一昔前のCSSと比較すると、ここ数年でCSSはかなり進化しました。calc()で数式が扱えるようになり、変数、条件分岐、ループ、論理演算なども使用できます。CSSでロジックをどう記述するのか、ブログラミング言語的な実装を紹介します。 WritingLogic inCSS by Daniel SchulzTwitterでCSSがプログラミング言語なのかと話題になっていました。その前から本記事の翻訳に取り組んでいたのですが、非常に興味深い記事でした。CSSは宣言型プログラミング言語ですが、JavaScriptのような命令型の要素も増えてきて、一昔前からかなり進化しています。 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめにCSSの制御構造CSSの実装テクニック 終わりに はじめにCSSは、スタイルのシステムに特化

ブラウザがWebページをどのようにレンダリングしているか、図を用いてやさしく解説した記事を紹介します。 レンダリングの仕組みを理解することで、HTMLやCSSやJavaScriptなど実装時にも気をつける点があります。 How the browser renders a web page by James Starkie 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに 1.HTMLの解析(パース)を開始する 2. 外部リソースを取得する 3.CSSを解析し、CSSOMを構築する 4.JavaScriptを実行する 5. DOMとCSSOMをマージしてレンダリングツリーを構築する 6. レイアウトとペイントを計算する はじめに 私の考えとしては、高速で信頼性の高いWebサイトを構築するには、実装中に各ステップを最適

フロントエンド/Node.jsエンジニアの mizchi です。plaid では新しい分析エンジンのフロントエンド側の技術的な仕様を考えたり、それを実装したりしています。趣味として社内の他のプロダクトのパフォーマンスを勝手に測って、貼り付けていくこともあります。 plaid のエンジニア組織には「組」という制度があって、メインとなるプロダクト以外にも、そのテーマで会社横断で活動するグループがあり、最低一つ所属することが奨励されています。例えばセキュリティ組、バグトリアージ組、Tech 勉強会組などがあります。 最近になって パフォーマンス組を新設しました。これは主にフロントエンドのパフォーマンスを調査して、各プロダクトにその改善を促すグループです。 plaid のフロントエンドは PaaS としての外向けのサードパーティスクリプトと、その管理画面があるのですが、サードパーティの方はパフォ

HTMLとCSS、そしてJavaScriptで実装された最近のWebページやスマホアプリで見かけるさまざまなコンポーネントを簡単に利用できるフレームワークを紹介します。 各コンポーネントは単体でもHTMLとCSSのコピペで利用できるので、既存ページや他のフレームワークにも簡単に使うことができて便利です。 CodyHouse Framework 2.0CSSベースの軽量フレームワーク アクセシブルで、Webページやスマホアプリのインターフェースを構築するための8Kb軽量フロントエンドフレームワーク。 さまざまなコンポーネントHTMLとCSS、そしてJavaScriptで実装された、87種類のコンポーネント。 実装もカスタマイズも簡単 コピペで利用でき、既存のCSSルールを上書きする必要はありません。 モバイルファースト すべてのコンポーネントは、モバイルファーストで実装されています。 プ

ウェブのフロントエンドエンジニア開発で人気を集めるモジュールバンドラーのwebpack(ウェブパック)。webpackにはJavaScriptファイルのバンドルだけではなく、スタイルシート(CSSやSass)のバンドルもできます。ICS MEDIAの記事「最新版で学ぶwebpack入門」では、webpackの基本的な使い方を解説しましたが、この記事ではスタイルシートに焦点をあてて解説します。 ※webpackを利用するには事前にNode.jsをインストールしておいてください。この記事では2021年5月現在最新のNode.js v14、npm 7と、webpack 5をもとに解説しています。 この記事で説明していることCSSをバンドルする利点CSSのバンドル方法 Sassのバンドル方法 Sass内の画像もバンドルする方法 容量の閾値で画像のバンドルを制御する方法 PostCSS(Auto

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 可及的速やかにReactが絶滅しますように。 以下はFront-End Developer Handbook 2018の第三部、Front-end Developer Toolsからリンクされているツールと、その簡単な紹介です。 ドキュメントツール 開発者向けドキュメント、APIリファレンス Dash 200以上のAPIリファレンス、100以上のチートシートを一括ダウンロードできる。有料、Mac用。 DevDocs 200以上のライブラリをオンラインで検索できる。無料。 Velocity 中身はDashと同じ。有料、Windows用。

