先日、このような記事が発表されていました。小説家になろうが、なぜ女性向けで埋め尽くされ、男性が激減したのか? そして、なぜそれが3年前に予測できたのか|風倉@こぴーらいたー作家note.comランキングが女性向けで埋め尽くされる現象が発生し、カクヨムなどに移住した現象が起こったのはこの記事では最近であるかのように書かれていますが、2020年のゴールデンウィークから発生した事象です。 そう、感染症対策で外出自粛になっていたあの時期です。拙作のなろうランキングビューワでこの頃のランキングが見れます。 この頃、外出自粛により小説家になろうに限らず様々なWebメディアのPV数が急激に伸び、YouTubeなど他のメディアも躍進しましたが、その流れを小説家になろうもうけてユーザーの比率が大きく変わったのがこの頃と言えます。 この頃からじわじわとカクヨムにユーザーが移行し始めていました。 この時期
なろうが今ヤバくなってる現状について、3年前ぐらいに「3年後ぐらいにヤバくなりそう」って予言した気がするんだけど、どうだっけって思って自分で掘ってみたらあった 結構すごない?(自画自賛) pic.twitter.com/4hBGRZyzmE — 風倉@こぴーらいたー作家 (@kazakura_22) November 3, 2024 そこらへん前後でも、やっぱりなろうの今後を憂いてました。やったことやばすぎるもん。 ただ、この頃の反応はまだ「ほんまですか?」みたいなのが多かったように思う。なろうが衰退するなんて、全然まだ想像の外みたいな この頃はカクヨムもまだ弱かったですしね pic.twitter.com/8ptbamVnc1 — 風倉@こぴーらいたー作家 (@kazakura_22) November 3, 2024 当時「女性向けに見えても、男性も読んでポイントいれてる作品もあるから

ランキングの推移から読み解く、作風面でのなろう史学概説。 4年くらい前に書いたやつのブラッシュアップ的なもの。 召喚 / 迷い込み / トリップ 小説家になろう=異世界モノの場、という構図がいつごろ形成されたか? と問うならば、その転機は2008年であった。 当時のなろうは評価ポイントのシステムを平均点方式から加点方式へ改定、これによって「より多くの支持を集めた作品」が明示され、皆がそれを読みに行く、という流れが生まれたわけである。本稿で扱う「なろうテンプレ」とは、人気作品が出現→作風面のフォロワー達が登場→流行を形成、という拡大再生産の構造であり、そのサイクルが回りだした。 そして2008年後半期の人気を不動のものとした作品が「異界の魔術士」であった。 この上位20作のうち、異世界モノは13作ほど。 なろう内の機能以上に、読者導線として「ネット小説ランキング」の影響が強く感じられる時代

選定基準 ・チートなし(あっても使用条件が厳しい) ・ハーレムなし ・追放ざまぁなし ・ステータスオープン!なし ・奴隷ケモミミ少女(買ったら超強い)なし ・強敵だらけ アルマーク ~北の剣、南の杖~https://ncode.syosetu.com/n9407fu/ 連載中 なろう版ハリー・ポッターと言われた剣と魔法のファンタジー 編集者の口出しとイラスト化による読者のイメージ固定を避ける為、ある程度ストーリーが進むまで書籍化・コミカライズを断り続けた作品。 特に「魔術祭編」はこれまでに読んだなろう作品の中ではトップクラス。 半年間も更新がないのは残念だが、アルマークとウエンディの過酷な運命の旅に同行してほしい。 狼は眠らないhttps://ncode.syosetu.com/n3930eh/ 完結済 「辺境の老騎士 バルド・ローエン」でおなじみの作者による作品。 骨太の世界観、武器や魔

2024.04.024月21日(日)に埼玉県・モラージュ菖蒲、6月29日(土)に山梨県・イオンモール甲府昭和にて観覧無料のスペシャルファミリーショー開催決定!

さて、エッセイと割烹を分析していていくつか気になった点があったので、また小説家になろうを簡単に分析してみました。 そしたら、ちょっとした事実が浮き上がってきたので、まとめて終末割烹で報告してみます。 以下は今回の目次です。お好きな項目をお読みください。小説家になろうの全体のお話 いつも通り、まずは小説家になろうの全体のお話ですね。 -小説家になろうの基本情報(2022年5月現在) - 生まれ:2004年4月 - ユーザー登録数:225万人 - 公開作品数:88万作品(非公開含めると95万) - 月間PV数:約26億PV 今回使ったデータ元 - ユーザー数 -> ユーザー検索 - 作品数 -> なろう小説API - PV ->similarweb -ランキング -> なろうランキングAPI 全体としてはこんな感じ。それでは推移を見ていきましょう。 それぞれのデータの推移 色々とありま
2016-2018年のウェブ小説書籍化④ 軌道に乗ったカクヨムと他出版社系投稿サイトとの違い、ウェブ小説に対する「語り」の変化|飯田一史 カクヨムと明暗を分けたピクシブ文芸、NOVEL DAYS、セルバンテス カクヨム以外にも2016年から2018年の間に出版社が投稿サイト運営に乗り出した例はあった。 たとえば幻冬舎とpixivが組んだ文芸小説投稿サイト「ピクシブ文芸」だ。これは2016年10月にスタートし、小説誌「小説幻冬」とのコラボレーションを行い、山形市で三浦しをんらを講師に小説講座を実施した。また、両社にテレビ朝日を加えて「ピクシブ文芸大賞」(2016年10月~2017年3月募集)を開催。pixivで行った小説コンテストの中でも史上最多の応募数となる3600以上の投稿を集め、大賞受賞作・小林大輝『Q&A』を書籍化、同作品はテレビ朝日系列にて2018年3月にTVドラマ化(ただし深夜帯

日本のコンテンツ業界を「なろう系」が席巻するにしたがって、中国や韓国のWeb小説事情も漏れ伝わってくるようになりました。それによれば、中国でも韓国でも、細かい差異はありつつ、似たような主人公最強もの、異世界転生もの、ゲーム転生もの、あるいは悪役令嬢ものが流行しているようです。ところが、それらについて互いにどう影響しているのか、というところが、なかなかはっきりしません。 「異世界転生は二十年前から定着していますよ」みたいな韓国人のインタビューがあったり、「日本のWeb小説は時代遅れだよ」という中国の翻訳ブログがあったり、もちろん日本でもWeb小説を語るときに「中国や韓国の影響があった」なんて話は聞かないわけで、じゃあいったいどこが最初でどこから影響を受けているんだ、もしかすると収斂進化のようにWeb小説では似たジャンルが流行するというだけなのか……などと悩んでいた次第です。 日本のラノベ、ネ
この記事は eeic (東京大学工学部電気電子・電子情報工学科)その2 Advent Calendar 2018 - Qiita の13日目の記事です。 1. なにをしたいの?本記事は、小説を書くことができない人間がなんとかして自力(?)で小説を生み出すために試行錯誤した記録です。 リカレントニューラルネットワークの一種である多層LSTMを用いて、「小説家になろう」に投稿された小説の「言語モデル」を学習し、学習したモデルをもとに実際に小説を自動生成します。 「御託はいいから生成された文章を見せろ」という人はこの記事の10章に飛ぶか、https://ncode.syosetu.com/n7444fc/ を見てください。 2. 「小説家になろう」とは https://syosetu.com/ 誰でも無料で小説を投稿、閲覧することができるWEBサイトです。 独自の文化を形成しており、主に異世界

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