人の住む地域へのクマの進撃が加速している。最前線である東北地方では、目撃は珍しくなくなり、人身被害が過去最悪のペースで生じている。人口減少や過疎化で荒廃した里山は、もはや人だけのものではない。このまま放置すれば、2050年には都市も占拠され、日本列島は「クマの惑星」となる。僕は秋田市内の里山で暮らすツキノワグマだ。人間は僕のことを「アーバンベア」と呼んでいる。昨年は好物のブナなどのドングリが大凶作だった。エサを探して山を下りると、人が住む地域まで来てしまった。それ以来、山に帰らず、里山に住み着いている。人の気配は少なく、危険もあまり感じない。

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今年33歳になるナイスネイチャの5回目のバースデードネーションを開催します。 今年は昨年の引退繁殖馬支援に、助成金の対象にならない繁殖馬のうち産駒が重賞を勝ったことのある馬まで支援対象を拡げて寄付を募ります。 よろしくお願いいたします。 みなさん、こんにちわ!ナイスネイチャです。 1988年4月16日に生まれ、今年33歳になった元競走馬で、毎年暮れに行われる「有馬記念」という大きなレースで1991年から3年連続3着という名記録(?) を残し、「ブロンズコレクター」と呼ばれていました。JRAからワイド馬券が発売された時にはポスターのモデルにもなったことがあるんですよ。 今は引退競走馬の余生の支援を行っている「認定NPO法人引退馬協会」のフォスターペアレントという里親システムでフォスターホースとしてたくさんの方たちに支えられ、生まれ故郷の北海道・浦河町にある渡辺牧場で余生を送っています。 3

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