今回はHTMLとCSSだけで要素の「表示」⇔「非表示」を切り替える方法を解説します。JavaScriptやjQueryは使わないので、AMP対応している場合にも利用できます。 この画像のようなイメージですね。隠しておくものは文章でも、画像でも、箇条書きでも何でもOKです。 表示⇔非表示を切り替える仕組み ひとまず、仕組みを解説しておきます。コードは後ほど載せるので、仕組みに興味のない方は読み飛ばして頂ければと思います。 inputタグに連動させて切り替え

良いものを書きたいので指摘などは大歓迎です。 その際はコメントや編集リクエストをいただければ修正します。 大きな変更が加わるときは通知すると思います。 はじめに これまでのフロントエンドの開発には多くの問題や面倒ごとを抱えています。 その解決手段としてよくビルドツールやaltJSといったワードを目にしますが,これらがどういった目的で利用されているのかについて触れながら進めていきます。 主にパッケージ管理やビルドツールを初めて見る人向けになっているので全編通すとそれなりに長いです。 動かすまでが長めになっていますが理解してしまえば本当に必要な手順はさほど多くありません。 実際に開発を始めるために必要な準備はせいぜい1~2つのファイルを記述してコマンドを数回叩く程度なので,過度な抵抗感を持たずに読んでいただけたらなと思います。 登場するツールや技術は多くの問題を解決してくれますが,これらは飽く

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? って海の向こうの人が言ってました。 私はjQueryさえあれば概ね生きていけるので全然知らないけど、 あなたは全部知ってるフロントエンドエンジニアなんだね。すごーい! 以下はFront-End Developer Handbook 2017の第三部、Front-end Developer Toolsからリンクされているツールと、その簡単な紹介です。 ドキュメントツール Dash 150以上のライブラリのAPIリファレンスを検索できる。有料、Mac専用。 DevDocs 200以上のライブラリをオンラインで検索できる。無料。 Veloci

そんな訳で、写真共有SNSの一つであるPinterest(ぴんたれすと)。従来のグリッド式レイアウトのように高さが均一のグリッドが整然と並べられているのと違い、異なる高さのグリッドが画面いっぱいに敷き詰められているレイアウトが特徴的でオサレです。(※こういったレイアウトはピンボード風と呼べば良いのでしょうか…?)PinterestPinterest とはピンボード風の写真共有のソーシャル・ネットワーキング・サービス。特に女性に人気がある。ウェブサイトとアプリはテーマに基づいて写真のコレクションを作ることが出来る。サイトのミッションステートメントは「面白いと感じるものを通じて世界全員をつなぐ」。アメリカ Palo Alto にある Cold Brew Labs によって運営されている。Wikipediaより引用(http://ja.wikipedia.org/wiki/Pinteres
CSSをより柔軟に、わかりやすく、速く、ミスを少なく記述できる 最近、CSSの拡張メタ言語「LESS」が話題になっています。LESSとは、かんたんに言えば、CSSの良いところを活かしつつも 「より柔軟に」 「よりわかりやすく」 「より速く」 「よりミスを少なく」 記述できるという、新しい書き方です。うさんくさいと感じるほどにいいことづくめですね。CSSの拡張メタ言語には、LESSの他にも、Sass、Stylusといったものがありますが、LESSは一番CSSの書式に近く、活用するためのツールがそろっているのが特徴です。 最近LESSについて、はてなブックマークや技術系ブログでもたくさんとりあげられているので、実際に興味を持っている方や試した方もいらっしゃるかもしれません。しかし、まだ入門記事が多く、実際に導入したときのメリットをイメージできないことも多いのではないでしょうか?本連載では、
bodyやページ上の各要素にレスポンシブ用のclassを付与、HTML,CSS,JavaScriptで利用できるブレイクポイントを一元管理、設定したブレイクポイントに応じて最適なサイズの画像を表示・レイアウトの変更など、レスポンシブ対応のWebページを制作する際に役立つスクリプトを紹介します。 Restive.JS Restive.JS -GitHub 表示しているデバイスを自動検出し、bodyや各要素に任意に定義したブレイクポイントごとのclassを付与します。ブレイクポイントはピクセルと解像度、プラットフォームやデバイスの種類や向きの判別にも対応。

