連載目次 レイアウト用のパネルに続き、今回は、「ユーザー/アプリケーション間の対話を担う要素」、いわゆるコントロールを中心として、WPFのUI要素について説明していく。 ■コントロール コントロールは、ユーザーとの対話を担う要素で、GUIアプリケーション開発の中心的存在といえる。コントロールは、マウスやキーボードなどのユーザー操作を受け取ったり、処理の途中経過や結果を適宜表示したりするために利用する。 ●コントロールの全体像 まず、コントロールや、関連するUI要素のクラス階層を見てみよう。主要なものをFigure 1に示す。 前回説明したとおり、FrameworkElementクラス(System.Windows名前空間)はWPFのほとんどのUI要素の共通基底となる基礎的なクラスで、Panelクラス(System.Windows.Controls名前空間)は子要素と協調してレイアウトを決定

(これは2013-05-13に書いた故OCNブログの記事を加筆修正したものです)Windowsストア アプリ(Windowsランタイム アプリ、WinRTアプリ)や、Outlook.com、OneDrive(旧SkyDrive)などで採用されている、ModernUI(旧称MetroUI)は、他のMS製デスクトップ アプリでもスタイルとして採用されていて、Visual Studio 2012/2013やOffice 2013はかなりすっきりしたデザインになっています。タイルUIとかフラットUIとかいう呼称もあります。Windows 8のデスクトップ用Win32コモン コントロール自体も、XP/Vista/7のグラデーションや半透明効果を多用した比較的リッチで立体的なLuna/Aeroコントロールとは趣を変えて、シンプルな外観のコントロール(内部名はAero2らしい)になってます。実はI

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