回に1回ぐらい、やたらレスポンスが遅い時間があるのを確認できました。 ApacheBenchやhttperfは、平均値は取れるけど、個別のレスポンスタイムを出力する方法が見
University WashingtonでのMBAの授業も既に二年目に入った。4月に二つ目のベンチャービジネスを始めたばかりの私としては、授業で聞いたことをすぐに実践できるのでとても良い勉強になる。「MBAは何年か実務を経験してからこそ受ける価値がある」という話は良く聞くが、自分でビジネスをしながら受けるMBAの授業は格別である。 今回ためしたのは、マーケティングの教授が口をすっぱくして繰り返す "S・M・A・R・T" な目標設定。いかなるマーケティング活動をする場合においても、まずはその目標設定をしっかりすることが大切で、その際に大切なことは、 Specific: 目標は具体的でなければならない Measurable: 目標が達成できたかを計ることができなければならない Atteinable: 目標は(たとえ難しくとも)十分に達成可能でなければならない Relevant: 目標はそのビ
今週は火曜日からノルウェーのオスロに飛んで、ワイアレス関係の会議でプレゼン。ようやく話の流れも決まって来たので、頭を整理する意味でも、ここにプレゼン資料を貼付けてみる。 最初の二枚は基本的に自己紹介。まずは、2000年に起業したUIEvolutionのビジネスを簡単に説明して、私とワイアレス業界の関わりを理解してもらう。 スライド3と4は、私の得意な「技術革新」と「人々のライフスタイル」のギャップの話。技術は日進月歩で進んでも、人々のライフスタイルの変化はすぐには訪れない。ライフスタイルの変革には必ずキーとなる役割を果たす製品やサービスが必要で、そこにこそ開発者としての面白みがあるしビジネスチャンスがある、という話。 5枚目のスライドが、今回のプレゼンの主要なテーマでもある、この「人々のライフスタイル革新」プロセスにおけるiPhoneの役割。携帯用のJavaやブラウザは一部の人々のライフス
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