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article?HTML5や、次々と台頭するJavaScriptフレームワークにみられるように、現在のフロントエンドは異常なほど動きがあります。 常にキャッチアップしていないと、いつのまにかOLDな技術を使い続けることになります。実際に今回記事にしてみて、ちょっとつらくなりました。。 しかし、フロントエンドエンジニアとしてコードを書いていて(最近は主にJavaScript)、そのおもしろさに日々驚いています。 そこで今回は、ここ数年~2015年のフロントエンド界隈で一度は流行った技術、今後の動向などをまとめました。タイトルにモダンとありますが、その辺は

2月10 レスポンシブでcssとjsのブレイクポイントがズレて困るときの対処 カテゴリ:javascriptiphone/ipadサイト Tweet レスポンシブデザインのサイトを作っていて、 ブレイクポイントの設定はcssのmedia-queryでやることが多いと思う。 でも動的な処理がからむ部分で変更があるときはjsでも切り替えを行う。 window.resize() とかで。 んで、今回、cssとjsで両方で同時に切り替わるようにしていたのだけれど、 どうやらwin端末だと切り替えのタイミングがズレることがわかった。css → 768pxで切り替えたい → @media screen and (max-width: 768px) → ちゃんと768pxで切りかわる js → 768pxで切り替えたい → if($(window).innerWidth() < 768){ → 78

※いずれの言語もマルチプラットフォームであり、Windows,Mac OS Xともにどちらでも利用することができます。 比較対象のサンプル サンプルとしてシンプルなスライドショーのWebコンテンツを用意しています。それぞれの言語でどのように記述して実装するのか、また生成されたJavaScriptがどのようなものであるか確認していきましょう。このサンプルでは言語の特性を紹介するために、実用的な要素として「クラス構造の利用」「既存JSライブラリの利用」「ユーザー操作」を含めています。 デモを開く 「Change Photo」ボタンをクリックすると写真が切り替わります。CSS3の3D TransformsをjQueryを用いて制御します(確認の際には、CSS3の3D Transformsが利用できるブラウザをご利用下さい) 概要TypeScriptはマイクロソフトが開発するオープンソースの言

かつてはJavaScriptを利用していたものの、今ではCSSのみで実装できる10の小技2011年に「少しのコードで実装可能な20のjQuery小技集」という記事で数々の便利な制作技を紹介したのですが、時は流れ、今ではCSSのみで表現できるものが多くなってきました。という事で今回はその記事内で紹介した技を中心に、かつてはJavaScriptを利用していたものの、今ではCSSのみで実装できる小技を紹介します。 少しのコードで実装可能な 20 の jQuery 小技集 目次Div 全体をクリックできるようにするテーブルの偶数・奇数の行の色を変えるフォームにテキストを入れておき、フォーカスで消す(文字色も変更)ラジオボタンとチェックボックスを装飾するスライドパネルアコーディオンツールチップ言語によってスタイルを変更横並びの div の高さ揃えるボックスを上下左右中央に配置するそれでは実際にどんな
jQuery mobile などの大規模なプラグインを導入せずに オリジナルデザインのセレクトボックスを設置するためのjQuery+CSSのソースをご紹介します。 動作サンプルはこちら。 フォーム要素の初期装飾をリセットできるCSS3のappearanceは、IE8以下でつかうことができませんが このやり方なら、外形の装飾はIE6から最新のブラウザまで同じようにデザインを変えられます。 ただ、スマートフォン対応をがメインのため、展開したときのoption部分はデフォルトのままです。 実際のソース 大雑把に解説すると、本物のセレクトボックスは透明にしてクリック判定のためだけに配置しておいて 装飾部分は.innerのdivで代替しています。javascriptでは、セレクトボックスで選択された値(選択された項目の表示文字列)を取得して .innerの要素に表示させています。 <div cla

HTMLファイ部のほんだです。 気づきTips! Σ(・ロ・) カヤックの中でもHTML5のWebフロントエンド実装を担当するエンジニアを集めた部署「HTMLファイ部」では、 制作にあたってはまったことや、気づいたことをメモ的に蓄積・共有しています。 通常は、 1. 制作で何かわからないことがでた ▼ 2.Google等で検索して解決の糸口をさがす ▼ 3. こんな方法があったのか〜 と気づきを得る というフローでスキルアップしていくことがもっぱらだと思うのですが、 学びを増やしていくためには違うアプローチも必要なんじゃないかと思います。 カヤックHTMLファイ部では、 1. みんなで蓄積したTipsをざぁっと読む ▼ 2. こんな方法があったのか〜 と気づきを得る ▼ 3. 制作の際に導入していく というフローを繰り返し実践していくことで、 検索では気づけないことを学び、実装力アップ

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